ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

横浜を知る人は 楽しめる

2021-06-23 | *小ネタ
今日のブログには、ネタバレがあります

いつだったか忘れたけど、最近読んだ本の続刊を読みました

「横浜大戦争 明治編」・・・・今日は、その話しです

・・・・・ネタバレがありますので、これから読もおって思う人は、飛ばしてください


「横浜大戦争」には、横浜市18区の地神さま全員が網羅・・・いえ、登場しましたが、
続刊には、18区のうち、保土ヶ谷区と中区・西区の地神さま中心に、話しが進みます

全体に、ストーリ仕立てになっていて、
エンタメ? サスペンス? ラブストーリー? よく判りませんが、
ライトノベルである事は同じですが、「流れ」は実にいいのです
言い換えれば、とても読みやすいし、あっと言う間に読み終わるでしょう
面白かったですヨ・・・・前刊よりも、続刊の方が好きです、私には



まぁ、私も「浜っ子」なもんで、ストーリで登場する場所や背景が、思い浮かぶので、より面白いのです
前回と同様、横浜を知らない人が読めば、「なんだ これ・・・」となるのでしょう
一応、地名や事柄・出来事の脚注は、ついていますが・・・・
横浜以外の人が読んで、面白いかって言うと、保証はできません

相変わらずのメチャクチャ? 荒唐無稽? マンガチック? の設定です
時代や地域、はたまた国を越えた土地神さまが登場します

前刊と異なるのは、豪商の15歳になる「れんげ」なるお転婆娘が登場します
つまり、本来、禁じられている土地神さまと人間との接触・交流があるんですヨ
ここらが、話を面白くしています

本来は、土地神さまが主人公の話しであるはずなんですが、
私なんぞ、切なくとも前向きな娘「れんげ」が、主人公なんじゃないかと思ってもしまいます

まぁ、お気軽なライトノベルです・・・・・横浜の人なら、楽しめます
機会があったら、お勧めいたします(楽しめます)


「横浜の大神さま」は、前編では横浜大戦争の元凶でした
続編では、ほんの少しだけ登場しますが、「役に立たない」大地神さま
・・・・・頼みますヨ!!


ところで、「横浜大戦争 明治編」は、図書館で借りて読みました

「文庫版」っていうのがあって、未だ、22人の予約が入っていて、人気度が伺われます
私は気が付いたのですが、よく検索すると「単行本版」があるんです
こちらは、予約が少なくて、すぐに順番が回っていました
それでも、鶴見図書館からの取り寄せでしたが

「文庫版」と「単行本版」、それぞれ表紙イラストが違っているし、装丁も異なります

ストーリを含め、どこか違うのでしょうか?

ちょっと気になっている私です