ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

またお邪魔してしまった

2016-09-10 | うんちく・小ネタ
■またお邪魔してしまいました。
帆船日本丸のボランティアを引退してしまった画伯さんのご自宅に。お昼12時の訪問。奥さま、息子さん共の歓迎を受けたのでした。ちょっと影に入れば涼しさを感じますが、陽射しに当たるとまだまだ暑い日でした。

■ご自宅は、いつも感心するんですけど、お花がきれいで!
シンプルなレイアウトのお花。絵になりますネェ。
■本日準備してくださったのは、手の込んだ「パエリア」とグリーンサラダ。
海鮮がたっぷり入ったものでした。そしてイワシのオイルサーディンを使い、豆腐やガーリック、オリーブオイルなど入ったオリジナルソースを付けての、ズッキニー、キュウリ、大根。丁寧に裏ごしをしたのでしょう。初めていただくソース・・・・・さっぱりといただきました。もちろん、昼間の12時からの、たっぷりのビールもありました・・・・・・ 皆で楽しく語らいながらの、ゆったりとしながらのランチでした。大変おいしくいただけました。

■その後、場所を画伯さんのお部屋に移動しての一杯です。
製作中の「忍路丸」は、甲板上の出入り口やマストなどつけられていました。いつも思うのですが、造りは完璧で、すべすべの木肌です。思わず頬(ほお)ずりしてしまいたくなるような滑らかさです。帆船経験者しか判らないような板目の張り合わせ。隙間なくぴっちりとした造りです。現在、私も木製帆船を製作中ですけど、レベルが違いすぎて、恥ずかしくて見せられません。

■画伯さんのご自宅って、帆船の資料が揃っていて、いろいろと見せていただきました。
説明書では判らない部分、現船の作り状態など、とても参考になります。私の知らない特殊工具なども持っていて・・・・いえ、手作りしていて、大いに参考になったのです。

■その後、奥さんを加えての歓談が続きました。
寡黙な私ですが、引き込まれるように楽しいおしゃべりが続いたのでした。いつの間にか夕方になってしまいました。あっという間に時が経ってしまいました。美味しい食事、たっぷりのお酒類、楽しい語らい・・・・・・いつもの事ながら、ありがとうございましたの一言につきます。



時代錯誤の昼食代

2016-09-10 | うんちく・小ネタ
■先日、台風13号が接近していた日、仕事を休んで外出していました。
模型作成の道具や材料捜しと、いろいろなパーツや道具を見て回りました。「ユザワヤ」と「東急ハンズ」そして「ヨドバシカメラ」の模型コーナをはしごしたんです。今回の話しは、その「昼飯(ひるめし)」です。
■私の昼食の歴史ですが、就職した会社には、社員食堂があり、それを使っていました。
結婚後は横浜に戻り、遠距離通勤・早朝出勤ということもあり、弁当作りは不可能で社員食堂使用。営業所勤務に変わり、御茶ノ水下や専修大学前に通勤していました。この頃は、お弁当を作ってもらいました。ここらは学生街ということもあり、安くてたっぷり食べれる食堂やキッチンがたくさんありました。私の昼食時金額イメージって、この頃に、頭に染み込んだものなのでしょう。
■その後、また工場の外注手配職場に移動しました。
工場出身の技術屋は、営業部の空気になじまず、先輩・同僚にいじめられ、先輩に追い出されたのです。その後、経営悪化に伴う55歳以上全員リストラに至るまでは、社員食堂。職業訓練学校時代や再就職後の品川勤務では、一貫してカミさんのお弁当が続き、現在に至っています。そんなかんやで、私の昼食金額イメージが、とても安い金額で染み付いています。おおよそ「ワンコイン」500円。
■先日の外出の時、横浜駅周辺地域で外食しようとして、私のイメージ金額では、とうてい、食べられない事を実感させられました。
とても安くて700~800円。1000円くらいは当たり前なのです。世間知らずは昔から有名でしたけど・・・・・ 横浜駅の表側は無理と判断し、鶴屋町方面にちょっと足を延ばしてみました。そこで見つけたのが、本日の写真の場所です。

■注文したのは「唐揚げ定食」500円。
ちょっと小ぶりですが、唐揚げが7個載っていました。小ぶりのドンブリ飯上にのっているのは、「鳥そぼろ」。千切りキャベツもたっぷり目で、マヨネーズが添え。問題は、その食べ方です。どんな所で食べたかと言うと、焼き鳥をメインとした立ち飲み屋の昼食メニュー、そのうちの最安値品(「一番人気」って書かれてましたが。)です。つまり、立食いなんです。思わずビールが飲みたくなりました。
■店内は終戦後しばらく経った昭和の頃をイメージして作られたのでしょうか。
裸電球が並んでいて、ホーロ引き看板があちこち飾られています。天井には、碍子(がいし)と露出配線があり、店内の柱は木製電柱をイメージして作られていました。テーブルはなく、あちこち50cm巾くらいのカウンター造りで、そこら中に団扇(うちわ)が置かれていました。

■短時間営業する昼食時は、冷房が効いていました。
夕方からの、本来の立ち飲み屋さんになると、あちこちのガラス引き戸は開けっ放しになるんでしょう。煙りもうもうとした焼き鳥屋が想像できます。面白体験・話しの種になる「昼めし」でした。ゆっくりイスに座って食事ができればいいのですが、まあ、金額を考えれば、満足の行く昼食だったんでしょう。

TVドラマブーム

2016-09-10 | うんちく・小ネタ
■大正13年生まれで満92歳になる母。
今は歩くのが不便になって、通常は椅子生活。補助具を使って、辛(かろ)うじて短距離が移動できるくらいで、移動の際は、車椅子に乗ってがほとんでです。その母、若い頃から「暮らしの手帖」をよく読んでいました。
■そんな足が不便な母に、図書館で捜した本をよく届けていました。
母が若い頃(すなわち終戦直後の昭和)の、特に生まれ育った伊勢佐木町近辺写真がたくさん載っている本です。それが既に、種本不足になり、同じ本を2度3度、借り出す事が続いていました。そこで若い頃、よく読んでいた雑誌を借り出そうしました。

■目をつけたのが「暮らしの手帖」。
若い頃よく読んでいて、引っ越す前の家では、本棚にずら~っとバックナンバーが並んでいました。ネットを使って、横浜中央図書館ホームページで蔵書検索をしてみました。貸出しは「予約可能ではありません」との表示。それでは、ネットか本屋さんで最新号の購入をと考えました。
■NHKの朝の連続テレビドラマ「ととねえちゃん」の視聴率が好調な事は知っていました。
ほとんで週間視聴率トップの位置につけています。最新号は早くも売り切れて、雑誌では珍しい「増刷」がかかった事も知っていました。その上での最新号捜しでした。それが、本屋さんでもネットでも「暮らしの手帖」がありません。

■それどころか、ネットでは、プレミアがついた価格で、たくさん並んでいるんです。
税込み972円の雑誌です。それが・・・・・・ あとは古本屋さんを捜すようになるんでしょうけど、こういう状況なら、安くはないだろうと想像に難くありません。
残念ですけど、母には諦めてもらおうかと思っています。