ちょっと前に見たアニメ

昨夜、自宅で、ちょっと仕事を始めたんですが・・・・・


仕事を説明するユーチューブを見てたら、次からの動画紹介画面が出てきたんですが
軒並み、ストリートピアノで、好きな「ラ・カンパネラ」があって・・・
思わず見てしまったのが、運の尽き
その後、夜遅くまでストリートピアノ動画を見てしまった私です



今日の話題は、自宅で仕事をするようになる前に、見たアニメの話しです

尚、ネタバレになる話しありますので、ご注意ください


タイトルは「平家物語」です


写真は公式ホームページより撮ったものです

実は私、大河ドラマが好きで、よく見ています
今は「鎌倉殿の１３人」という、源頼朝に仕える北条義時が主人公のお話しです


アニメ「平家物語」の話しですが、

京・平安時代の貴族文化が栄華するのですが、
守護警備する武士・平家一族が台頭、権力・武力・財力・文化を極めた平家一門

頼朝が幽閉されていた伊豆で、平家派と源氏派の争いが勃発
その後、田舎侍・源氏が平家を打倒しようとする「古代末期」から「中世初期」の時代です

歴史に疎い私は、登場人物が多く関係が複雑すぎて難儀している私ですが
歴史に強いカミさんは、「興味ない」と、今回の大河ドラマは見ていないのです

番宣という事もあるんでしょうけど、
今年に入って、ＮＨＫでは源氏絡みの面白い番組をたくさん作っています
多くの歴史学者や作家を集めて討論した「歴史サミット」とか
背景説明をする「歴史探偵」など、面白く見ている私です

てなわけで、今は、源氏サイドから見る番組が、とても多いのです
そんな中、数少ない平家サイドから見れるのが「アニメ・平家物語」
派手な所は少ないのですが、とても興味深く見ました

主人公は「びわ」という名の琵琶法師の少女・・・・
ひょんな事より、平重盛と出会い、平家一門と生活を共にします


瞳の色が左右で異なります。写真は公式ホームページより撮ったものです

琵琶法師ではありますが、目が見えない訳ではありません
光彩が異なる瞳を持ち、片方の目を掌で隠すと、
その人の行く末が見える・・・・というのです
その人に「行くな・・・」と伝えても行ってしまう・・・
哀しい結末が判っていても、決して、その運命を変える事ができないつらさ・・・・


写真では、うまく撮れていませんが、目から涙を流しています
写真は公式ホームページより撮ったものです

木曽義仲による進撃後、幼い天皇を連れ、京を逃れ、西国を彷徨（さまよ）います
流れ流れて、壇ノ浦の戦い（関門海峡）で、終（つい）えるまでを描いていました

平家一門、その一部始終を見届けた少女「びわ」
それを琵琶法師として後世に伝えていくというエンディング


写真は公式ホームページより撮ったものです

アニメでは多用されがちな黒い縁取り線が少なく
パステルカラーを使った、フラットな画（え）・・・・・
また花や風景がやさしく描かれてもいます
要は、シャープで刺激的な画（え）ではないのです
それが「儚（はかな）さ」を表していて、とても新鮮に思えた私です

監督は「山田 尚子」という、私は聞いた事のない方でした
まだ若そうに見え、とても意欲的な監督さんです


写真は公式ホームページより撮ったものです

ハデとか刺激的とかはありませんが、面白い作品です
機会があったら、見るのも良いかと思います
とても上品に描かれたアニメです
お勧めです


５月８日（日）の「鎌倉殿の１３人」は、折しも「壇ノ浦の戦い」の話しです
平知盛と源義経との「源平の最終決戦」です


「歴史探偵」２番組から得た背景知識を持って

見るのを　楽しみにしている私です