斎藤誠 完全弾き語り“ネブラスカ”10周年記念リサイタル
「LIVE!斎藤誠だけ!~品川教会ネブラスカ~」
10月13日(金) キリスト品川教会 グローリア・チャペル
~出演~
斎藤誠 (gtr,vo)
・・・と、たくさんのギターたち^^
=========
このライブにお知らせを初めて聞いたのは、忘れもしませんよ。
この夏、三ヶ月にわたって行われた高円寺はジロキチのマンスリーライブの第1回でのこと。
今年の前半、神戸、広島、名古屋といったところでネブラスカライブはあったものの、、
東京でのマンスリーは全てバンド形式。
残念だなあ、、、東京のネブラスカって今年はないのかな、、と思い始めていた矢先のこと。
しかも、場所が場所です。
昨年の9月。それはそれは、、教会でライブなんて、、しかもロック^^
画期的だなあ、、、、なんて楽しいんだろうって思ったそこで再びライブじゃありませんか。
こんなに嬉しいことはありませんてば。
おかげで、お客さんは「回覧」されてきた告知のフライヤーに釘付けになってしまい・・・。
僕が喋ってるんだよぅ、、、と何とか感心を引き戻そうと一瞬焦っておられたのを覚えております^^
今回は、珍しいチケットの入手の仕方をしたんです。
実は、8月に行われた「真夏のトークショー」にての先行発売。
あらかじめ、枚数を申告し後ほど引き換える、、といったものでした。
まあ、およそくじ運はとことん淡い私。
焦って電話する、ネットする、、はたまた並ぶ、、、そんなことがなかっただけでもラッキーと思っていたのです。
・・・引き当ててみて、、また微妙な番号、、、しかもアルファベットが2桁っていったいなんでしょう^^
・・・行って見たら、椅子が違いました^^;
(今年の春先のAXでのマーティンをつい思い出し、、、、^^;)
去年、道路を横断する場所を間違え。
いつの間にか京急の駅に出てたという^^;迷子になってたんですけど。
今年はやらかすまい。
と、思ってたのですが、、、地図も手にしていたのに。
一本前で渡ってしまい、、、あれ、、曲がれない^^;
・・・全く学習能力がないようです。
まあ、三度目がもしあるのならば、次は大丈夫かなっと思われます、、、とほほ。
ロビーらしいものがほとんどないことを知っていたので、
時間ぎりぎりまでお友達を待ち、、、、、、それからの入場にしてみました。
ライブハウスとはもちろん、普通のホールとももちろん、、
入口を入ったときの空気がなんとなく、、どこがどうとは言えないのだけど違う気がします。
まあ、思いがけない場所で見られることになったので、、
おとなしく開演を待ってみることにしました^^
*******************
パイプオルガンの音色・・・それと誠さんの声で作られた、オープニングの音楽。
教会という場所を考えて、、思いつかれた音色なのでしょう^^
でも、、、一生懸命その音色を辿っていたのですが、、聴いたことがある、知ってる^^
「今僕」のフレーズを織り込んだものであることに気づき、ハッとする。
その音色が完全に消えないうちに、ギターを持って誠さんが登場。
足元には、絨毯、、、そしてスタンドマイクとギターマイク。
ごくごく、シンプルなセットが今日のステージ。
そのまま「今僕を泣かせて」を唄われました。
なんとも言えない響きにとらわれてか、なんだかいきなり目頭が熱くなります。
そして、そのまま「太陽の隠れた日」へ。
ちょっと対照的なその曲の並びが好きです^^
繊細な感じと、、ざくざくっというところのある感じと、、という意味で。
唄い終わると、、おなじみのウクレレでの「Missing Serenade」(banana version←由来を尋ねてみたことがあります。
そのココロは・・・なんかトロピカルに感じられたから、、とお答えになったような気がします^^)
が流れ、これまたおなじみのステージのセットチェンジが行われます。
ちょっと鼻歌まじりで楽しそうにセッティングする誠さん^^
数本のギターに、サイドテーブルに、スタンド、、椅子。(私のいた場所からは、布に覆ってスタンバイしていた様子が伺えました^^)
そんなものが準備されている中、、、ちょっと前の方に出てこられてお客様へ改めてご挨拶。
いきなり、階段(ステージは階段上にあるって感じなのです)を降りて前にいらしたお客さんと握手されちゃったり^^
・・・・さぞ驚かれたことでしょうね^^
いつものように、途中入場のヒトを発見しては、、
「あっ。今来るか、今来るかと・・・」(笑)。
標的になった方、、、ご愁傷様・・・というより、、おめでとうございますって、、なんか羨ましく思ってしまうのはなぜ^^;
「あ、なんならそこでやりましょうか?」
と、客席を指差すものだから拍手^^
「・・・もっかい(セット替え)やんなきゃならなくなるから^^;」
あっさり却下^^;
スタンドにうやうやしく灯がともったところで。
「こんばんは、斎藤誠です。
(去年のライブで)すっかり味をしめちゃいました^^。」
全くのナチュラルエコー。これが本当に気に入ってらっしゃる様子。
普段は「それがあるかのような音」を機械的に作っているけれど、その必要がない。
その場で「パン!」と手を叩いて、、、
5秒はないにしても、残響音3秒。
これは立派!とおっしゃって。
「・・・なんか、去年もこんなことやったなあ」^^;
改めて・・・・
「ようこそ、僕の部屋へ。10年間これをやっています。・・・ゆっくりやるよ!」
ネブラスカの始まり始まり、、、、、
と、思いきや。
どうにもこうにも袖が気になる誠さん^^;
ギターに当たる感じがどうも、、
と2回くらい袖をまくり上げ直しておられましたっけ。
(この日は、ブルーのチェックのシャツの下にTシャツ。
ベージュのテンガロン。靴もそれに合わせたカラーだった・・・かな^^;
残念ながら、メモが曖昧だ^^;)
まさしくまさしくの「僕の大事な部屋」からスタート。
ゆっくりと幕が上がるイメージでしょうか。
でもでも、次がびっくりでしたよほんとに。
イントロ聴いて「まさかっ!!」と思ったんですから。
でも、そのまさかでした。
これって、バンドでやるもんだと半ば決めてかかってたような私がいけないのかもしれないけど、
だって、、「歌えよヒッピー」ですよ?
