5月27日の伊勢路歩き、初日の続きです。
紀伊長島で迷っていたところ、地元の人に助けてもらって、始神峠入り口までやって来ることが
できました。
やっとお昼のお弁当も食べることができます。雨も止んで青空も出てきました。
13:30を過ぎていました。
前夜に作ってつめたお弁当です。
今回はおにぎりにして、茅乃舎の出汁をたくさん入れたメンチカツとオムレツとか
何を作ったかもう忘れてしまいました。
やっとたどり着いた熊野古道伊勢路。
予定外の場所でしたが峠まで登ってみることにしました。
こんなところにまでカニがいました。
沢があるからなのですね。
伊勢路は江戸時代に庶民が熊野詣をするようになった時にできた道です。江戸時代というのは戦乱が多かった日本の歴史の中で
やっと安定した時代だったのですね。庶民が楽しめるようになりました。
熊野古道中辺路とかはそれ以前に天皇とか身分の高い人たちがお参りした特別の道でした。
上の方は水が流れ落ちるような小石の道を登り、滑るので泣きそうでしたが、何とか峠まで行くことができました。
下の発電所が見えます。
また来た道を下るのは嫌だとゴネましたが、江戸道を先に進むとどんどん宿から離れて行ってしまうので
ここは戻るしかありません。登る時でも滑って恐かったのに下りなんて・・
なんとか元のさくら広場に降りてきました。
気持ちのいい海岸沿いを歩いて、三野瀬の宿「美鈴」に向かいました。
宿で着いたらすぐお茶を出してもらいました。
家族でやっている小さな宿です。
紀伊長島で迷った話をしたら、私でも花火の時行って方向感覚がおかしくなったことがあると
若女将が話してくれました。
食事が楽しみな宿でした。地元の新鮮な食材で作ってくれる珍しい品々。
葉っぱコレクションの友人はみんな集めて持って帰っていました。
やっぱり日本酒でしょ。おいしい料理には美味しいお酒を。友人は飲酒をしなくなったので私だけで
美味しいお酒を楽しみました。お酒に合う自家製のカラスミもたくさんいただいてしまいました。
このお料理は星岡の名物料理の鶏饅頭に近いものでした。手の込んだ料理です。
南紀は柑橘類もとてもおいしくて。
もう一品しゃぶしゃぶがあったのですが、お腹がいっぱいになったので翌朝いただくことにしました。
お魚尽くしでとてもおいしい夕食でした。
料理・ホスピタリティ・数寄屋つくりの部屋 すべてが最高の小さな宿でした。
ご家族でやっている宿は民宿の分類になっていました。
食後はお風呂に入ってから、カウンターのあるロビーで翌日のルートの相談。雨が降り、一番行きたかった馬越峠は危険なので
あきらめて、徐福の宮がある波田須の道を行くことに変更。翌朝、三野瀬の駅まで宿の方に送っていただくことになりました。
May 27 2024 Minose
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