藤前干潟
今日の満潮時間 5時24分 潮位251cm、18時41分 潮位263cm
今日の干潮時間12時05分 潮位 5cm
今日は薄曇りで、午後からは少々蒸し暑くなりましたが、稲永公園は野球や陸上競技の練習をする学生さんなどで賑わっていました。
また家族連れの来館も多い一日でした。
今日の水場はキビタキ♀が2回、シジュウカラが3回、他にカワラヒワ、スズメ、キジバト、ハシボソガラスが何度も水浴びに現れました。
大潮の干潟ではササゴイが5羽観察でき、餌場を巡って小さな争いも観察できました。
観察館には、羽がボロボロになったようなミサゴが現れました。
脇斑が見えるから♀の個体で、幼羽から換羽中の若?で初列も尾羽も欠損が激しく惨めな姿のミサゴでしたが、餌取りは上手く一回の飛び込みで魚を捕らえました。
今日観察できた主な野鳥 カワウ573、ササゴイ5、ダイサギ19、コサギ3、アオサギ11、マガモ51、カルガモ79、ホシハジロ7、スズガモ21、ミサゴ5、シロチドリ1、ケリ2、ソリハシシギ9、チュウシャクシギ2、ウミネコ25、コアジサシ1
また、今日は22世紀奈佐の浜プロジェクト「藤前干潟エクスカーション」が開催され、
藤前干潟には愛知県、岐阜県、三重県の伊勢湾流域で活動をする団体などから約200名ほどの参加者が集まりました。
午前中は藤前海岸清掃や南陽工場(名古屋市のごみ焼却場)の見学を行い、藤前干潟の保全の経緯や現状などを知ってもらいました。
藤前海岸清掃の様子↓。5月27日にクリーン大作戦が行われ、大きなごみは大体拾われていたので、今日はごみはあまりなそうに見えたのですが、小さなプラスチックごみが拾っても拾っても出てきました。
参加したみなさん↓。小学生や大学生などの参加も多数ありました。
この後、南陽工場に行き、ごみピット(ごみを貯める場所)(↓)などを見学。みなさん、大量のごみに圧倒されているようでした。
このごみを運ぶクレーン↓。1回で収集車4台分(約9トン)のごみを運ぶことができるそうです。
午後からは一般の参加者は近くの藤前会館に移り、伊勢湾の漂着ごみの最新研究に関するお話や、
庄内川流域などで取り組まれている活動(森の健康診断、ヨシ製品化の取り組み、ヨシ原調査)の報告を聴き、
さらに、参加者同士で交流会を行いました。
子どもたちは、別に「子ども企画」として、藤前海岸でのカニ観察、稲永ビジターセンターと野鳥観察館見学を行い、
藤前干潟の生きもの、自然への興味、関心を深めてもらいました。
藤前海岸にある土盛りではベンカイガニなどの巣穴を探しました↓。
野鳥観察館では、ミサゴ、カワウ、マガモ、ダイサギなどを観察できました↓。
今回の藤前干潟エクスカーションで、伊勢湾流域での各活動や人の交流がさらに深まると良いと思っています。
明日の満潮時間 6時09分 潮位253cm
明日の干潮時間12時51分 潮位 3cm
明後日(26日(月))は休館日です。
明後日の満潮時間 6時54分 潮位249cm
明後日の干潮時間13時36分 潮位 10cm
27日(火)の満潮時間 7時39分 潮位241cm
27日(火)の干潮時間14時19分 潮位 23cm