見事に曲の、アレンジのエッセンスをギター1本で表現されてて、、、びっくりしたのなんのって!!
すげーーー。恐れ入りました。最初っからやられました。
ギターを持ち替え、、
・・・このあともいっぱい使ってらしたので、頭の中がごちゃごちゃですが、
このときは確かに誠さんのカスタムマーティンだったと思います。
「夕陽の交差点」
夕陽・・・にふさわしく、、照明もオレンジだなあ、、、なんてぼんやり眺めながら聴いていました。
誠さんがチューニングのタイミングで、客席から咳払いが^^;
よくも悪くも、響く場所なので・・・・^^;
さすがに曲中は悪いと思われたのでしょうね、、却って仇になったか^^;
「もっと大きく咳き込んでも・・・」
と、おっしゃった先から遠慮のない咳払いが聞えたのでこれまた大笑い。
借りられたギターとおっしゃってたと思うのですが、
それがなんと1920年代のもの!!
それでもって、「SMILE&SLEEP」をサポートしましたね。
今年でネブラスカは10周年。
最初は、何から何まで一人でやるライブ。
過酷な分・・・評価されるかな、、なんて思わないこともなかったとお話されてました。
で、今日は初めてのときに一緒にやったスタッフの方も、
せっかくだから、、とご参加されてるのだそうです^^
第一回目が行われたのが、今はありませんが新宿のパワーステーション(通称・パワステってよく言いましたね。)。
本当はその1回で終るつもりが、気づいてみたらもう10年。
ライブには、毎回タイトルを考えるのだけど、どうしようって。
当時のマネージャーさんと、タクシーの中で考えたのだそう。
アンプラグド・・・なんてそんなかっこいいのはちょっとなあって。
そこで思いついたのが、ブルース・スプリングスティーンの弾き語りのアルバムが確か「NEBRASKA」だった。
・・・中身は全然知らなかったのだけど・・・^^;
それに開催地の名前をただ組み合わせただけ・・・それがなかなか楽しくて。
新宿ネブラスカ、、
函館ネブラスカ、、、エトセトラ
なんとなく・・・場末な感じ。
イメージを限定しない・・・そんな感じ?
ってな具合で、今も来ているわけだそうです。
そこから「ネブラスカ」。
誠さんが次に手にしたのが、12弦ギター。
・・・私が知っている範囲のライブでは、あれとあれのいずれかの時に使われたのを見たような。
「・・・っていうと、何を思い出す?」
と、おっしゃって、、、つらつらと、、、、
へーい、みすた たんぷりんまん♪
・・・バーズですか。そう来たか^^;
以前からある曲だけど、感謝の気持ちを今日はこれに込めさせてもらいます。
もし、他のイメージを持ってる方がいらしたらごめんなさいって、、、
10年間、どうしてもひとりで唄いたいんだ!!というオトコに、
付き合ってくださる皆さんに、この曲で感謝の気持ちに代えさせてもらいます。
「夢で笑って」^^
途中でCreamの「Sunshine of your love」を織り交ぜてみたり。
♪テレもせず言うけど どうもありがとう ♪
のところで、ちょっと立ち上がってぺこりと頭を下げる誠さん^^
立てかけてあった中で、私が見ていて異彩を放つというか、
なんか気になっていたルックスのギター。
遠めには、ココア色みたいな色合いのそれ。
「Waltz In Blue」で使われていましたね。
背景にも、いくつもの星が灯りの中に浮かび上がっていました。
ずいぶん前から思ってたのだけど、
久しぶりにCDで聴くと、オリジナルは少しテンポが速めに聴こえる。
ライブで聴くもののほうが、ゆったりとより雄大な感じで・・・むしろそっちのテンポの方が好きになっている私です。
ライブでたくさんたくさん唄われて、聴かれて。
まだまだきっと大きくなっていく唄なんだろうな・・・という予感がしています。
決して安易に聴き捨てられるものばかりではないんです。
消耗品でない、、じっくりと熟成されてヴィンテージになりつつあるんじゃないかな^^
ライブ会場によって、そのときの空気、誠さんのノリでどんどん形を変えるのが、
ネブラスカでの「素敵な最後」。
(たまにバンドで聴く、カチッとしたものもだからこそ新鮮です。)
曲終わりに向かって、どんどん加速していくイメージがあるのですが、
