Reflections

時のかけらたち

自然の中の美術館でコーネル展を見る ・・・ J. Cornell's world

2010-05-23 23:55:38 | a day in the life
今は小満ですが、風薫る5月3日に佐倉まで足を延ばして見たかったコーネル展を見に行きました。
そのほか魅力的な現代絵画やレンブラントまであるすてきな美術館です。
周りの自然散策路も楽しめて、ちょうどツツジのところも普段入れないのですが
回ることもできました。そこにはオフィスがあるからです。
ポーラやブリジストン、出光、サントリーなど企業も美術館を持っていますが、嬉しい限りです。
ここはDIC(大日本インキ)がやっている川村記念美術館です。

小満
5/21は二十四節気のひとつ「小満」。暦の上では夏の気が満ち始め、
山野の草木が実を付け始める時期とされる。

小満とは秋に蒔〔ま〕いた麦などの穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)すると言う意味です。
田畑を耕して生活の糧〔かて〕を稼いでいた時代には、農作物の収穫の有無は人の生死にかかわる問題でした。
そのため、麦などに穂がつくと「今のところは順調だ、よかった」と満足したことから小満と言う名前が付いたようです。






ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて


コーネルの宇宙

美術館の中は窓から素敵な景色も見えたのですが、完璧 No photo 状態でしたので
まったく写真を撮ることもできませんでした。

成田の少し手前の佐倉まで小さな旅行気分です。連休中唯一のちょっと遠出でした。
佐倉からシャトルバスに乗ること約30分で美術館の入り口に着きました。
































これはハウルの動く城のモデルじゃないかと思ったくらい・・





まるでお城のような美術館です。














美術館の中は現代絵画が多いけれど、レンブラントや藤田のコレクションもあり
ゆっくり観ることができます。

今回の特別展はもともと持っているコーネルの箱に高橋睦郎さんが詩を添えて
作品と詩が響きあうなんともすてきな展覧会です。
宇宙のような暗いブースの中に1つずつ詩と作品が展示され
静かに見ることができました。




白鳥は今まで見たこともないような優雅な白鳥で
バレリーナが頭につける白鳥の羽根のように膨らんでいます。












眺めのいいレストラン・・
朝一で来たのに、レストランは40分くらい待ち。























































対岸のツツジベルトまで行ってみることにした。












                            May 3  Kawamura Memorial Museum of Art


今日(5/23)は根津のギャラリーで人形展を見ながら、大満足の一日でした。
T高校の同窓生の彼女はスゥエーデンに留学中、私の織の先生に出会っていたようで
驚きました。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする