金魚の街

今日は、月１回の有給休暇をとっていた

別段、休む用事があるわけでもないけど、世間一般で言う「働き方改革」に協力しているのか？

最近は、部下もどんどん有休を使うが、
かつては責任者が休すまないもんだから、部下が休みを取りづらい・・・・・
てな事があったんで、用もなくても月１回、休むようにしていた
振返ってみれば、月１回休んでも、作業が滞ったとか、不都合が生じた・・・・とか全くない
部下が固定化して、いろいろな面で、熟成して来ているんだろう

今日は日本橋に、「金魚」を見に行った



毎年夏に、コレド室町で催されている「アートアクリウム」である
最近はご無沙汰であったが、以前に２～３回行った事がある
この「金魚アート」をメインに、日本橋エリアが金魚と江戸小粋（こいき）で埋め尽くされるのである

みなとみらいの「ピカチュウ大発生中！」もすごいと思うけど
日本橋のはもっと凄い！！
お菓子や食べ物、飲み物、小物類の物品、そしてサービスまでに至るものに、
江戸の小粋に引っかけて、「金魚グッズ」で飾ってしまうのである
さすが「三井」の「ちから」って凄い！！　　　感心してしまう



オープン２０分前に、アートアクリウムチケット売り場の行列に並んだ
凄い行列であった
チケットを手に入口に向かうが、列が進まない！！
後で判ったんだけど、オープン前後は凄く混むようだ
ちょっと時間をずらして、昼食時前頃が良かったみたい
入口はもちろん、展示場内もかなり空いて来た

アートアクリウムは、昔からストロボを焚（た）かなきゃ写真は自由に撮っていい・・・・
そのせいで、ＳＮＳ映えを狙い、皆がスマホをかざしている
もちろん私もデジカメを持ち込んで、狙ったんだけど・・・・・・



落ち着いて展示物の前に陣取ってられないし
水槽の中は水が流れているんで、金魚がいつも動き廻っている
会場内は暗くしていて、展示物に照明が当ってはいるが、
シャッターブレや手ブレを抑えられるほどの明るさはない
金魚は暗めのところを好み、いいアングルの明るい所に、思うように出て来てくれない
いっぱい金魚が詰まっている水槽は、画面構成が面白くないし、ちらつくし
アクリル板の水槽は、ゆがみだらけだし・・・・・
ストロボを焚（た）かずに、うまく撮ってみろ・・・・って主催者から笑われている気がしてならい

散々、言い訳したけど、結果、私は惨敗であった



日本橋でのアクアリウムは、今回で最後だそうである
展示されている会場や水槽は、今までの集大成と銘打っているが、
どこか、かつてに見た事のあるような気がするものばかり
終了するにいい時期かも知れない



早々に・・・・そう、１１時４０分には展示室を後にしてしまった

昼食をどうしようか考えた
日本橋には、老舗を中心に魅力的な飲食店が多い

結局は、近場のメイン通り沿いにある島根県アンテナショップ内の飲食店にした
当日届く島根の魚を使った「日本海島根丼」（限定１０食１２００円）というもの
どうも私は「限定」に弱くていけない
５種類くらいランチがあったんだけど、
「サバのしゃぶしゃぶ」を注文する人が多かった
島根県の名物なのか？
チャンスがあったら、今度、食べてみよう思う



最後に、日本橋に来たんだから・・・・・と、榮太郎総本店に行く
本日は「小倉あんみつ」
粒揃いだし、いい甘さかげんで、小豆（あずき）の粒がひとつも壊れていない
冷たいほうじ茶が出されたが、温かいものに替えてもらった



今日はあまり時間をさけなかったが、日本橋は老舗も多く、面白い街である
今度は、ゆっくりと歩き回ってみたい