今回は、またなんとも雰囲気の違うものになっていました。
チャペルの雰囲気をもまた、この曲は呑み込んだのでしょうか。
2006年グローリアチャペルバージョンなのでしょうか。
更に驚いたのが、この直後。
ギターをざっと持ち替えてすぐに・・・というか間髪入れずにの「ゆるして」。
やられた、、、、油断してたって感じですねー。
何というか、敢えてだと思うけど、、ガラリと変えてきた。
この電光石火という切り替えも、お一人でやってるライブならではなのかもね。
***
独りだと集中できますね、と話す誠さん^^
いや、7人(つまりはフルメン)だと集中できないわけでなくて、、^^;
あれはあれで、別の集中があるんだそうで。
まあ、狭いなら狭いなりのロケンロールな集中とか^^
窮屈な中での集中っておっしゃったかな。
最近新しい出会いがあって。周囲が固まってきた。
居場所も変わってきて・・・・アンケートの下のほうで気づいたかもしれないけど。
と、おっしゃった途端・・・俄かにがさごそするお客さんたち(笑)。
「見るんじゃないっ!!今喋ってんだからっ、おまえたちっ!!」
と、ステージから思わず一喝する誠さん、、、でも心配になっちゃったのか、、
「あれ・・・何か言いましたか^^;いいんです、礼拝じゃないし、自由な空間だから」^^
そ。
私も気づきましたが、、へええええ、、という場所が新しいところですよ^^
そういう新しい出会いがあると、誠さんは昔からもりもり曲を書くんだとおっしゃいます。
一生懸命頑張ってくれてる、あのヒトが喜ぶんじゃないかな・・・と、思うこと。それが全ての原動力。
23年ずっとそうやってやってきたようなもの・・・とおっしゃいます。
で。
ご自分のオリジナル曲を改めてリストアップし直してみたのだとか。
そうしたら、
「これはこのまま埋もれさせるのは、惜しい。」
という曲に気づき、、、引っ張りだしてこられたのだそう。
自分は、なぜサラリーマンにならなかったのか。
・・・その資格はあったのに、その能力もあったのに^^
それは、面白いものに出会っていたから。
たとえばそれはアルバム「Waltz In Blue」で洋楽をカバーをやったりということになるのだけれど、
それより前に・・・そんな曲を書いていました。
音楽の楽しさを教えてくれた。だから、ここに自分はいるんだなって。
で。
久しぶりに唄われたのでしょうか。
「・・・ちょっと待ってね^^;」
と、ささっとコードをチェックし直しておられ、
この曲は、最初に聴いたときから誠さんの姿を重ねて聴いてきました。
だから、尚更じぃーんとなりました。
考えたら、、、ライブで聴いたのは初めてです。
「遠い日の憧れは」
そして、アルバムでもこの流れかな、、
「きっといつか」。
そして、この日何度目の「べっくら」(笑)だったことでしょうか。
いや、ほんとなんですってば。
アコースティックバンド編成(キーボードレス)や、
スリーピースではあるけど。
えっ?
最初はあまりにもそっと始まったので・・・。
だって「黄色いダイアモンド」ですよ?ゴリゴリでしょ?
でも、誠さんの場合はほんとに何の問題もなかった。
・・・一瞬でも「え?」と思った私をお許し下さいm(__)m
・・・そして間奏。
小さく・・・「どうしようかな、、」とおっしゃったのが聴こえ・・・たんですよ。
そしたらね、またもや「え」と思うまもなく「SWLABR」!!
ひゃーーーーー。
ま、個人的に大好きな曲だっていうこともあるけど^^;
あとCCRかな、「Susie Q」。
んでもって、とどめもやはりCream。「I'm so glad」。
これまたちっさく叫んじゃいましたよ^^;
いやあ、、これはこれは。
「・・・あと「E」で始まる曲って、何があったかな、、、」
と、手を止めないままに考えて、、、
あ。これはビリー・ジョエル?もしや、ストレンジャー?
でも、これはあまりにも「ハマらない」ということで途中で却下^^;
ジミヘンもあんましやったことないしな、、、とおっしゃってどうやらここらで諦めたようです^^;
本来の曲に戻っていかれました。
そうか、、、そういう展開をさせるのね、この曲は^^
曲の終りそうなところで、右手をぱっと上げて「ちょっと待った!!」という仕草をして、、、
エンディングへ一挙に雪崩れ込みます~~!!
