Reflections

時のかけらたち

私の宝物 ・・・ my treasure

2014-07-29 23:51:52 | books
7月3日にメモってそのままにしていたけれどこれから読みなおしたり
読む本のためにブログにそのままあげてみることにしました。
未完成支離滅裂メモ。




辻邦生の「海辺の墓地から」を
探していて、いろいろな本を見て
大切な本たちを思い出しました。
今パラってめくってみても今でも
全く色あせていない文章でした。
今まで忙しくて読書もほとんどしていなかったので
これから読み直しや、読めなかった本を
読めたらと思っています。


学生時代に読んだ本たち

ジャン・アヌイ アンチゴーヌ
シモーヌ・ヴェイユ、神谷美恵子、M.ブーバー、森 有正 などを
読んでいた大人になりかけの頃・・・
中でも神谷美恵子の「生きがいについて」と「人間をみつめて」、
ブーバーの「孤独と愛」(「我と汝」ではなかったのね)を
読んで生きることについてなにかつかめたと思った。



辻邦生 海辺の墓地から
高田博厚 フランスから
D.H.ロレンス エトルリアの遺跡

メアリ・ラヴィン 砂の城


サンテクジュペリ 人間の土地
 私の大好きな本ベスト5には入る本



エミリ・デッキンソン
ワーズワース,アポリネール などの詩集
C.S.ルイス 4つの愛 Four Loves
 

ウォルト・ホイットマン 草の葉 ・・1年かけて文献も集めて、最後は八王子セミナーハウス、夏は軽井沢で
ホイットマンを読んで卒論にしました。

H.D.ソロー ウォールデン ・・読みやすい日本語訳が出てとても新鮮でした。何か私のバイブル的な書。

ジョン・アップダイク・・短編の言葉遣いにセンスの良さを感じました。

J.D.サリンジャー・・・「ライ麦畑で捕まえて」はベストセラーでしたが、私は「フラニーとゾーイ」が好きでした。

S.フィッツジェラルド 村上春樹の訳でマイ ロスト シティ 村上春樹の本はあんなに評判になっているのに翻訳しか読んだことが
ない私。でも素晴らしい日本語訳でした。


センス・オブ・ワンダー
 レーチェル・カーソン

シェイクスピア 
真夏の夜の夢
 イギリスのロイヤル・シェークスピア・カンパニー、ピーター・ブルックの演出で斬新な真夏の夜の夢
を日本語で読んでから、舞台を見に行きました。学生時代だったと思うけど。
不思議なことにほとんど全部ヒアリングできました。
見終わってから英語で読みました。たしかこんなだった思う。

テンペスト
 遺作で最後のセリフがかっこよくて大好き。主人とテアトル銀座のあったところの
劇場にやはりピーター・ブルック演出で見に行ったことがありました。


ベニスの商人
 子供のころはばかばかしい話と思っていましたが、宝石のように素晴らしい言葉が
ちりばめられています。

ドストエフスキー
カラマーゾフの兄弟
 高校の頃いっきに読んだのが中央公論社からでていた世界の文学の
カラマーゾフの兄弟でした。
他にこの頃いっき読みしたのはエミリー・ブロンテの「嵐が丘」


リルケ
マルテの手記
 フランスにあこがれてその空気の中、私も漂った学生時代。
森有正や辻邦生の影響も強かったかも。

トーマス・マン
ベニスに死す
ヴィスコンティの映画が先だったか、本が先だったか覚えていない。





中学時代
ヘルマン・ヘッセ
アンドレ・ジイド

他夢中になったのは世界史の本。
小学生のころは偕成社から出していた地球の歴史とか
もっと古い時代が興味の的でした。
小学校6年の時に時間と空間の永遠とは何かみたいな
こと考えていました。

芥川
漱石
太宰など

万葉集
徒然草
枕草子

大学受験の時に勝手に受験勉強と称して枕草子1冊と熊のぷーさんをペンギンブックスで
買って読んでいました。
日本の詩歌が大好きになったのは高校時代の国語教師安西先生によるものです。
一人、1件の発表は楽しかった。


須賀敦子 ミラノ・霧の風景、時のかけらたち

一茎有情 ・・宇佐見英治・志村ふくみ対談集
       職場の先輩のお父様でサンテクジュペリの翻訳などもされている
       宇佐見英治と作品が気に入っている染色織作家の志村ふくみの対談。

スザンナ・タマーロ 新たな一歩を踏み出すために

藤原章生 絵葉書にされた少年 ・・・図書館から借りて読みましたが、目からうろこのような本でした。
                  この本は私の本棚にはなかった。 
 他に図書館から借りてとてもよかったのは
  失聴 豊かな世界の発見  ハンナ・メーカ
  ポール・ケリンガーの「鳥の渡りを調べてみたら」は最後まで読めなかった。                               


                                                                                                                                                                                                           
ホセ・カレーラス自伝
井上靖 化石
アンリ・カルティエ・ブレッソン
こころの眼

海からの贈り物 リンドバーグ




歎異抄
 高校時代聖書研究会で「出家とその弟子」を読んだりしたけど
歎異抄もそのころかな。その後の交換ノートで「星の王子さま」が
出てきました。今ほどポピュラーではない時代です。
英語の副読本で出てきました。大学ではフランス語で星の王子さまを
授業で読みました。

パスカル パンセ
授業ではデカルトの方法序説をやりましたが
自分ではパンセを後から読みました。

カリール・ジブラーン詩集(神谷美恵子訳)

かくれ里 白洲正子
 就職して2年で辞めることになり、記念品として白洲正子のかくれ里を買いました。
その後の奈良旅行で、和辻哲郎や東山魁夷の「唐招提寺への道」、矢内原伊作の「古寺思索の旅」
とともに旅行に行く前のテキストとなりました。私の初めての一人旅は奈良でした。航空地図を片手に
飛鳥もまわりました。


そうそう宝物はあとは集めた絵本たち。



単なるメモ
読みたくて読めなかった本
プルースト  失われた時を求めて
フランクル 夜と霧
ロマン・ローラン 魅せられたる魂。
三島 近代能楽集
スザンナ・タマーロ こころのおもむくままに

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2 コメント

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Unknown (momiji)
2014-07-30 23:04:48
ものを思い始めた頃からの読書史はその人そのものなんでしょうね。私は書名と著者名は何とかわかるくらいで何分の一も読んでないです。
でも読んだ本を再読するのも、読みそびれた本を改めて読むのも、これからの楽しみですよね。
若いときにむさぼり読んだあのスピードと体力はもうないけれど、今の方が著者に寄り添った読み方ができるかな。
読書 (カンカン)
2014-07-31 20:14:44
ひどい単なる羅列ですね。
ここ10年くらいはほとんど本を読んでいないと思います。
これから時間を作ってまたその世界に行ってみたいですね。素敵なイマジネーションの世界です。
読書会なんかもいいかと思います。

単に結婚して持ってきて本棚に入れている本や
実家を整理するときに持ってきた本を見て
書き出したのですが、図書館から借りた本のことまで
書いてしまいました。
子供の頃の今は持っていない岩波少年文庫も懐かしいですね。
うちの子も小さいころ若草物語とか読むかと思ったら
今の子は全然・・ それでジブリなんかも出てくるのかと
思いました。他の方法でもその世界を教えてあげたいじゃない。

momijiさんもご主人を看病しているとき、ジェーン・オースティン
の作品を読破したと聞きました。それだけご主人の傍にいてあげたのですね。

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