Reflections

時のかけらたち

7月の星岡 ・・・ Hoshigaoka in July (2022)

2022-07-15 23:58:25 | dish

7月8日

 

源氏物語絵巻 柏木

 

源氏物語絵巻の掛け軸に涼やかなむくげか芙蓉の花

 

この冬瓜の色を出すのがテクニック。味はもちろんですが、視覚がとても大事な日本料理で、
見るからにさわやかです。皮を薄くむいて茹でる時に重曹を少し使います。

 

7月の献立

小  付  茄子の辛子味正油
焼  物  鮎 火取り
      新さつまいも甘煮
煮  物  揚げ鶏と冬瓜の吉野あんかけ
温  物  穴子茶碗蒸
酢  肴  椎茸 白瓜 ごま酢
ご飯代わり ざるそば
      かきあげ

 

 

鮎はお酒と塩につけてから陰干しして使う。

新さつまいもは家では使ったことがなかったけれどとてもおいしかったです。
小さなサイズのさつまいも いつだったか買ったことはあったけれどあれが新さつまいも
だったのですね。

いわゆる鶏のから揚げですが、卵白をつけて揚げます。
銀あんがとてもおいしかったです。

穴子だけの贅沢な茶碗蒸し。なかなか材料が手に入らないけれど
白焼きを使ってもいいとか。

 

最近かき揚げがうまく作れなくなってしまいました。

 

今日いただいた中でとてもおいしかったのが椎茸と白瓜の酢肴
歯触りがとてもよかったです。白瓜は買ったことがありません。

お茶の先生と茶事のクラスに来ている人が料理に参加していました。
いつも会うお茶の先生に五反田の奈良、薬師寺の別院で表千家のお茶があることを
教えていただきました。なかなか表千家は見つかりません。

 

暑い日でしたが、天候がこの頃変わりやすくていつ雨になるかわからない日々です。
それで小千谷縮にしました。帯揚げのいりくが難しくて。

 

 帯は絽綴れのつゆしば(露芝)です。

 

出かける前に大事な電話が2件もかかってきてしまい、家を出るのが少し遅れて、15分くらい遅刻
してしまいました。

 

夕食後のデザート

紅秀峰 さくらんぼ
佐賀錦だけでなくいろいろあるのですね。 帰りにイスラム系の人がやっている八百屋さんで
おいしいよと言われて買って帰りました。カリフラワーも安かったので合わせて。

 

July 8  2022  Asagaya

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2 コメント

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同系色 (紫苑)
2022-07-16 08:46:34
カンカンさん
きものと帯同系色がきれいです。今回の料理は、作りやすそうで、マネして作ってみようかと思いました。かき揚げは難しいけど、なるほどアユはこうするといいんですね。アユは高い割には身が少なくて(汗)、いつも物足りなく感じていました。日本料理は油ものにもアンを使って優しく、油っぽさを感じさせない工夫をしているのがいいですね。
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Unknown (カンカン)
2022-07-17 01:39:54
紫苑さん、コメントありがとうございます。
紫苑さんの本が出るのが楽しみです。あっという間にマスコミに取り上げられましたね。いろいろなものを作って、リズム感のある毎日。
私は家で鮎を買って料理したことはなくて、いつも星岡でいただいているだけです(笑)
父がアユ釣りが趣味だったので、子供の頃は釣りたての鮎を塩焼きだけでもう十分おいしかったです。
星岡はあの環境で季節を味わうだけで最高の贅沢です。
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