すんごいバンドっぽい^^
止まない拍手のなか「えっと、、もっとロック?・・・やばいよー。13日の金曜日にふさわしい。・・・教会だよ?」
とおっさりつつ、ふっと背後の十字架を振り返って、、、ぺこっとアタマを下げる誠さん^^;
ぐふふふと笑いながら、、
まずはそっと、、、
♪僕を愛してるって言って、、彼より、、、 ^^
と唄いながら、、「やばいでしょ?」とにっこり。
個人的に、違う意味でキュートでヤバすぎますっ。
もちろんもちろん、「愛してるって言って」です^^
これ、確か去年もここでやって楽しかったなあ~♪
最後のところの ♪愛してるって言って 彼より Ah-------♪
のやりとり^^
誠さん自ら、女性パートの高いとこと、男性バートの低いとこ、、やって下さいます^^
でもって、誠さんのすぐ目の前にはどうやらドラムセットがあったと見え^^
これまた、、楽しそうです^^
「アップテンポでいくよー」と言って、唄い始めたのは「Please!」
最近、、、また何度かライブで聴くようになりましたねー。嬉しいな。(3年前か。封印を解いた瞬間にも立ち会いました^^)
もう、かなりの怒涛です。バンドでやるときも、とにかく音のカタマリがどばーーっと降ってくるようなすごさなんだけど。
ギター1本でもその勢いは変わらない!!
なんとなく、、誠さんの後ろにフルメンの皆さんが垣間見えたかのような、、、そんな感じ。
「アーユーレディ! アーユーレディ!」って笑いながら。
しかもご自分でイントロのとこ弾いて
「ちっちゃあい」って(笑)。
ま、それはしかないけど(笑)。
でも、それってまじすかまじすかまじすか!!
と、うろたえたのは、きっと私だけではあるまい・・・と思っているのだけど。
だって。
「ここは教会でミラーボールはないけれど、沸き上がるよー、沸き上がるよーっ」
っておっさるんですもん!!!
えーーーっ。どーすんですか、どーすんですかっ、誠さんっ!!って。
そしたらね、、
そ・れ・なーら 沸き上がろっ!
(ここで本来は、ジャンプ!!! ええ、誠さんも、メンバーさんも、お客さんも^^)
そこでね、誠さんは椅子から15センチくらい腰を浮かしたの(笑)。
「Huuuu!」って言いながら^^
そーかそーか、その手があったか。・・・と、すぐに真似っこ。
これがまた楽しくて楽しくて^^
がんがんっにギターをかき鳴らしておられたのだけど、
途中で、弦が切れてしまって。
でもね、
「そのビート、残しておいてね!」
と、このライブの間中、、、ちょっとスピーカーの陰に隠れるようにしてギターのメンテ(なんせ今回は7本ですから^^;)をされていたスタッフさんがいらしたのだけど、
すぐに代替のギターをすっと誠さんの傍に持って行かれて。
持ち替えたのだよ!!いぇいでしょ。
演奏しながらも、弦を張り替える作業をするスタッフさんをそれはそれは嬉しそうにご覧になって、
「すごい、弦張ってるわーー。みんなの見えるとこで張ってよ」^^
いつも、エレキでざくざくっといくところも、、アコギでかっちょよくやっちゃったし。
そして今回判明した事実は(笑)・・・あのファルセットのとこって「フィリップ・ベイリー!!」だったのですね^^わははは。
楽屋への入口にあたるドア。ここが少し開いてて、スタッフさんが2人、、、「沸き上がってました」^^
微妙にタイミングがずれてとこが、少し可愛い。(あ、男性スタッフです)
それをご覧になって、誠さんも嬉しそうでしたー^^
後日、誠さんのニッキを拝見したら、新しいスタッフの方だったのだそうですね^^
ああ、そして更に更にこれですか。
もう、大好きな「HOLDING ON」ですよ。
ちょっと苦しくて切ないこの曲が大好き。
メンバーさんのコーラスのあるものもいいけど、おひとりで唄われるのもいいですね。
再三再四言うけれど、それでもあのアルバムに入ってるアレンジ大事なエッセンスは全て取り込んであるアレンジ、、、
音数の問題なんて、全くありません。こういうとこ、惚れ惚れ聴いちゃいますよ。
鳴り止まない拍手に、誠さんも、、、
「暑い部屋だー(笑)。
「ようこそ、僕の部屋へーーー!!」
思わずシャツを脱いだら、その下のTシャツはザッパ(公認Tシャツ)でした。
誠さん曰く、90年頃にわんさか買い込んだらしいですよ。
・・・要するに、音楽好きがこうなった・・と。
周囲の同年代の方を見て、「いいのかなあ」って考えることもあるけれど、
「ま、いーか。あと10年くらい」(笑)って。
・・・あ、10年と言わず、、それよりもっとでも^^
今年は、来年のこと・・・来年スタジオに篭ることになるであろう・・・ことを予想して、
もう「やめてくれーーー!!」って言うくらい、ライブをやることにしたと。
もったいないから。
もしかしたら、今日が今年最後の東京でのフルライブになるかもしれないと。
「・・・といいつつ、やったもんなあ」・・・と、苦笑い。
ええ、絶対にありえないっていうときに何度かね^^;;;;;
暫くはやんないかも、、、ということで、
アコースティックなのに、普通はありえない「22曲」やることにしちゃったそうで。
「・・・次からは減らします。20曲」
・・・どこが・・・どう^^;
これは、ラジオでも唄ったけれど、、
この曲で最後にしてみたかったという、、、
「RAIN」
煮え切らない男の唄。
さて・・・誰のことなのでしょうか、、、とおっしゃりながら。
その2へ続く。
「LIVE!斎藤誠だけ!~品川教会ネブラスカ~」
10月13日(金) キリスト品川教会 グローリア・チャペル
~出演~
斎藤誠 (gtr,vo)
・・・と、たくさんのギターたち^^
=========
このライブにお知らせを初めて聞いたのは、忘れもしませんよ。
この夏、三ヶ月にわたって行われた高円寺はジロキチのマンスリーライブの第1回でのこと。
