Reflections

時のかけらたち

What a wonderful world

2020-04-22 21:41:19 | music
昨晩は久しぶりにアンドレア・ボッチェリとセリーヌ・ディオンのthe Prayer を聞きながら
寝ました。もう20年以上前だったと思うけれど、苦しかった時代に毎日聴いていたボッチェリの曲。
ほんとうに聞きすぎて聞き飽きてしまったほど、聞きました。
今のその曲が甦ってきました。



録画してあったOne World:Together at Home を最初からちゃんと見ました。
海外の病院でのインタヴューとか他の番組でもやっていたので、
こちらも混乱してごっちゃになっています。それでも現場の苦しみは同じです。
海外での虹の絵を窓にかけたり、ベランダでの拍手や、教育関係者が
いろいろ工夫して子どもたちとコンタクトを取っている様子に感動しました。
食事を配っている人たちもいました。

それぞれ選ばれた曲もどれも素敵で、その歌詞もしみじみと味わいました。
なかでもWhat a Wonderful Worldの詩には今まで以上に心に沁みました。

音楽は音楽そのものが人を癒し、励ますけれど、このミュージシャンたちの行動力で
メッセージとコロナのための義捐金が集まり、政治家などを抜きにして世界が一つになる
素晴らしさを見せてくれました。音楽家たちに感謝です。



この歌詞は一度ブログに載せたことがあるのですが、今回は和訳付きで。

♪What a Wonderful World (この素晴らしき世界)

I see trees of green,
Red roses too.
I see them bloom,
For me and you.
And I think to myself,
What a wonderful world.

I see skies of blue,
And clouds of white.
The bright blessed day,
The dark sacred night.
And I think to myself
What a wonderful world.

The colors of the rainbow,
So pretty in the sky.
Are also on the faces,
Of people going by,

I see friends shaking hands,
Saying, "How do you do?"
They're really saying,
"I love you."

I hear babies cry,
I watch them grow,
They'll learn much more,
Than I'll ever know.
And I think to myself,
What a wonderful world.

Yes, I think to myself,
What a wonderful world.

この素晴らしき世界 (日本語訳 浦賀屋宝庫守ファイル)

木々の葉は、緑に輝き、
赤いバラが、彩りを添える。
花々は、ぼくのために、
君のために咲いているんだ。
 ぼくは独りで想いに浸る・・・
なんて、いい世界なんだ。

空は、青く澄み、
雲の白さが、くっきりと際立つ。
陽光が一日を祝福し、
やがて、闇が夜を清め、疲れを癒す。
 ぼくは独りで想いに浸る・・・
なんて、いい世界なんだ。

空にかかる虹は、くっきりと七色、
なんて、きれいなんだ。
通り過ぎていく人々の顔、顔、顔、
同じく、みんな、美しい。
友達どうしが握手を交わし、
「やあ、こんにちは」、と挨拶している
それは、ほんとは、
「愛してる」って言い合っていることなんだ。

赤ちゃんの泣き声を聞き、
育っていく姿を見続ける。
この幼児たちは、やがて、
無限大の希望を手にしていくだろう。
 ぼくは独りで想いに浸る・・・
なんて、いい世界なんだ。

 そう、独りで想う。
なんて、素晴らしい世界なんだ。

■Louis Armstrong: What a Wonderful World (Official -1967)

◆◆◆◆◆◆◆◆
 作詞/作曲とも、ジョージ・ダグラス/George Douglas(音楽プロデューサー、Bob Thiele/ボブ・シールのペンネーム)
とジョージ・デヴィッド・ワイス(George David Weiss)による共作である。ワイスは、Lullaby of Birdlan(1952)などで
知られる著名な作詞家。
コメント
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