東京の自然の宝庫 秋が始まったばかりの高尾山へ行った時の記録です。タカオヒゴタイを探しに行ったのですが、思わぬアサギマダラの大群に驚きました。
10月21日
高尾山の秋の花を見たくて、前日調布の植物園を回って疲れたけれど、お天気もよくおにぎりを作って出かけました。行きに検診のことで近くの病院に寄ってから行ったので前回高尾山に登った時よりも45分くらい遅れてのケーブルカータイムでした。タカオヒゴタイというアザミに似た高尾山特有の花を見るのが一番の目的でした。
アキノキリンソウ?
高尾山の豊かな自然の命に満たされます。ケーブルカーの高尾山駅を降りて少し登った見晴らしのいい場所で、なんとアサギマダラがふわふわと飛んで迎えてくれたのには驚きました。鳥の渡りのように飛んで行くこの不思議な蝶々はバタバタと飛ぶのではなくふわりと風に乗っていることが山から見下ろして飛んでいるところを見てよくわかりました。
下から登ってきたいかにも山登りという感じの年配の女性が、アサギマダラがたくさん飛んでいますねとはなしかけてきました。キジョランの葉っぱの裏に卵を産みに来るのよと教えてくれました。
後からもたくさんアサギマダラに会いましたが、どうも産卵というより、密を吸って、これからの渡りに備えているように見えました。一心不乱にお食事中で、近くに行っても全く気にしていませんでした。
それにしても産卵して遠くに飛び立って行ってしまう親を持つアサギマダラの子どもは一人で育つのですね。昆虫はみんなそんな風かしら・・・ すごいことだわ。
どれもアズマヤマアザミのようでタカオヒゴタイはみつかりません。
オクモミジバハグマでしょうか・・・
カシワバハグマ、オクモミジバハグマ、コウヤボウキと似たような花が咲く季節です。
ミヤマフユイチゴ
ヤマハッカ
Oct. 21 2020 Mt.Takao
久々にホセ・カレーラスのトスティを聴きながら、写真のリサイズをしていました。