昨日の型絵染ですっかりクタクタ・・
今日はいろいろなことが重なっていて、どれを選ぼうかと迷っていたのですが、
シャンソニエでの林美喜さんのバースディコンサートは今年は止めることにして、
午前中のベルカント唱法のレッスンと午後のブータンティータイムが残りました。
移動に時間がかかるため、この暑さの中、出かけることにも消極的になり、
おさぼり心が芽生えて、午後だけにしようとゆっくり起きて朝食を取ったのですが、
やっぱり行った方がいいかなと思い、あわてて出かけました。
九段生涯学習は思ったより近く地下鉄で10分、そして地下鉄を降りてエレベーターで地上に
出たところにある建物です。駅と直結しているので歩かなくてもよく、遅刻するかと思っても
間に合ってしまいました。
ベルカントのレッスンは初心者にとってはとても難しく、ヨガでもよくやっている腹式呼吸です。
発声練習をかなりびっしりやってから、曲に入ります。今日は説明をわかりやすくするために
腹式呼吸と胸式呼吸のメカニズムの理論のレクチャーもありました。
腹筋も背筋も使って、肩や胸の力は抜きます。
発声練習をしているうちにだんだん声が出てくるようになります。
それからやっと曲に入りますが、乾杯の歌は言葉について行けなかったと思っていたのですが、
ビブラートのように移って行く音符について行けなかったのでした。
先生と一緒に歌うとうまく歌えるのですが、自分たちだけだとだんだん不安定になっていきます。
先生が最後に行くとだんだんあやふやになるねと言うことで、後ろから戻りながらのレッスンで
最後に全部通して1曲を仕上げていきます。
それがすごく楽しかったですね。できれば譜面は見ないで顔をあげて歌ってと言われました。
頭を通して歌わないでと。最初は頭で理解する時間も必要だけど、あとは自由に。
途中10分弱休憩だけで、ぶっ続けだけとあっという間に時が経ちます。
最後にイタリア語版の「慕情」を1回だけ歌って、終了。
夏は休みにして、9月から始めようかと思っていましたが、時間が空きすぎると気持ちがダウン
しそうだったので今日がんばって行って良かったと思いました。
先生の声を聞いているだけでも気持ちがいいです。こんなに生涯学習をする人たちのために
汗だくで教えてくれる熱心な先生は他にいるでしょうか?
伴奏している女性の先生もオペラ歌手で、来月新宿文化センターで「ナブッコ」をするので
Sさんに誘われご一緒することにしました。
日本のオペラに行くのは初めてです。
「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」は指揮者が振り向くので一緒に歌ってねと言われました。
生徒さんはすでに学習して楽譜は持っているようです。
「ナブッコ」は行ってみたいオペラの一つでした。
レッスンが終わると急いで、ブータン・ティータイムに向かいました。
時間がない時によく駅や電車の中でおにぎりとか食べているのですが、今回は作ってもなく、
買う時間もなくてお昼は抜きになってしまいましたが、先を急ぎ、少しだけ遅刻して到着。
会場は航空公園のファルマと言うすてきなティールームです。
ヤクランドの久保さんからは彼女がチベットに行く前と帰ってきてからと連絡をもらっていて、
シャンソンはやめてブータンだけに行こうかと思っていました。レッスンを止めれば昼食も
食べて行けると・・
今回は結果両方行けて、良かったと思いました。久保さんは遅く来てもまた説明してあげると
メールの返信でしたが、説明には間に合いました。
今回は東ブータンの説明で、ブータンの古き良き時代が残っているとのことで、ザクテンは
久保さんのお気に入りの場所でした。トレッキングの旅で途中3日間コック付きでテント移動のツアー
でした。全部の荷物を持っての移動になるので、ガイドの人たちに自分で荷物が持てない人は
持ってもらえるとのこと。それほどハードではないとのことですが、3000メートルに近いところ
まで行く旅です。村での家庭料理がとてもおいしそうで、実際とてもおいしかったとのこと。
参加されたのは私より年上の方がほとんどでした。
織や染と自然とそこに住む人たちと交流ができる魅力的な旅です。
