6月26日
ブログは時間をどんどん遡っています。
2日後に私の亡き織の先生にお花を届けるため、緊急で連絡してその日のうちにブーケを届けていただくという
すご技の日でした。大倉山のコンサートと大倉山に住んでいたS先生のお宅を訪ねようと決めたのもその日。
28日のスケジュールがやっとフィクスされました。その土曜日は午前中イタリア語、午後はイタリアの仲間と
何年も前から行きたかったマルケ料理を食べに赤坂に行くことになっていて、夜の山畑晴子先生のデュパルクの
コンサートは疲れて無理かと思っていたのに、行けそうな気がして急遽それにプラスして大倉山の先生をお参り
して帰りたくなりました。
亡くなられた後比較的すぐに電話をいただいてお宅に訪問するはずでしたが、確か主人が亡くなったばかりの
頃だったので失礼して、その後いつか行きたいと思っていたところでした。
お電話をしたら、明るい声でお嫁さんのMさんが寄ってねと言ってくれました。
そこでブリザーブドフラワーを作るKさんにラインで事情を説明したところ、ちょうど手持ちでいいのがあると
写真を送ってもらって決めたもの。そしてなんとその日のうちに新宿を通る用があるからと持ってきて
くださったのでした。彼女は翌日から旅行で、私はたまたま一日あいていた日でした。
Kさんはブリザーブドフラワーの先生をしていらして、私の主人が亡くなった時に職場の元先輩が送ってくださり
なんてすてきな花なのでしょうと思ったその花をアレンジしてくれた人でした。
その後2023年に私の親しい幼馴染実の友人を立て続けに失い、その時にお送りしようと紹介していただきました。
その時も新宿に取りに行きました。
先日お会いした時に、一度Yさんの声楽の発表会の時にお会いしていたのですが、私が杖をついていなくて元気そうで
良かったと言われました。自分でもすっかり忘れているのですが、長いこと心配で杖を持って歩いていました。
走ることもできなかったし、機敏な行動も無理でした。そのためにそのことをあらわすためにも杖を持っていました。
思えば2022年のはじめての熊野古道ウォーキングの後、翌月だったか娘とも奈良の山の辺の道や京都を歩き回り、
とうとう膝をおかしくして、歩けなくなりました。それから整形外科に長いこと通っていました。正座もできず
足を投げ出してお茶の稽古をしたこともありました。そんな時もあったのだといろいろ思い出しました。翌年には
緩やかな坂の雪の熊野古道をリハビリに歩きに行きました。自分でもいじましいほどの努力でした。歩きたくて
しかたがなかった頃です。今も衰えていくからだと反対に歩き続けていたいと願うばかりです。歩けなくなったらという
恐怖心が強くなって。
Kさんから何と主人にお花のプレゼントをいただいてしまいました。
私のブログを見て、10年以上たつお花があまりきれいでないので作ってくださったのです。
私はなんとお礼をしたらいいのか今でもわかりません。ボビンレースでもうまく作れるようになったら
差し上げたいのですが、まだその途中です。
こんなにかわいい黄色のお花。黄色は主人のイメージに合っていると思いました。
今までのお花は玄関に持って行きました。
古くなっても素敵です。カラーの花びらも取れたりいろいろ変化しています。
生の花なら吉祥寺の「4ひきのねこ」か東京タワー近くの「恵泉園芸センター」
ニコライ・バーグマンの花のボックスも素敵だけど、いつまでも飾れるこのブリザーブドフラワーは
特に暑い時期とかお花が持たない時には最適です。
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