今年の前半、神戸、広島、名古屋といったところでネブラスカライブはあったものの、、
東京でのマンスリーは全てバンド形式。
残念だなあ、、、東京のネブラスカって今年はないのかな、、と思い始めていた矢先のこと。
しかも、場所が場所です。
昨年の9月。それはそれは、、教会でライブなんて、、しかもロック^^
画期的だなあ、、、、なんて楽しいんだろうって思ったそこで再びライブじゃありませんか。
こんなに嬉しいことはありませんてば。
おかげで、お客さんは「回覧」されてきた告知のフライヤーに釘付けになってしまい・・・。
僕が喋ってるんだよぅ、、、と何とか感心を引き戻そうと一瞬焦っておられたのを覚えております^^
今回は、珍しいチケットの入手の仕方をしたんです。
実は、8月に行われた「真夏のトークショー」にての先行発売。
あらかじめ、枚数を申告し後ほど引き換える、、といったものでした。
まあ、およそくじ運はとことん淡い私。
焦って電話する、ネットする、、はたまた並ぶ、、、そんなことがなかっただけでもラッキーと思っていたのです。
・・・引き当ててみて、、また微妙な番号、、、しかもアルファベットが2桁っていったいなんでしょう^^
・・・行って見たら、椅子が違いました^^;
(今年の春先のAXでのマーティンをつい思い出し、、、、^^;)
去年、道路を横断する場所を間違え。
いつの間にか京急の駅に出てたという^^;迷子になってたんですけど。
今年はやらかすまい。
と、思ってたのですが、、、地図も手にしていたのに。
一本前で渡ってしまい、、、あれ、、曲がれない^^;
・・・全く学習能力がないようです。
まあ、三度目がもしあるのならば、次は大丈夫かなっと思われます、、、とほほ。
ロビーらしいものがほとんどないことを知っていたので、
時間ぎりぎりまでお友達を待ち、、、、、、それからの入場にしてみました。
ライブハウスとはもちろん、普通のホールとももちろん、、
入口を入ったときの空気がなんとなく、、どこがどうとは言えないのだけど違う気がします。
まあ、思いがけない場所で見られることになったので、、
おとなしく開演を待ってみることにしました^^
*******************
パイプオルガンの音色・・・それと誠さんの声で作られた、オープニングの音楽。
教会という場所を考えて、、思いつかれた音色なのでしょう^^
でも、、、一生懸命その音色を辿っていたのですが、、聴いたことがある、知ってる^^
「今僕」のフレーズを織り込んだものであることに気づき、ハッとする。
その音色が完全に消えないうちに、ギターを持って誠さんが登場。
足元には、絨毯、、、そしてスタンドマイクとギターマイク。
ごくごく、シンプルなセットが今日のステージ。
そのまま「今僕を泣かせて」を唄われました。
なんとも言えない響きにとらわれてか、なんだかいきなり目頭が熱くなります。
そして、そのまま「太陽の隠れた日」へ。
ちょっと対照的なその曲の並びが好きです^^
繊細な感じと、、ざくざくっというところのある感じと、、という意味で。
唄い終わると、、おなじみのウクレレでの「Missing Serenade」(banana version←由来を尋ねてみたことがあります。
そのココロは・・・なんかトロピカルに感じられたから、、とお答えになったような気がします^^)
が流れ、これまたおなじみのステージのセットチェンジが行われます。
ちょっと鼻歌まじりで楽しそうにセッティングする誠さん^^
数本のギターに、サイドテーブルに、スタンド、、椅子。(私のいた場所からは、布に覆ってスタンバイしていた様子が伺えました^^)
そんなものが準備されている中、、、ちょっと前の方に出てこられてお客様へ改めてご挨拶。
いきなり、階段(ステージは階段上にあるって感じなのです)を降りて前にいらしたお客さんと握手されちゃったり^^
・・・・さぞ驚かれたことでしょうね^^
いつものように、途中入場のヒトを発見しては、、
「あっ。今来るか、今来るかと・・・」(笑)。
標的になった方、、、ご愁傷様・・・というより、、おめでとうございますって、、なんか羨ましく思ってしまうのはなぜ^^;
「あ、なんならそこでやりましょうか?」
と、客席を指差すものだから拍手^^
「・・・もっかい(セット替え)やんなきゃならなくなるから^^;」
あっさり却下^^;
スタンドにうやうやしく灯がともったところで。
「こんばんは、斎藤誠です。
(去年のライブで)すっかり味をしめちゃいました^^。」
全くのナチュラルエコー。これが本当に気に入ってらっしゃる様子。
普段は「それがあるかのような音」を機械的に作っているけれど、その必要がない。
その場で「パン!」と手を叩いて、、、
5秒はないにしても、残響音3秒。
これは立派!とおっしゃって。
「・・・なんか、去年もこんなことやったなあ」^^;
改めて・・・・
「ようこそ、僕の部屋へ。10年間これをやっています。・・・ゆっくりやるよ!」
ネブラスカの始まり始まり、、、、、
と、思いきや。
どうにもこうにも袖が気になる誠さん^^;
ギターに当たる感じがどうも、、
と2回くらい袖をまくり上げ直しておられましたっけ。
(この日は、ブルーのチェックのシャツの下にTシャツ。
ベージュのテンガロン。靴もそれに合わせたカラーだった・・・かな^^;
残念ながら、メモが曖昧だ^^;)
まさしくまさしくの「僕の大事な部屋」からスタート。
ゆっくりと幕が上がるイメージでしょうか。
でもでも、次がびっくりでしたよほんとに。
イントロ聴いて「まさかっ!!」と思ったんですから。
でも、そのまさかでした。
これって、バンドでやるもんだと半ば決めてかかってたような私がいけないのかもしれないけど、
だって、、「歌えよヒッピー」ですよ?
