■先週に引き続き、帆船日本丸の総帆展帆がありました。
日本丸が係留されているみなとみらい21地区では、5年間隔で開かれている「アフリカ開発会議」が開かれており、歓迎の意を表しての総帆展帆のようです。本来、横浜ではこの時期「横浜開港記念日」の行事がありますが、その行事は1週遅れで実施のようです。
■横浜では早くも梅雨に入っており、今日の天候も早くから雨マークが入っていました。
中止かレインウェアを着込んでの総帆展帆かなと思っていましたが、直前には午前中、少し雨が残るくらいの予報に変わっていました。それが,、梅雨前線が日本列島を離れ、はるか太平洋沖を進み、時間と共にいい天気になりました。北からの涼しい風が吹き込み、畳帆の頃には陽射しは強いけど、爽やかな晴れ間となったのです。
■北側からの風が吹くと・・・・・日本丸の帆はきれいに膨らみます。
今日もカメラを構えた多くに人たちが訪れましたが、この人たちはめったに見れないきれいな帆が写せたはずです。私にも、ボランテイアカモメの皆さんの「今日はきれいな写真が撮れるでしょう・・・・」という声が複数ありました。
■白い帆を張った帆船日本丸の写真は、実は、難しい部類なのです。
スキー場などで、全面雪景色や雪をバックに人物を撮った人は判るかと思います。雪の白は自分がイメージしていた雪より暗く、まして人物は真っ暗状態に写っていたと思います。
■白い船体、白い帆、白い雲。
普通の全自動のカメラなら、もっとも明るい白に合わせて、写真のハイライトポイントが決まります。次に白いものがグレーっぽくなり、その次に白いものは濃いグレーになってしまうのです。人間のイメージ画像は、頭の中に、経験的に皆白く作ってくれるのですが、写真になると限られた濃度範囲内で、白からグレーに物理的に再現するだけなのです。
人間って素晴らしい能力を持っているんですネ。
【先週から海賊がいるけど、さてどこでしょうか?】
■去年までいつも参加していた女性が、先週いませんでした。いつもいる人がいないと、気になるものです。
今日、元気な姿を見る事ができました。「今年は、ちょっとマイペースでやるの・・・・」って言っていました。本日は、新港埠頭に泊まっている「大成丸」の乗組員さんが助っ人に来てくれていました。まだ若い女性乗組員です。富山の方(かた)で帆船は大ベテランです。いつもと違った空気があったし、注目もありました。新風が吹いたようで、いいですネ。
■トップマスト担当グループに、よく来てくれる女の子がいます。
わりと独りでポツンとしている事が多いようです。皆さん、彼女がフォアマストに定着するよう、皆で話しかけてあげましょう。私も話しかけます。新しい仲間が増えていくと、楽しいですよネ