こんばんは。
クリスマスも終わり、街は早速元旦モード。
しろねこのところは、センター試験直前合宿準備モード。
しろねこ自身は、昨夜消しゴムはんこで彫ったへび様と松竹梅を、今日こそ押そうと家路を急いでおります。
今日はちょっとしたことです。
少し前のことになりますが、
数年前の某大学の入試問題に、
春日武彦さん(精神科医)という方の『幸福論』の一節を問題文とした評論問題があり、
定期考査の実力問題に採用したところ、
見慣れない読みを発見しました。
【以下 本文一部引用】
「何かをすれば、ベターとなることもあれば
逆によけいひどい結果をもたらす可能性もある。
何かをすること自体が、たとえ最終的には良い結果をもたらそうとも、
多かれ少なかれ面倒な出来事を出来(しゅったい)させる。」
この文脈においては「惹き起こす」くらいの意味なのだと思いますが、
しろねこの知らない言葉だったので、
大辞林を引いてみました。
しゅったい【出来】
(名)-スル〔「しゅつらい」の転〕
(1)物事が起こること。「大事件が-する」「要用の-したるにや、突然手紙を寄せて/福翁百話(諭吉)」
(2)物事ができあがること。完成。
…ということで、先の入試問題での使用例は(1)のケースです。
検索してみると、同様に「出来」の読みに出くわして改めて認識したという方のページも沢山ヒットするようです。
常用漢字は相変わらずこういう不意打ちがあるのでこわい…。
次はいつ、人生のうちでこの「出来」を見かけることになるのだろう、
とぼんやり考えたしろねこでした。
合宿に突入しても、少しは個人の勉強できるといいな。
では、まずは大晦日めざして駆け抜けます!
クリスマスも終わり、街は早速元旦モード。
しろねこのところは、センター試験直前合宿準備モード。
しろねこ自身は、昨夜消しゴムはんこで彫ったへび様と松竹梅を、今日こそ押そうと家路を急いでおります。
今日はちょっとしたことです。
少し前のことになりますが、
数年前の某大学の入試問題に、
春日武彦さん(精神科医)という方の『幸福論』の一節を問題文とした評論問題があり、
定期考査の実力問題に採用したところ、
見慣れない読みを発見しました。
【以下 本文一部引用】
「何かをすれば、ベターとなることもあれば
逆によけいひどい結果をもたらす可能性もある。
何かをすること自体が、たとえ最終的には良い結果をもたらそうとも、
多かれ少なかれ面倒な出来事を出来(しゅったい)させる。」
この文脈においては「惹き起こす」くらいの意味なのだと思いますが、
しろねこの知らない言葉だったので、
大辞林を引いてみました。
しゅったい【出来】
(名)-スル〔「しゅつらい」の転〕
(1)物事が起こること。「大事件が-する」「要用の-したるにや、突然手紙を寄せて/福翁百話(諭吉)」
(2)物事ができあがること。完成。
…ということで、先の入試問題での使用例は(1)のケースです。
検索してみると、同様に「出来」の読みに出くわして改めて認識したという方のページも沢山ヒットするようです。
常用漢字は相変わらずこういう不意打ちがあるのでこわい…。
次はいつ、人生のうちでこの「出来」を見かけることになるのだろう、
とぼんやり考えたしろねこでした。
合宿に突入しても、少しは個人の勉強できるといいな。
では、まずは大晦日めざして駆け抜けます!
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