見事に曲の、アレンジのエッセンスをギター1本で表現されてて、、、びっくりしたのなんのって!!
すげーーー。恐れ入りました。最初っからやられました。
ギターを持ち替え、、
・・・このあともいっぱい使ってらしたので、頭の中がごちゃごちゃですが、
このときは確かに誠さんのカスタムマーティンだったと思います。
「夕陽の交差点」
夕陽・・・にふさわしく、、照明もオレンジだなあ、、、なんてぼんやり眺めながら聴いていました。
誠さんがチューニングのタイミングで、客席から咳払いが^^;
よくも悪くも、響く場所なので・・・・^^;
さすがに曲中は悪いと思われたのでしょうね、、却って仇になったか^^;
「もっと大きく咳き込んでも・・・」
と、おっしゃった先から遠慮のない咳払いが聞えたのでこれまた大笑い。
借りられたギターとおっしゃってたと思うのですが、
それがなんと1920年代のもの!!
それでもって、「SMILE&SLEEP」をサポートしましたね。
今年でネブラスカは10周年。
最初は、何から何まで一人でやるライブ。
過酷な分・・・評価されるかな、、なんて思わないこともなかったとお話されてました。
で、今日は初めてのときに一緒にやったスタッフの方も、
せっかくだから、、とご参加されてるのだそうです^^
第一回目が行われたのが、今はありませんが新宿のパワーステーション(通称・パワステってよく言いましたね。)。
本当はその1回で終るつもりが、気づいてみたらもう10年。
ライブには、毎回タイトルを考えるのだけど、どうしようって。
当時のマネージャーさんと、タクシーの中で考えたのだそう。
アンプラグド・・・なんてそんなかっこいいのはちょっとなあって。
そこで思いついたのが、ブルース・スプリングスティーンの弾き語りのアルバムが確か「NEBRASKA」だった。
・・・中身は全然知らなかったのだけど・・・^^;
それに開催地の名前をただ組み合わせただけ・・・それがなかなか楽しくて。
新宿ネブラスカ、、
函館ネブラスカ、、、エトセトラ
なんとなく・・・場末な感じ。
イメージを限定しない・・・そんな感じ?
ってな具合で、今も来ているわけだそうです。
そこから「ネブラスカ」。
誠さんが次に手にしたのが、12弦ギター。
・・・私が知っている範囲のライブでは、あれとあれのいずれかの時に使われたのを見たような。
「・・・っていうと、何を思い出す?」
と、おっしゃって、、、つらつらと、、、、
へーい、みすた たんぷりんまん♪
・・・バーズですか。そう来たか^^;
以前からある曲だけど、感謝の気持ちを今日はこれに込めさせてもらいます。
もし、他のイメージを持ってる方がいらしたらごめんなさいって、、、
10年間、どうしてもひとりで唄いたいんだ!!というオトコに、
付き合ってくださる皆さんに、この曲で感謝の気持ちに代えさせてもらいます。
「夢で笑って」^^
途中でCreamの「Sunshine of your love」を織り交ぜてみたり。
♪テレもせず言うけど どうもありがとう ♪
のところで、ちょっと立ち上がってぺこりと頭を下げる誠さん^^
立てかけてあった中で、私が見ていて異彩を放つというか、
なんか気になっていたルックスのギター。
遠めには、ココア色みたいな色合いのそれ。
「Waltz In Blue」で使われていましたね。
背景にも、いくつもの星が灯りの中に浮かび上がっていました。
ずいぶん前から思ってたのだけど、
久しぶりにCDで聴くと、オリジナルは少しテンポが速めに聴こえる。
ライブで聴くもののほうが、ゆったりとより雄大な感じで・・・むしろそっちのテンポの方が好きになっている私です。
ライブでたくさんたくさん唄われて、聴かれて。
まだまだきっと大きくなっていく唄なんだろうな・・・という予感がしています。
決して安易に聴き捨てられるものばかりではないんです。
消耗品でない、、じっくりと熟成されてヴィンテージになりつつあるんじゃないかな^^
ライブ会場によって、そのときの空気、誠さんのノリでどんどん形を変えるのが、
ネブラスカでの「素敵な最後」。
(たまにバンドで聴く、カチッとしたものもだからこそ新鮮です。)
曲終わりに向かって、どんどん加速していくイメージがあるのですが、
