“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

新星出版社の新しい問題集~熟語の読み・一字訓読み~

2011-05-25 23:50:28 | 日記
なかなか勉強も記事の更新もおぼつかない毎日ですが、今日は、

『平成23年度 頻出度順漢字検定 合格!問題集1級』(新星出版社)

の熟語の読み・一字訓読みについてです。

問題は①~③まであります。
見開き2段で熟語・一字訓読みペア×33組(つまり読み66問)です。


以下、しろねこの誤答問題です。問題の趣旨から各ペアで挙げますが、【 】で囲んである語がしろねこの間違った語です。


熟字訓・当て字①

1.估価…【估】う
2.【擣碪】…擣つ
3.遯竄…【竄】れる

《解答》
1.こか…【あきな】(う)
※「かう」と読む癖あり。
2.【とうちん】…う(つ)
※いつも読みが覚えられない熟語のひとつ。
3.とんざん…【のが】(れる)・【かく】(れる)
※「はなれる」と読む癖あり。


熟字訓・当て字②

1.呵譴…【譴】める
2.【倦憊】…憊れる
3.搴旗…【搴】る
4.[火+主]香…【火+主】く
5.【耘耕】…耘る
6.【覘望】…覘う
7.猜忌…【猜】む

《解答》
1.かけん…【せ】(める)
※「いましめる」と読む癖あり。
2.【けんぱい】…つか(れる)
※「ぱ」を「ば」と読む癖あり。連濁の有無は覚えにくい。
3.けんき…【と】(る)
※「かかげる」と読む癖ありだが、「かかげる」の送り仮名は「る」ではなく「げる」。
4.しゅこう…【た】く
※久しぶりに解いたら忘れていて、「やく」と読んでしまった。
5.【うんこう】…くさぎ(る)
※「耕耘」で見慣れているせいで、悔しくも反射的に「こううん」と書いてしまった。同様な例として、「剔抉(てっけつ)/抉剔(けってき)」「欷歔(ききょ)/歔欷(きょき)」がある。
6.【てんぼう】…うかが(う)
※「きぼう」と読む癖あり。「覘」=「うかがう・のぞく」という意から、連想して「展望台のテン」と覚えるようにしているが、調子が悪いとすぐ記憶が元に戻ってしまう。
7.さいき…【そね】(む)・【ねた】(む)
※頭に入りにくい読み。


熟字訓・当て字③

1.【娶嫁】…娶る
2.【鐫勒】…鐫る
3.【殄滅】…殄きる
4.汚[血+蔑]…【[血+蔑]】す
5.肄業…【肄】う

《解答》
1.【しゅか】…めと(る)
※「聚」と勝手にイメージがかぶって、「しゅうか」と読んでしまった。
2.【せんろく】…ほ(る)
※「鐫」の「雋」につられて「しゅんろく」と読む癖あり。
3.【てんめつ】…つ(きる)
※度忘れ。いつもは意識的に「殲滅」と区別するのに、疲れていたのか、その「せんめつ」のほうを書いてしまった。
4.おべつ…【けが】(す)
※頭に入りにくい読み。
5.いぎょう…【なら】(う)
※頭に入りにくい読み。


今夜は以上です。

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