昨日原発を国民投票で決めようの署名数が必要数を上回ったと書かせていただいたのですが、実際は無効票などがあるために、30万人分が必要とのことです。ご指摘いただいたtateさん、ありがとうございます!!というわけで、「署名まだなのよ」という方はぜひお力添え、宜しくお願いします♪
これから署名できる日程、場所です♪http://kokumintohyo.com/branch/archives/91
さて、今日は田中優さんのメルマガがすごい内容でしたので、もしこれから家を建てる方がいらしたら、ぜひご参考までに♪
□◆ 田中 優 より ◇■□■□
『 冬も電力不足になる理由 』
ぼくの講演を聞いたことがある人は、ぼくが「ピークは夏場、平日日中、午後1時から3時にかけて、気温が32.3℃を超えたときしか出ない」と言っているのを覚えているかもしれない。だけどメディアでは、冬だってのになぜか電力不足が言われる。 「なんでなの?」と思う人もいるだろう。その理由を書こうと思う。
◆ 揚水発電の問題
もちろん電力会社が作っている部分もある。電気は貯められないから、その時期に発電所を定期点検すれば当然足りなくなるからだ。
もうひとつ、原発が止まっていると、揚水発電も使う気にならなくなるのだ。これまで電力会社は、「原発と揚水発電とは関係ありません。トータルの電気需要で判断しているからです」なんて言ってきたけど、実際には大アリだ。揚水発電はバッテリーの役目でしかない。余った電気があるから貯めておいて昼間に使おうとするのだ。
しかし現時点では原発が止まっているから夜の電気が余らない。原発は爆発の危険性があるから、下手に出力を上下させられない。だから昼でも夜でもフル出力で発電する。そのせいで消費の少ない夜には電気が余る。その電気を利用するのが揚水発電なのだ。
ところが、原発が止まると残りは火力発電が主力になる。原発とは逆に、火力発電は出力を調整できる。余らせるほど発電する必要がない。したがって揚水発電の出番はないのだ。
揚水発電は上下に二つのダムを作り、余った電気で水を上に揚げ、昼間必要になったら下に落として発電する仕組みだ。下のダムの水を上に揚げるときに使う電気が10、しかし落として発電する電気は7。つまり3割ずつ電気を無駄にする施設なのだ。これは「発」電所ではない。「捨て」電所なのだ。
さて原発事故で経営が厳しくなっている電力会社が、深夜にわざわざ余分な火力発電をしてまで揚水発電を使うだろうか。だから電気が余計に足りなくなるのだ。
◆ オール電化推進が悪い
冬に消費のピークが出るようになったのは、オール電化を推進した時期と重なる。
オール電化に問題があるのだ。電力会社は発電所や送電線を作ると、それに3%の「適正報酬率」という利益を加えてみんなの電気料金から取ることができる。だからいつも発電所と送電線を作りたがるわけだが、しかしそれには電気消費が増えていることが前提になる。
ところが困った事態が起きている。これまで人口増加と比例して電気消費が増えてきたのだが、その肝心の人口が減り始めた。
それでも何とかして発電所を作り続けたい電力会社があみ出したウルトラCが「オール電化」だった。それまで灯油やガスが支えていた暖房需要を、電気が取ってしまえというものなのだ。
そこで大キャンペーンが行われ、「環境にいい」「安い」「安全だ」とPRされた。関西電力では工務店に優遇すると同時に、ガス導入にいやがらせをした。そのために公正取引委員会からイエローカードを受けている。公的企業が公取委から警告されるなんて前代未聞だ。しかし九州電力では、金額まで入れて「すんごくトクする」とPRした。なんと公取委は九州電力にレッドカード、排除命令を出している。しかもこのPR費用は、みなさんの電力料金になる総括原価に入って、料金から奪われるのだ。
しかも調査結果では、オール電化導入家庭はほとんど二酸化炭素の排出量が増えている。環境に悪いのだ。しかもトクにもなっていない。深夜の安い電気でエコキュートでお湯を沸かし、昼間使うから安いと言うが、東京電力の深夜電力の値段は、この5年間で5割も値上がりしているのだ。
そもそもエコキュート100万円、IHの調理器とナベカマで20万円ほどかかる。耐用年数10年でも、毎年12万、月1万円以上安くならないと帳尻が合わないのだ。さらにそこから出る電磁波の悪影響の問題もある。