糸を紡ぐことから自分たちでやっているのは、この地方だけとか。誰でも歩きながらでも自然に
スピンしているのです。
道路工事が進んで村に重機が入り、生活だけでなく、何かが変わっていってしまうと
病院に行くには便利になるけれど、代わりに手放すものもあるのでしょう。
道路が開通して、入ってくるのは物質だけでなく、変わっていってしまうと・・
スマホも大きな変化をもたらしているようです。遊牧民には便利だと思うけど・・
ブータンはそのロケーションからして、独立を保つのも難しいけれど、したたかに生きていると
思うとの話です。もちろん経済の発展も望んでいますが、バランスをすごく大切にしていると。
今回私の前に座っていた方は50年勤めて退職したと話されていました。
ブータンには何度か行ったことがあるらしく、来年東ブータンの旅行を彼女に合わせて
久保さんがプランをしてくれているようです。もうオーダーメイドですね。
何と82歳で今でも週2回どこかで教えていらっしゃるようでした。
もともと山ガールが多そうですが、経験のない人でも行ける旅で久保さんは一番遅い人に
合わせてくれて、彼女がいれば大丈夫と絶大な信頼が寄せられている人です。
魅力の尽きないブータンの旅です。以前知り会いになってすごく意気投合した方がいたのですが、
彼女はブータンにはあまり興味がなく、娘さんがブータンの工芸に興味があって
来ていてたので今回は見えていませんでした。
今回古い布で分けられそうがあったので、少し持ってきてくれていました。あとは糸と藍染のような布などが
ほんの少しだけ置いてありました。あとはファルマのセールでした。
前回と同じブータンのお菓子を久保さんが作って来てくださいました。
ファルマはステキなお店です。
ブータンのブラ織物
野蚕(エリ蚕)
経浮織り
染料 ラック、リュウキュウアイ 他
色が出ないのですが、とても素敵な小さな巾着です。
今日はいろいろなことが重なっていて、どれを選ぼうかと迷っていたのですが、
シャンソニエでの林美喜さんのバースディコンサートは今年は止めることにして、
午前中のベルカント唱法のレッスンと午後のブータンティータイムが残りました。
移動に時間がかかるため、この暑さの中、出かけることにも消極的になり、
おさぼり心が芽生えて、午後だけにしようとゆっくり起きて朝食を取ったのですが、
やっぱり行った方がいいかなと思い、あわてて出かけました。
九段生涯学習は思ったより近く地下鉄で10分、そして地下鉄を降りてエレベーターで地上に
出たところにある建物です。駅と直結しているので歩かなくてもよく、遅刻するかと思っても
間に合ってしまいました。
ベルカントのレッスンは初心者にとってはとても難しく、ヨガでもよくやっている腹式呼吸です。
発声練習をかなりびっしりやってから、曲に入ります。今日は説明をわかりやすくするために
腹式呼吸と胸式呼吸のメカニズムの理論のレクチャーもありました。
腹筋も背筋も使って、肩や胸の力は抜きます。
発声練習をしているうちにだんだん声が出てくるようになります。
それからやっと曲に入りますが、乾杯の歌は言葉について行けなかったと思っていたのですが、
ビブラートのように移って行く音符について行けなかったのでした。
先生と一緒に歌うとうまく歌えるのですが、自分たちだけだとだんだん不安定になっていきます。
先生が最後に行くとだんだんあやふやになるねと言うことで、後ろから戻りながらのレッスンで
最後に全部通して1曲を仕上げていきます。
それがすごく楽しかったですね。できれば譜面は見ないで顔をあげて歌ってと言われました。
頭を通して歌わないでと。最初は頭で理解する時間も必要だけど、あとは自由に。
途中10分弱休憩だけで、ぶっ続けだけとあっという間に時が経ちます。
最後にイタリア語版の「慕情」を1回だけ歌って、終了。
夏は休みにして、9月から始めようかと思っていましたが、時間が空きすぎると気持ちがダウン
しそうだったので今日がんばって行って良かったと思いました。
先生の声を聞いているだけでも気持ちがいいです。こんなに生涯学習をする人たちのために
汗だくで教えてくれる熱心な先生は他にいるでしょうか?
