街はすっかりクリスマスの装いですが、なかなかその雰囲気に浸る余裕のないしろねこ。飾られたツリーを見かけるたび、「もししろねこが飾るとしたら…」と一瞬胸がときめくのですが、実際ツリーの飾りつけをゆっくりしたこと自体が、ここ数年皆無なのです。
しろねこの職場は3期制なので、今ごろ定期考査があります。
現代文文学史で、二葉亭四迷が翻訳した作家名を
「ツルゲーネフ」
と書く問題を出したのですが、以下のようなベスト珍解答がありました。
1 「ツルヘーゲル」
(同じ日に倫理の試験もあったのが影響してるんだろう…。)
2 「ツネルフスキー」
(本人は頑張ったんでしょうね。因みに実在する人物はいないようですが。)
3 生徒自身の名前
(カタカナの羅列がある筈の解答欄に、いきなり漢字が飛び込んできてビックリ。おまえはいつから歴史に名を残す文豪になったんじゃ!)
このようにふざけた人たちの相手を毎日しているのは、活気があって面白いんですけどね…(笑)
ところで、遅くなりましたが、先日結果が返ってきた検定の採点結果の詳細です。
■音読み4点分失点
2 窓櫺(そうれい)
8 粉齏(ふんせい)
12 棺椁(かんかく)
16 喟然(きぜん)
★16はいつも間違う問題。つい「喟」を「い」と読んでしまう。
■訓読み2点分失点
26 簟(たかむしろ)
27 誄(いのりごと)
★26は「むしろ」とだけ書いてしまった。27は漢字の意味は分かっているのに、普段解いている音読みしか浮かばなかった。
■書き取り失点なし
■国字失点なし
■語選択書き取り4点失点
1 だましいつわること(騙詐)
★馬を咄嗟ににんべんにしたらしい。こういうミスはほんとに無くしたい。
4 長い距離を飛びきること(翔破)
★「破」が分からず、「覇」と書いてしまった。
■四字熟語書き取り2点分失点
7 車載(斗量)
★数が大変多いこと。転じて、多数いるが、平凡で取り柄が無いこと。
■四字熟語意味選択2点分失点
3 隠れた人材を見つけ出して用いる(爬羅剔抉)
★はじめ合っていたのに、書き直して×になってしまった。勉強不足以外のなにものでもない。
■当て字・熟字訓2点分失点
4 山茶(つばき)
6 鳳尾松(そてつ)
★4は「山茶花(さざんか)」と間違った。6はいつも忘れる。
■二字熟語・一字訓読み2点分失点
5 愆戻(けんれい)
10 婀やか(あでやか)
★どちらもいつも間違う問題。定着不足。
■対義語・類義語4点分失点
4 練達(不堪)
10 鳥目(阿堵物)
★10はどちらもお金のこと。「鳥目」は江戸の穴が開いた銭に因んでいて、「阿堵物」は中国の晋時代・王衍の言葉に因んでいる。4は当たり前すぎて浮かばなかった。こういうのができないと未熟者だと思う。
■諺4点分失点
9 テイワの内、蛟竜を生ぜず。(鄭和)
10 民を貴いと為し、シャショク之に次ぐ。(社稷)
★「稷」ののぎへんを、咄嗟にしめすへんに。たまにやらかすんですが、穀物関連の字であることを勉強していながら…!