しかし地域では、大手ゼネコンの進出に青息吐息だった工務店にはありがたかった。だから太陽光発電を入れるとなると、必ずセットのようにオール電化を進めたのだ。
これが電気消費と二酸化炭素と電気料金負担を増やした。オランダも、かつて一時的に電気暖房を進めたことがあった。しかし間違いだったと方針を訂正している。 日本がダメなのは、方針を変えられない点だ。
◆ 厳冬が電気消費を数倍増やした
エアコンやエコキュートの省エネの売りは、ヒートポンプ機能だ。
1の電気で3~5倍も外の熱を集めてくる機能だ。ヒートポンプは文字通り、「熱の井戸」なのだ。エアコンではこのカタログデータが過大で、実際には使われない「爆風モード」のときしか稼げないことがばれて、問題になった。
エコキュートも実際にはそんなに集められず、実際には電気の熱量の2倍程度だ。ちなみに同じ二酸化炭素の排出量なら、ガスのほうが3倍熱量が大きいから、この時点で電気の負けなのだが。
しかしこのヒートポンプ機能には弱点がある。氷点下5℃を下回ると、極端に効率が下がるのだ。その理由は室外機に霜がついてしまって、外気を集められなくなるためだ。そのために寒冷地仕様というものもある。しかしそれは霜をヒーターで溶かすだけなので、そのヒーターがものすごく電気を食ってしまう。
一方寒冷地仕様でないものは、ついに電気ストーブと同じ効率になる。あの数百ワットから一キロワットも消費して、ほんの一部しか温められないものと同じになる。それで家を温めたらどうなるか。もちろんむちゃくちゃ電気を食う。
しかもエコキュートは深夜の電気を使うのだから、最も気温が下がった深夜に熱を集めることになる。これもまた効率を下げていく。このオール電化の推進が、厳冬と相乗効果で電気をひっ迫させているのだ。
中略
◆ オール電化の禁止を
もうひとつのオール電化のメリットは、高齢世帯でも火事を起こしにくいという点だ。しかしオール電化でも火災は起きているので同様に注意が必要だ。それでもメリットを認めたとしよう。
しかしオール電化の電磁波(特にIH調理器が大きい)は、特に今後子どもをつくる予定のある人は避けるべきだ。それでも高齢者世帯では、さほど問題ではないかもしれない。高齢者世帯を例外にしていいかもしれない。しかしそれ以外の世帯では、原則禁止すべきだと思う。
オール電化のせいで、2011年の夏の東京電力の電気消費が200万キロワット分も増えていたそうだ。 つまり計画停電はオール電化がなければ必要なかった。しかも環境に悪く、経済的にもトクにならず、人体への悪影響も心配しなければなら
ない。こんなものを進めなければ、原発など必要なくなるのだ。原発とオール電化のセットなら、どっちもやめるのが一番いいだろう。
こうして冬のピークは伸びている。特に北陸では、新築住宅の半数以上がオール電化にしているという。そしてメディアもこぞってPRに協力してきた。こんなことのせいで滅びるのはまっぴらごめんだ。
実は、こんなことのせいで、冬のピークが伸びるのだ。
■□ 発行者、講演・取材の窓口 ■□
合同会社OFFICE YU
【MAIL】 officeyu2011@ybb.ne.jp 担当 渡辺(TEL 090-1544-0085 )
◆◇このメルマガは転送転載歓迎です。
◎田中優の“持続する志”
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⇒ http://archive.mag2.com/0000251633/index.html
さて、昨日の夕飯は、おからをもらったので、
まず乾煎りして、サラサラにして、それから、人参卯の花を作りました。
みそ汁鍋にて
味付けは、前日の大根と麩を煮た煮汁だけで!
卒倒するくらい、おいしく炊けました。笑
本当にこの鍋は賢い!
それから、
先日、近所のとんかつやさんで、里芋のマッシュにチーズが混ざってボール型に揚げてあるものをいただいたのですが、すっごくおいしかったので、それをアレンジして、
里芋とチーズのきつねコロッケにしてみました
オーブンで焼きます。
がっついてしまって、中身の写真が、ピントがあっていなかった・・・
チーズはドイツ産のモッツァレラを使っています
小さい油揚げがおすすめです。お醤油にちょっとつけながら、いただきます。
「きゃ~~~おいしい~~~ね!!」と横を向いたら
「う、うん」と答える妖精。
彼にはちょっと濃厚すぎたようです。
いや、でも本当に里芋とチーズって合うんですよ~~!