伴奏している女性の先生もオペラ歌手で、来月新宿文化センターで「ナブッコ」をするので
Sさんに誘われご一緒することにしました。
日本のオペラに行くのは初めてです。
「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」は指揮者が振り向くので一緒に歌ってねと言われました。
生徒さんはすでに学習して楽譜は持っているようです。
「ナブッコ」は行ってみたいオペラの一つでした。
レッスンが終わると急いで、ブータン・ティータイムに向かいました。
時間がない時によく駅や電車の中でおにぎりとか食べているのですが、今回は作ってもなく、
買う時間もなくてお昼は抜きになってしまいましたが、先を急ぎ、少しだけ遅刻して到着。
会場は航空公園のファルマと言うすてきなティールームです。
ヤクランドの久保さんからは彼女がチベットに行く前と帰ってきてからと連絡をもらっていて、
シャンソンはやめてブータンだけに行こうかと思っていました。レッスンを止めれば昼食も
食べて行けると・・
今回は結果両方行けて、良かったと思いました。久保さんは遅く来てもまた説明してあげると
メールの返信でしたが、説明には間に合いました。
今回は東ブータンの説明で、ブータンの古き良き時代が残っているとのことで、ザクテンは
久保さんのお気に入りの場所でした。トレッキングの旅で途中3日間コック付きでテント移動のツアー
でした。全部の荷物を持っての移動になるので、ガイドの人たちに自分で荷物が持てない人は
持ってもらえるとのこと。それほどハードではないとのことですが、3000メートルに近いところ
まで行く旅です。村での家庭料理がとてもおいしそうで、実際とてもおいしかったとのこと。
参加されたのは私より年上の方がほとんどでした。
織や染と自然とそこに住む人たちと交流ができる魅力的な旅です。
糸を紡ぐことから自分たちでやっているのは、この地方だけとか。誰でも歩きながらでも自然に
スピンしているのです。
道路工事が進んで村に重機が入り、生活だけでなく、何かが変わっていってしまうと
病院に行くには便利になるけれど、代わりに手放すものもあるのでしょう。
道路が開通して、入ってくるのは物質だけでなく、変わっていってしまうと・・
スマホも大きな変化をもたらしているようです。遊牧民には便利だと思うけど・・
ブータンはそのロケーションからして、独立を保つのも難しいけれど、したたかに生きていると
思うとの話です。もちろん経済の発展も望んでいますが、バランスをすごく大切にしていると。
今回私の前に座っていた方は50年勤めて退職したと話されていました。
ブータンには何度か行ったことがあるらしく、来年東ブータンの旅行を彼女に合わせて
久保さんがプランをしてくれているようです。もうオーダーメイドですね。
何と82歳で今でも週2回どこかで教えていらっしゃるようでした。
もともと山ガールが多そうですが、経験のない人でも行ける旅で久保さんは一番遅い人に
合わせてくれて、彼女がいれば大丈夫と絶大な信頼が寄せられている人です。
魅力の尽きないブータンの旅です。以前知り会いになってすごく意気投合した方がいたのですが、
彼女はブータンにはあまり興味がなく、娘さんがブータンの工芸に興味があって
来ていてたので今回は見えていませんでした。
今回古い布で分けられそうがあったので、少し持ってきてくれていました。あとは糸と藍染のような布などが
ほんの少しだけ置いてありました。あとはファルマのセールでした。
前回と同じブータンのお菓子を久保さんが作って来てくださいました。
ファルマはステキなお店です。
ブータンのブラ織物
野蚕(エリ蚕)
経浮織り
染料 ラック、リュウキュウアイ 他
色が出ないのですが、とても素敵な小さな巾着です。