今回は、またなんとも雰囲気の違うものになっていました。
チャペルの雰囲気をもまた、この曲は呑み込んだのでしょうか。
2006年グローリアチャペルバージョンなのでしょうか。
更に驚いたのが、この直後。
ギターをざっと持ち替えてすぐに・・・というか間髪入れずにの「ゆるして」。
やられた、、、、油断してたって感じですねー。
何というか、敢えてだと思うけど、、ガラリと変えてきた。
この電光石火という切り替えも、お一人でやってるライブならではなのかもね。
***
独りだと集中できますね、と話す誠さん^^
いや、7人(つまりはフルメン)だと集中できないわけでなくて、、^^;
あれはあれで、別の集中があるんだそうで。
まあ、狭いなら狭いなりのロケンロールな集中とか^^
窮屈な中での集中っておっしゃったかな。
最近新しい出会いがあって。周囲が固まってきた。
居場所も変わってきて・・・・アンケートの下のほうで気づいたかもしれないけど。
と、おっしゃった途端・・・俄かにがさごそするお客さんたち(笑)。
「見るんじゃないっ!!今喋ってんだからっ、おまえたちっ!!」
と、ステージから思わず一喝する誠さん、、、でも心配になっちゃったのか、、
「あれ・・・何か言いましたか^^;いいんです、礼拝じゃないし、自由な空間だから」^^
そ。
私も気づきましたが、、へええええ、、という場所が新しいところですよ^^
そういう新しい出会いがあると、誠さんは昔からもりもり曲を書くんだとおっしゃいます。
一生懸命頑張ってくれてる、あのヒトが喜ぶんじゃないかな・・・と、思うこと。それが全ての原動力。
23年ずっとそうやってやってきたようなもの・・・とおっしゃいます。
で。
ご自分のオリジナル曲を改めてリストアップし直してみたのだとか。
そうしたら、
「これはこのまま埋もれさせるのは、惜しい。」
という曲に気づき、、、引っ張りだしてこられたのだそう。
自分は、なぜサラリーマンにならなかったのか。
・・・その資格はあったのに、その能力もあったのに^^
それは、面白いものに出会っていたから。
たとえばそれはアルバム「Waltz In Blue」で洋楽をカバーをやったりということになるのだけれど、
それより前に・・・そんな曲を書いていました。
音楽の楽しさを教えてくれた。だから、ここに自分はいるんだなって。
で。
久しぶりに唄われたのでしょうか。
「・・・ちょっと待ってね^^;」
と、ささっとコードをチェックし直しておられ、
この曲は、最初に聴いたときから誠さんの姿を重ねて聴いてきました。
だから、尚更じぃーんとなりました。
考えたら、、、ライブで聴いたのは初めてです。
「遠い日の憧れは」
そして、アルバムでもこの流れかな、、
「きっといつか」。
そして、この日何度目の「べっくら」(笑)だったことでしょうか。
いや、ほんとなんですってば。
アコースティックバンド編成(キーボードレス)や、
スリーピースではあるけど。
えっ?
最初はあまりにもそっと始まったので・・・。
だって「黄色いダイアモンド」ですよ?ゴリゴリでしょ?
でも、誠さんの場合はほんとに何の問題もなかった。
・・・一瞬でも「え?」と思った私をお許し下さいm(__)m
・・・そして間奏。
小さく・・・「どうしようかな、、」とおっしゃったのが聴こえ・・・たんですよ。
そしたらね、またもや「え」と思うまもなく「SWLABR」!!
ひゃーーーーー。
ま、個人的に大好きな曲だっていうこともあるけど^^;
あとCCRかな、「Susie Q」。
んでもって、とどめもやはりCream。「I'm so glad」。
これまたちっさく叫んじゃいましたよ^^;
いやあ、、これはこれは。
「・・・あと「E」で始まる曲って、何があったかな、、、」
と、手を止めないままに考えて、、、
あ。これはビリー・ジョエル?もしや、ストレンジャー?
でも、これはあまりにも「ハマらない」ということで途中で却下^^;
ジミヘンもあんましやったことないしな、、、とおっしゃってどうやらここらで諦めたようです^^;
本来の曲に戻っていかれました。
そうか、、、そういう展開をさせるのね、この曲は^^
曲の終りそうなところで、右手をぱっと上げて「ちょっと待った!!」という仕草をして、、、
エンディングへ一挙に雪崩れ込みます~~!!