他にしろな(白菜)のみそ汁。これまた、卯の花を作った鍋を洗わずに、続けて作ります
かまどごはん、
納豆卵でした。
里芋は解毒や腫瘍を消す働きがありますし、お腹を調える働きがあります。ちょっと食べすぎちゃったけれど、翌朝、なんともないことに、さすが~~と里芋パワーをみせられました!
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『 冬も電力不足になる理由 』
ぼくの講演を聞いたことがある人は、ぼくが「ピークは夏場、平日日中、午後1時から3時にかけて、気温が32.3℃を超えたときしか出ない」と言っているのを覚えているかもしれない。だけどメディアでは、冬だってのになぜか電力不足が言われる。 「なんでなの?」と思う人もいるだろう。その理由を書こうと思う。
◆ 揚水発電の問題
もちろん電力会社が作っている部分もある。電気は貯められないから、その時期に発電所を定期点検すれば当然足りなくなるからだ。
もうひとつ、原発が止まっていると、揚水発電も使う気にならなくなるのだ。これまで電力会社は、「原発と揚水発電とは関係ありません。トータルの電気需要で判断しているからです」なんて言ってきたけど、実際には大アリだ。揚水発電はバッテリーの役目でしかない。余った電気があるから貯めておいて昼間に使おうとするのだ。
しかし現時点では原発が止まっているから夜の電気が余らない。原発は爆発の危険性があるから、下手に出力を上下させられない。だから昼でも夜でもフル出力で発電する。そのせいで消費の少ない夜には電気が余る。その電気を利用するのが揚水発電なのだ。
ところが、原発が止まると残りは火力発電が主力になる。原発とは逆に、火力発電は出力を調整できる。余らせるほど発電する必要がない。したがって揚水発電の出番はないのだ。
揚水発電は上下に二つのダムを作り、余った電気で水を上に揚げ、昼間必要になったら下に落として発電する仕組みだ。下のダムの水を上に揚げるときに使う電気が10、しかし落として発電する電気は7。つまり3割ずつ電気を無駄にする施設なのだ。これは「発」電所ではない。「捨て」電所なのだ。
さて原発事故で経営が厳しくなっている電力会社が、深夜にわざわざ余分な火力発電をしてまで揚水発電を使うだろうか。だから電気が余計に足りなくなるのだ。
◆ オール電化推進が悪い
冬に消費のピークが出るようになったのは、オール電化を推進した時期と重なる。
オール電化に問題があるのだ。電力会社は発電所や送電線を作ると、それに3%の「適正報酬率」という利益を加えてみんなの電気料金から取ることができる。だからいつも発電所と送電線を作りたがるわけだが、しかしそれには電気消費が増えていることが前提になる。
ところが困った事態が起きている。これまで人口増加と比例して電気消費が増えてきたのだが、その肝心の人口が減り始めた。
それでも何とかして発電所を作り続けたい電力会社があみ出したウルトラCが「オール電化」だった。それまで灯油やガスが支えていた暖房需要を、電気が取ってしまえというものなのだ。
そこで大キャンペーンが行われ、「環境にいい」「安い」「安全だ」とPRされた。関西電力では工務店に優遇すると同時に、ガス導入にいやがらせをした。そのために公正取引委員会からイエローカードを受けている。公的企業が公取委から警告されるなんて前代未聞だ。しかし九州電力では、金額まで入れて「すんごくトクする」とPRした。なんと公取委は九州電力にレッドカード、排除命令を出している。しかもこのPR費用は、みなさんの電力料金になる総括原価に入って、料金から奪われるのだ。
しかも調査結果では、オール電化導入家庭はほとんど二酸化炭素の排出量が増えている。環境に悪いのだ。しかもトクにもなっていない。深夜の安い電気でエコキュートでお湯を沸かし、昼間使うから安いと言うが、東京電力の深夜電力の値段は、この5年間で5割も値上がりしているのだ。
そもそもエコキュート100万円、IHの調理器とナベカマで20万円ほどかかる。耐用年数10年でも、毎年12万、月1万円以上安くならないと帳尻が合わないのだ。さらにそこから出る電磁波の悪影響の問題もある。
しかし地域では、大手ゼネコンの進出に青息吐息だった工務店にはありがたかった。だから太陽光発電を入れるとなると、必ずセットのようにオール電化を進めたのだ。
