今日は、
『平成23年度 頻出度順漢字検定 合格!問題集1級』(新星出版社)
の故事・諺の問題についてです。
問題は①~④まであります。単純に見開き48問×4節です。
以下、しろねこの誤答問題です。意外と少なかったので、逆に見えるところに現れない勉強不足が不安です。
故事・諺①
1.【アツウン】の曲。
2.【カイドウ】眠り未だ足らず。
3.立てば【シャクヤク】座れば牡丹。
《解答》
1.遏雲
※「遏」の「人+L」の部分を、「ヒ」にしていた。
2.海棠
※ひさしぶりに解いたら、「棠」の記憶が薄れていて「瞠」と被り、目偏を付けてしまった。
3.芍薬
※二字とも草冠が付いた筈と記憶していながら、思い出せないので、とうとう「尺葯」などと書いた(「尺」に草冠を付けたら流石に不自然過ぎて止めた)。因みに「葯」は音「ヤク」・訓「よろいぐさ」という、実在する字。よろいぐさはセリ科の植物で、葉の重なり具合が鎧に似ている。西日本九州にあり、止血効果のある漢方(ビャクシ)になるらしい。
故事・諺②
1.往事【ビョウボウ】としてすべて夢に似たり。
2.貂なき森の【イタチ】。
《解答》
1.渺茫
※「渺」と「緲」を時々間違うが、漢検漢字辞典の見出し語を見ると、「緲」を使うのは「縹緲」ぐらい。あとは「渺」と覚えれば当面は間に合うのかな?
2.鼬
油断して問題の方の「貂」を書いてしまった。「鼬」はしろねこの記憶に残りにくい字。
故事・諺③
1.【ハクケイ】のかけたるは尚磨くべし。
2.その子乃ち【カショク】の艱難を知らず。
《解答》
1.白圭
※「圭」が分からず「硅」と書いた。「硅」は音「ケイ」・訓「やぶ(る)」ということで、全然意味が違う。「白圭」は、白く清らかな玉。白圭は磨くと元に戻るが、言葉は元には戻せない、という文脈の一節らしい。
2.稼穡
※疲れていたのか(←最近多いなあ…)、「穡」の「人人」を「口口」にしていて、後で採点するとき見たらとても違和感があった。
故事・諺④
1.月に【ムラクモ】花に風。
2.【イッサン】を博す。
《解答》
1.叢雲
※「雲」を忘れた。「叢」は「クサムラ」と読むときは「草」が要らないが、「ムラクモ」とか「ムラサメ」とかいうときは「雲」とか「雨」とか要るのよね…。
2.一粲
※いつも「一盞」と書いてしまう。「粲」は沢山の訓読みを抱える字だが、ここでは「わら(う)」の意。「一粲を博す」はお笑いぐさになることで、自分の詩文などが人に読まれることを謙遜していう表現。
以上です。
検定まであと20日。
明日から検定直前まで教育実習生の世話と、生徒の偏差値アップ対策がダブルでくるので、自分の気力と漢字の記憶が無事残るように闘います。
記事も暫くあまり具体的に書けないかも知れませんが、とにかく頑張ります。
『平成23年度 頻出度順漢字検定 合格!問題集1級』(新星出版社)
の故事・諺の問題についてです。
問題は①~④まであります。単純に見開き48問×4節です。
以下、しろねこの誤答問題です。意外と少なかったので、逆に見えるところに現れない勉強不足が不安です。
故事・諺①
1.【アツウン】の曲。
2.【カイドウ】眠り未だ足らず。
3.立てば【シャクヤク】座れば牡丹。
《解答》
1.遏雲
※「遏」の「人+L」の部分を、「ヒ」にしていた。
2.海棠
※ひさしぶりに解いたら、「棠」の記憶が薄れていて「瞠」と被り、目偏を付けてしまった。
3.芍薬
※二字とも草冠が付いた筈と記憶していながら、思い出せないので、とうとう「尺葯」などと書いた(「尺」に草冠を付けたら流石に不自然過ぎて止めた)。因みに「葯」は音「ヤク」・訓「よろいぐさ」という、実在する字。よろいぐさはセリ科の植物で、葉の重なり具合が鎧に似ている。西日本九州にあり、止血効果のある漢方(ビャクシ)になるらしい。
故事・諺②
1.往事【ビョウボウ】としてすべて夢に似たり。
2.貂なき森の【イタチ】。
《解答》
1.渺茫
※「渺」と「緲」を時々間違うが、漢検漢字辞典の見出し語を見ると、「緲」を使うのは「縹緲」ぐらい。あとは「渺」と覚えれば当面は間に合うのかな?
2.鼬
油断して問題の方の「貂」を書いてしまった。「鼬」はしろねこの記憶に残りにくい字。
故事・諺③
1.【ハクケイ】のかけたるは尚磨くべし。
2.その子乃ち【カショク】の艱難を知らず。
《解答》
1.白圭
※「圭」が分からず「硅」と書いた。「硅」は音「ケイ」・訓「やぶ(る)」ということで、全然意味が違う。「白圭」は、白く清らかな玉。白圭は磨くと元に戻るが、言葉は元には戻せない、という文脈の一節らしい。
2.稼穡
※疲れていたのか(←最近多いなあ…)、「穡」の「人人」を「口口」にしていて、後で採点するとき見たらとても違和感があった。
故事・諺④
1.月に【ムラクモ】花に風。
2.【イッサン】を博す。
《解答》
1.叢雲
※「雲」を忘れた。「叢」は「クサムラ」と読むときは「草」が要らないが、「ムラクモ」とか「ムラサメ」とかいうときは「雲」とか「雨」とか要るのよね…。
2.一粲
※いつも「一盞」と書いてしまう。「粲」は沢山の訓読みを抱える字だが、ここでは「わら(う)」の意。「一粲を博す」はお笑いぐさになることで、自分の詩文などが人に読まれることを謙遜していう表現。
以上です。
検定まであと20日。
明日から検定直前まで教育実習生の世話と、生徒の偏差値アップ対策がダブルでくるので、自分の気力と漢字の記憶が無事残るように闘います。
記事も暫くあまり具体的に書けないかも知れませんが、とにかく頑張ります。