漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

今年のインフル ペンネアラビアータ

2012-02-18 15:45:04 | 春の野菜料理
ある中国人の漢方の先生にお話を伺いました、今年のインフルエンザの患者数がすごいとのこと。数年前の新型が騒がれた比じゃないとのこと。この原因は放射能による免疫低下が原因では?とおっしゃっていました。

もちろん、今年は寒い。そして乾燥しています。

しかも北半球はどこも。

しかし、北京ではインフルはそんなに流行っていないのだそうです。

もし、本当に日本が放射線によって免疫が落ちて、感染しやすくなっているとするならば、今年は花粉は少ないといわれるけれど、発症する人は多いかもしれないとのことでした。

アレルギーというのは、もっていても症状が出る人と出ない人がいます。私もスギアレルギーを持っています。(10年前は本当に花粉症がひどかった)でも、体質を改善してからは基本的には症状はでません。すごく花粉が多い日にはでることもあります。

西洋的な治療だと抗ヒスタミン剤などでおさえます。これは対処療法になります。

根本的には体の表面を守っている「衛気」が不足している人はアレルギー症状がでます。他の部分に問題がある人もいますが、花粉症のアレルギー症状が出る人はまず「衛気」は不足しています。

この衛気を補う漢方薬が、衛益顆粒。

なんでもそうなのですが、アレルギーになってから、病気になってからの治療よりもなる前に改善したり、調整したほうが早くよくなります。

どのくらい飲めばアレルギーがよくなるのか?
それは、
シーズンだけのアレルギーなら、その季節の症状がでる前二ヶ月と治ってから+一ヶ月。これを3シーズン。

通年のアレルギーの人はマジメに通年3年。

これを目安に続けられてみてください。

漢方の生薬だと多めに黄耆を煎じて毎日のむというのもオススメです。

食事で調えるには、まず和食にして、お米をしっかりいただくこと。お菓子と揚げ物をやめること。よく噛む事。ケミカルな食品添加物をなるべく避けること。消化によい食事を心がけること。
その上で、スーッと透明な鼻水の人は、乾姜やシナモン、胡椒、豆類を
目が痒くなったり、黄色い鼻水の人は、菊花や、薄荷などを。

さてさて、昨日の夕飯です。
びっくりしました。
五時ごろ電話がかかってきて、
「もう家の前だよ」と・・・・。(昔こういう怖い話がありましたね。笑)

え”~~~。まだ何にもしていない!しかも、野菜の煮込みにしようと思っていたので、時間がいる~~~。
ということで、ご飯も仕込んでいなかったので、
パスタに変更してしまいました。

↑の和食にしましょうというせっかくのよい話が、台無し・・・・・。すみません・・・。

というわけで、ペンネのアラビアータ


久しぶりのパスタ。辛いけど、おいしぃぃぃ。
新玉ねぎ1個 気のめぐりをよくします。
近所のお店でつくっているハーブソーセージ
送られてきたトマト 加熱することで温めに
味付けは塩と胡椒(花粉対策)唐辛子

ブロッコリーの網エビまぶし

お腹を元気に。

塩茹でして、網エビをかけるだけ。
十分おいしい。

春の野菜は、体の細胞を目覚めさせているような感覚があります。冬の間しっかり溜め込んだ栄養に振動をあたえて、発芽をうながすかのように。春って何か新しいことを始めたくなるのは、この野菜たちのしわざかなと思うほど♪

四月から勉強しはじめたいことが2つ。いや、三つ。さて、実現できるかな~♪