■昨日の５時１８分。
私はトイレにいました。忘年会に行くため準備していた時でした。何か揺れているような気がしましたが、地震とは気づきませんでした。後から入ってきた清掃のチーフに聞くと「え？ そうなの？」。 控え室に戻り同僚に聞いても同じく「え？ そうなの？」でした。その直後、上司の声で「ただ今大きな地震がありましたが、このビルは安全です・・・・・・」と館内放送がありました。
■TVではNHKのアナンサーが「高台に逃げてください・・・・・」と切羽つまった声で訴えていました。
１年９ヶ月前を思い出しました。あの時の被災者の方たちにとっては、きっと悪夢が蘇（よみがえ）ったことと思います。東北の地震は終わっていないのでしょうか？ ただただ、あの時の被災者の方たちの、安全と心の安泰を祈るばかりです。
■それにしても最近は地震が多いようです。
それも関東地方に近づき、千葉県とか東東京でも起きています。富士山噴火説も、時折、新聞紙上に登場します。噴火しますと、火山灰で火力発電のタービン発電機が壊れるので回せなくなり、停電必須といわれています。職場ビルの非常用発電機も使えなくなります。勤め先ビルは御殿山の山頂付近にあり、唯一、津波だけは大丈夫そうです。
■幸か不幸か、今回も震度４の地震を多くに人が感じませんでした。
東日本大震災の時も、ビルの制振装置でたいした危険性をかんじませんでした。今回もビルの免振装置で、震度４の地震を多くの人が知りませんでした。エレベータに装備されているP波センサーが、地震がくる直前に大きな地震を知らせ、最寄階に停止・開扉してしまい、地震を知ることになります。本当に最近の技術ってすごいと感心させられます。でもそれが心の慢心を引き起こしているのでしょうネ・・・・・・・・・