すんごいバンドっぽい^^
止まない拍手のなか「えっと、、もっとロック?・・・やばいよー。13日の金曜日にふさわしい。・・・教会だよ?」
とおっさりつつ、ふっと背後の十字架を振り返って、、、ぺこっとアタマを下げる誠さん^^;
ぐふふふと笑いながら、、
まずはそっと、、、
♪僕を愛してるって言って、、彼より、、、 ^^
と唄いながら、、「やばいでしょ?」とにっこり。
個人的に、違う意味でキュートでヤバすぎますっ。
もちろんもちろん、「愛してるって言って」です^^
これ、確か去年もここでやって楽しかったなあ~♪
最後のところの ♪愛してるって言って 彼より Ah-------♪
のやりとり^^
誠さん自ら、女性パートの高いとこと、男性バートの低いとこ、、やって下さいます^^
でもって、誠さんのすぐ目の前にはどうやらドラムセットがあったと見え^^
これまた、、楽しそうです^^
「アップテンポでいくよー」と言って、唄い始めたのは「Please!」
最近、、、また何度かライブで聴くようになりましたねー。嬉しいな。(3年前か。封印を解いた瞬間にも立ち会いました^^)
もう、かなりの怒涛です。バンドでやるときも、とにかく音のカタマリがどばーーっと降ってくるようなすごさなんだけど。
ギター1本でもその勢いは変わらない!!
なんとなく、、誠さんの後ろにフルメンの皆さんが垣間見えたかのような、、、そんな感じ。
「アーユーレディ! アーユーレディ!」って笑いながら。
しかもご自分でイントロのとこ弾いて
「ちっちゃあい」って(笑)。
ま、それはしかないけど(笑)。
でも、それってまじすかまじすかまじすか!!
と、うろたえたのは、きっと私だけではあるまい・・・と思っているのだけど。
だって。
「ここは教会でミラーボールはないけれど、沸き上がるよー、沸き上がるよーっ」
っておっさるんですもん!!!
えーーーっ。どーすんですか、どーすんですかっ、誠さんっ!!って。
そしたらね、、
そ・れ・なーら 沸き上がろっ!
(ここで本来は、ジャンプ!!! ええ、誠さんも、メンバーさんも、お客さんも^^)
そこでね、誠さんは椅子から15センチくらい腰を浮かしたの(笑)。
「Huuuu!」って言いながら^^
そーかそーか、その手があったか。・・・と、すぐに真似っこ。
これがまた楽しくて楽しくて^^
がんがんっにギターをかき鳴らしておられたのだけど、
途中で、弦が切れてしまって。
でもね、
「そのビート、残しておいてね!」
と、このライブの間中、、、ちょっとスピーカーの陰に隠れるようにしてギターのメンテ(なんせ今回は7本ですから^^;)をされていたスタッフさんがいらしたのだけど、
すぐに代替のギターをすっと誠さんの傍に持って行かれて。
持ち替えたのだよ!!いぇいでしょ。
演奏しながらも、弦を張り替える作業をするスタッフさんをそれはそれは嬉しそうにご覧になって、
「すごい、弦張ってるわーー。みんなの見えるとこで張ってよ」^^
いつも、エレキでざくざくっといくところも、、アコギでかっちょよくやっちゃったし。
そして今回判明した事実は(笑)・・・あのファルセットのとこって「フィリップ・ベイリー!!」だったのですね^^わははは。
楽屋への入口にあたるドア。ここが少し開いてて、スタッフさんが2人、、、「沸き上がってました」^^
微妙にタイミングがずれてとこが、少し可愛い。(あ、男性スタッフです)
それをご覧になって、誠さんも嬉しそうでしたー^^
後日、誠さんのニッキを拝見したら、新しいスタッフの方だったのだそうですね^^
ああ、そして更に更にこれですか。
もう、大好きな「HOLDING ON」ですよ。
ちょっと苦しくて切ないこの曲が大好き。
メンバーさんのコーラスのあるものもいいけど、おひとりで唄われるのもいいですね。
再三再四言うけれど、それでもあのアルバムに入ってるアレンジ大事なエッセンスは全て取り込んであるアレンジ、、、
音数の問題なんて、全くありません。こういうとこ、惚れ惚れ聴いちゃいますよ。
鳴り止まない拍手に、誠さんも、、、
「暑い部屋だー(笑)。
「ようこそ、僕の部屋へーーー!!」
思わずシャツを脱いだら、その下のTシャツはザッパ(公認Tシャツ)でした。
誠さん曰く、90年頃にわんさか買い込んだらしいですよ。
・・・要するに、音楽好きがこうなった・・と。
周囲の同年代の方を見て、「いいのかなあ」って考えることもあるけれど、
「ま、いーか。あと10年くらい」(笑)って。
・・・あ、10年と言わず、、それよりもっとでも^^
今年は、来年のこと・・・来年スタジオに篭ることになるであろう・・・ことを予想して、
もう「やめてくれーーー!!」って言うくらい、ライブをやることにしたと。
もったいないから。
もしかしたら、今日が今年最後の東京でのフルライブになるかもしれないと。
「・・・といいつつ、やったもんなあ」・・・と、苦笑い。
ええ、絶対にありえないっていうときに何度かね^^;;;;;
暫くはやんないかも、、、ということで、
アコースティックなのに、普通はありえない「22曲」やることにしちゃったそうで。
「・・・次からは減らします。20曲」
・・・どこが・・・どう^^;
これは、ラジオでも唄ったけれど、、
この曲で最後にしてみたかったという、、、
「RAIN」
煮え切らない男の唄。
さて・・・誰のことなのでしょうか、、、とおっしゃりながら。
その2へ続く。