昨日、原宿の駅近くの小さなコンサートホールにピアノを聞きに行きました。
大八木恭子さんで子供のピアノの先生です。子供が生まれる前にはた織を習ってい
たところのすぐ近くで、今ではそのマンションの在ったところが生長の家とか何か
いろんな宗教的なエリアになっていて驚きました。ヘレン・メリルを聴きにいった
キーウェストもなんだかさくら水産になっていたみたいで
曲目がポピュラーも入っていて楽しめそうで子供と一緒に夜行きました。
ワイン片手に楽しいひと時でした。先生はクラシックの方ですのであとから、Jazz
デヴューでしたとおっしゃられました。(笑) Jazzは全部先生の編曲で、そうだ
Jazz ピアニストはいつも自分で編曲して弾いていることに気がつきました。
細かい字で書かれたスコアを見せていただきました。でも書ききれないとおっしゃ
っていました。アドリブもたくさんあるし2度とできない演奏だとも。
さすがクラシックをやっていてクラシックもよく編曲されるそうですが、easyでな
くすばらしかったです。ちょっとBill Evans を思い出しましたね。
知っている曲も多くえっこんなになるのという感じのもありました。
最初のガーシュインの空気もすばらしかったです。ピアノって多彩だとほんとうに
思いました。コール・ポーターのNight & Dayも音のシャワーのようで鮮やかな色彩の音でした。
演奏曲目
ガーシュイン
三つのプレリュード
やさしき伴侶を
ポギーとベスより「ベスは僕の恋人」
Embraseable You
Someone to watch over me
Dream
Everything happens to me
Night & Day
I can't get started
Smoke gets in your eyes
When I fall in love
おまけ
What a wonderful world
Fly me to the moon
最後のおまけはこれ以上レパートリーがないということで
ショパンのノクターンでした。(笑)
習いたてのうちの子供にはショスターコヴィッチなんかが合うんじゃないなんていって
曲を探してくださったり、面白い方だなと思います。受験でお休みしていたので
そろそろ再開したいところです。
5月26日のウィーンフォルクスオパー「こうもり」は疲れていたのか
全然よくありませんでした。序曲が一番よかったかも。
字幕が出ていたせいか皆さんよく笑っていたけどなぜか笑えませんでした。
全然違うけどフィガロはよかった!
来週はパーヴォ・ヤルヴィ/フランクフルト放送交響楽団のブラームスです。
最近ブラームスがまた聞きたくなって、ポリーニのピアノコンチェルト寝る前に聞いています。
でも昨晩のコンサートのせいでエラやチェット・ベーカーを聞きたくなりました。
先生はどの曲かはサラ・ボーンで初めて聞いたとおっしゃっていたけど・・
ジャズの演奏家は本当にすごいですね。
和声が体に入っていないと、アドリブも出来ませんから。
たまにあんまり激しく弾き過ぎて、妙な音を出しているピアニストもいますが、基礎がある方のジャズは素敵です。
ショスタコ、いいですね。
今年生誕102年くらい、かな?
戦争に翻弄され乍ら、時代と戦った素晴らしい音楽家です。
ショスタコーヴィッチってそういう作曲家でしたか。
ちょっと現代的としか思っていませんでした。
バルトークとか時代を反映してそうな作曲家の一人ですね。
ほんとうに音楽漬けで再来週はベルギーのオケでメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトとシューベルトです。音楽サークルのシリーズチケットですので時期がもったいないほど重なることもあります。行きたいのだけ買うのがいいのだけれど、そういうことも面倒な年になりました。それに好きな曲だけ聴いていても世界が広がらないし・・