Reflections

時のかけらたち

映画と共に思い出すクラシック音楽 ・・・ remembering classical music used in movies

2020-08-22 23:57:07 | music
昨日の夜、娘が動物の番組を見ていて、ペットとして飼われていた猫の話で、こらえきれずに
泣けてきました。家族以上に家族で、最後のまっすぐ歩けない様子などやっていたら、ブルーの最後が
はっきりと思い出されました。亡くなる2日くらい前の様子と同じでした。いくつかの動物との交流が
紹介されていましたが、特別美談ではなく、動物の愛情の深さはよくあることだと思いました。人間以上に
強い愛情を持って、心を通わすことができます。



「ガス燈」をたまたま放送していたので録画して見ました。生まれる前に公開されたこの映画は両親たちの時代の
映画ですが、思っていた映画とは全く違ってサスペンスでヒッチコックを思い出させました。ヒッチコックも
「レベッカ」とかものすごく面白かったですね。映画にジョセフ・コットンも出ていて、「第3の男」の軽快な
チターの音楽と共に観覧車が回るウィーンかどこかの公園で女性が歩いて去るシーンが浮かびました。
父がイングリット・バーグマンのファンだったようでした。
バーグマンの「さよならをもう一度」でブラームスの音楽がぴったりだったことを思い出しました。おませな中学生
だった私は渋谷の東急名画座によく映画を見に行っていました。
そういえば映画と同じくらい音楽が印象に残っていたのが、テレンス・マリック監督の「天国の日々」で使われた
サン・サーンスの動物の謝肉祭からの音楽。音楽の担当がモリコーネだったことを今知りました。

その映像と共に使われたクラシック音楽で印象に残っている映画たちです。

さよならをもう一度 ブラームス 交響曲第1番ハ短調Op.68第4楽章 Adagio - Allegro non troppo
ライアンの娘  ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄 Eroica』第1楽章
木靴の木  バッハ コラール「われを憐れみたまえ、おお主なる神よ」
愛は静けさの中に  バッハ 二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043より第2楽章 Largo ma non tanto
ベニスに死す マーラ― 交響曲第5番 4楽章 アダージエット
イノセント ショパン 子守唄 他
天国の日々 サン・サーンス 組曲『動物の謝肉祭』より第7曲〈水族館 Aquarium〉
ソフィーの選択  シューマン 子供の情景から 「異国にて」
短くも美しく燃え  モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467第2楽章 Andante
ポー川のほとり エルネスト・デ・クルティス 忘れな草
父/パードレ・パドローネ モーツァルト クラリネット協奏曲イ長調K.622第2楽章 Adagio

映画のそれぞれのシーンと共に音楽が浮かびあがります。

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