Reflections

時のかけらたち

黒沼ユリ子 ・・・ Yuriko Kuronuma

2017-10-08 07:20:42 | people


心の時代のインタヴューの途中で久しぶりに見ました。
心の時代選と言うアンコール番組で終わる前の10分くらいでしたが
すべての言葉が納得です。

楽器も使わないと音が出なくなる。
パガニーニコンクールでの優勝者にパガニーニのヴァイオリンを
弾かせてあげるということを止めるようになった。
博物館に飾っておいては音が出ないので。
楽器も成長する。彼女のヴァイオリンの音が
変わって行った。楽器の隅々まで響くように。

陸前高田の一本松で作ったヴァイオリンを弾くと、亡くなった方、大切な方を
亡くした方の悲しみが伝わってきてショスタコーヴィッチの前奏曲が鎮魂歌のようになり
テンポもゆっくりとなると話されていました。

音楽は言葉以前、感情をそのまま伝えるもの。だからuniversal。
たくさんの人生経験が現れる。
たくさんの嵐をこえて、港に静かに入っていく...今はそんな心境と。


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こころの時代~宗教・人生 選~ アンコール「共にわかちあう日々を」

2017年 10月8日 5:00-6:00

日本、チェコスロバキア、メキシコ、3つの国に暮らし、世界40カ国で演奏活動を続けてきたバイオリニストの黒沼ユリ子さん。
人々と人生をわかちあい深まった音楽とは。.

番組内容

黒沼さんが初めてバイオリンを手にしたのは、敗戦まもない8歳の時。空腹の夜、讃美歌を歌い、レコードを聴いた家族団らんが
音楽への道を開く。18歳で「鉄のカーテン」の向こう、チェコスロバキアに留学。メキシコ人の文化人類学者と結婚し、先住民が
暮らす山間の町にも暮らした。場所や歴史は違っても、音楽を愛し、音楽に生かされる人々との出会いが黒沼さんの音楽を豊かにしてきた。

初回放送:2016年9月11日


出演者
ヴァイオリニスト…黒沼ユリ子,
きき手 山田誠浩

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黒沼ユリ子さんは確か岩波新書でメキシコのことを書いていて、昔読んだことがあります。
音楽も人間性も豊かな方です。



早起きは三文の徳と言うけれど、めったに見ない時事放談で
タイムリーに石破・前原対談をやっていました。一部とはいえ本人からの
生の声が聞けるのはいいですね。好きな番組ですが起きていないこともあり
なかなか見れません。

最近は2時過ぎに寝ることも多くて、音楽も聞かずに眠ってしまうこともありましたが
また、聞くようになって、モーツァルトのクラリネット協奏曲が子守唄です。

昨日は食後片付けをした後眠くなって横になっていたのですが、
友人からの電話で目が覚め、珍しく寝つきが悪くて、早起きもしました。
きっと私にしては充分睡眠を取っていたのでしょうね。


今日はこれから私のカメラの最後のお仕事で、鎌倉にブーツの修理を持って行って
何処か散歩してこようかと思っています。
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