■文章題書き取り10点分失点
3 況んやフソウ第一の好風に遊びて… (扶桑)
★扶桑は、中国伝説で、東方の海上にある巨木、または島国。
4 「我」の全部既にボツリョウし去られ、… (没了)
★「了」を「掠」と書いてしまった。
5 模糊としてソウセキすべからざる者となるなり。(踪跡)
★22年度第1回検定「失踪宣言」に続いて、またもや「踪」でやられました。「捜」を書いてしまった。
9 固よりソウコの士、雲水の客が、… (操觚)
★「觚」を忘れて、単なる「瓜」と書いてしまった。
10 拙官等両議を提出し、閣議をリンセイす。(稟請)★稟請は、上役や上部機関に申し出て申請すること。
■文章題読み失点なし
ではまた。とても眠いです。
しろねこの職場は3期制なので、今ごろ定期考査があります。
現代文文学史で、二葉亭四迷が翻訳した作家名を
「ツルゲーネフ」
と書く問題を出したのですが、以下のようなベスト珍解答がありました。
1 「ツルヘーゲル」
(同じ日に倫理の試験もあったのが影響してるんだろう…。)
2 「ツネルフスキー」
(本人は頑張ったんでしょうね。因みに実在する人物はいないようですが。)
3 生徒自身の名前
(カタカナの羅列がある筈の解答欄に、いきなり漢字が飛び込んできてビックリ。おまえはいつから歴史に名を残す文豪になったんじゃ!)
このようにふざけた人たちの相手を毎日しているのは、活気があって面白いんですけどね…(笑)
ところで、遅くなりましたが、先日結果が返ってきた検定の採点結果の詳細です。
■音読み4点分失点
2 窓櫺(そうれい)
8 粉齏(ふんせい)
12 棺椁(かんかく)
16 喟然(きぜん)
★16はいつも間違う問題。つい「喟」を「い」と読んでしまう。
■訓読み2点分失点
26 簟(たかむしろ)
27 誄(いのりごと)
★26は「むしろ」とだけ書いてしまった。27は漢字の意味は分かっているのに、普段解いている音読みしか浮かばなかった。
■書き取り失点なし
■国字失点なし
■語選択書き取り4点失点
1 だましいつわること(騙詐)
★馬を咄嗟ににんべんにしたらしい。こういうミスはほんとに無くしたい。
4 長い距離を飛びきること(翔破)
★「破」が分からず、「覇」と書いてしまった。
■四字熟語書き取り2点分失点
7 車載(斗量)
★数が大変多いこと。転じて、多数いるが、平凡で取り柄が無いこと。
■四字熟語意味選択2点分失点
3 隠れた人材を見つけ出して用いる(爬羅剔抉)
★はじめ合っていたのに、書き直して×になってしまった。勉強不足以外のなにものでもない。
■当て字・熟字訓2点分失点
4 山茶(つばき)
6 鳳尾松(そてつ)
★4は「山茶花(さざんか)」と間違った。6はいつも忘れる。
■二字熟語・一字訓読み2点分失点
5 愆戻(けんれい)
10 婀やか(あでやか)
★どちらもいつも間違う問題。定着不足。
■対義語・類義語4点分失点
4 練達(不堪)
10 鳥目(阿堵物)
★10はどちらもお金のこと。「鳥目」は江戸の穴が開いた銭に因んでいて、「阿堵物」は中国の晋時代・王衍の言葉に因んでいる。4は当たり前すぎて浮かばなかった。こういうのができないと未熟者だと思う。
■諺4点分失点
9 テイワの内、蛟竜を生ぜず。(鄭和)
10 民を貴いと為し、シャショク之に次ぐ。(社稷)
★「稷」ののぎへんを、咄嗟にしめすへんに。たまにやらかすんですが、穀物関連の字であることを勉強していながら…!
■文章題書き取り10点分失点
3 況んやフソウ第一の好風に遊びて… (扶桑)
★扶桑は、中国伝説で、東方の海上にある巨木、または島国。
4 「我」の全部既にボツリョウし去られ、… (没了)
★「了」を「掠」と書いてしまった。
5 模糊としてソウセキすべからざる者となるなり。(踪跡)
★22年度第1回検定「失踪宣言」に続いて、またもや「踪」でやられました。「捜」を書いてしまった。
9 固よりソウコの士、雲水の客が、… (操觚)
★「觚」を忘れて、単なる「瓜」と書いてしまった。
10 拙官等両議を提出し、閣議をリンセイす。(稟請)★稟請は、上役や上部機関に申し出て申請すること。
■文章題読み失点なし
ではまた。とても眠いです。