これが電気消費と二酸化炭素と電気料金負担を増やした。オランダも、かつて一時的に電気暖房を進めたことがあった。しかし間違いだったと方針を訂正している。 日本がダメなのは、方針を変えられない点だ。
◆ 厳冬が電気消費を数倍増やした
エアコンやエコキュートの省エネの売りは、ヒートポンプ機能だ。
1の電気で3~5倍も外の熱を集めてくる機能だ。ヒートポンプは文字通り、「熱の井戸」なのだ。エアコンではこのカタログデータが過大で、実際には使われない「爆風モード」のときしか稼げないことがばれて、問題になった。
エコキュートも実際にはそんなに集められず、実際には電気の熱量の2倍程度だ。ちなみに同じ二酸化炭素の排出量なら、ガスのほうが3倍熱量が大きいから、この時点で電気の負けなのだが。
しかしこのヒートポンプ機能には弱点がある。氷点下5℃を下回ると、極端に効率が下がるのだ。その理由は室外機に霜がついてしまって、外気を集められなくなるためだ。そのために寒冷地仕様というものもある。しかしそれは霜をヒーターで溶かすだけなので、そのヒーターがものすごく電気を食ってしまう。
一方寒冷地仕様でないものは、ついに電気ストーブと同じ効率になる。あの数百ワットから一キロワットも消費して、ほんの一部しか温められないものと同じになる。それで家を温めたらどうなるか。もちろんむちゃくちゃ電気を食う。
しかもエコキュートは深夜の電気を使うのだから、最も気温が下がった深夜に熱を集めることになる。これもまた効率を下げていく。このオール電化の推進が、厳冬と相乗効果で電気をひっ迫させているのだ。
中略
◆ オール電化の禁止を
もうひとつのオール電化のメリットは、高齢世帯でも火事を起こしにくいという点だ。しかしオール電化でも火災は起きているので同様に注意が必要だ。それでもメリットを認めたとしよう。
しかしオール電化の電磁波(特にIH調理器が大きい)は、特に今後子どもをつくる予定のある人は避けるべきだ。それでも高齢者世帯では、さほど問題ではないかもしれない。高齢者世帯を例外にしていいかもしれない。しかしそれ以外の世帯では、原則禁止すべきだと思う。
オール電化のせいで、2011年の夏の東京電力の電気消費が200万キロワット分も増えていたそうだ。 つまり計画停電はオール電化がなければ必要なかった。しかも環境に悪く、経済的にもトクにならず、人体への悪影響も心配しなければなら
ない。こんなものを進めなければ、原発など必要なくなるのだ。原発とオール電化のセットなら、どっちもやめるのが一番いいだろう。
こうして冬のピークは伸びている。特に北陸では、新築住宅の半数以上がオール電化にしているという。そしてメディアもこぞってPRに協力してきた。こんなことのせいで滅びるのはまっぴらごめんだ。
実は、こんなことのせいで、冬のピークが伸びるのだ。
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さて、昨日の夕飯は、おからをもらったので、
まず乾煎りして、サラサラにして、それから、人参卯の花を作りました。
みそ汁鍋にて
味付けは、前日の大根と麩を煮た煮汁だけで!
卒倒するくらい、おいしく炊けました。笑
本当にこの鍋は賢い!
それから、
先日、近所のとんかつやさんで、里芋のマッシュにチーズが混ざってボール型に揚げてあるものをいただいたのですが、すっごくおいしかったので、それをアレンジして、
里芋とチーズのきつねコロッケにしてみました
オーブンで焼きます。
がっついてしまって、中身の写真が、ピントがあっていなかった・・・
チーズはドイツ産のモッツァレラを使っています
小さい油揚げがおすすめです。お醤油にちょっとつけながら、いただきます。
「きゃ~~~おいしい~~~ね!!」と横を向いたら
「う、うん」と答える妖精。
彼にはちょっと濃厚すぎたようです。
いや、でも本当に里芋とチーズって合うんですよ~~!
他にしろな(白菜)のみそ汁。これまた、卯の花を作った鍋を洗わずに、続けて作ります
かまどごはん、
納豆卵でした。
里芋は解毒や腫瘍を消す働きがありますし、お腹を調える働きがあります。ちょっと食べすぎちゃったけれど、翌朝、なんともないことに、さすが~~と里芋パワーをみせられました!