資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

傾いたから有名になった

2012年06月15日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
世界遺産検定公式ガイド300
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毎日コミュニケーションズ


 本日はフレンツェに連泊。午前はピサ、午後はサンジミャーノを訪問。どちらもトスカーナ地方という、農産物が豊富で、ワインがうまい地方にある。

 ピサに到着。世界の観光地だけあって朝9時頃でも観光客がいっぱいだ。日中韓、インド人、トルコ人と思しき人、お土産屋の店員はアフリカ人だ。
 

 斜塔は高さが約50メートル、下から見上げると、結構傾斜がきつい。上に登れるが、人数制限されていて、1時間待ちであったため断念。日本からでもネットで予約できるそうだ。2枚目の写真のポーズはよくやるポーズ。
 

 お昼は、トスカーナワインの試飲のできるワイナリーで。周辺はブドウ畑で、太陽がまぶしい。
 

 午後は、サンジミャーノ。日本にはあまりなじみはないが、小高い丘の上にある街で、塔が沢山ある。最盛期は40本もの塔があったが、現在は十数本だ。いずれも貴族の権勢を誇るため建てたらしい。イタリアンジェラートを戴きながら街を散策する。

 
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屋根のない美術館

2012年06月14日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
世界遺産検定公式ガイド300
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 ベネチアから一度は訪ねてみたかったフィレンツェへ。まずミケランジェロ広場の高台から街全体を見る。茶色に統一されて中世の街そのものだ。街の真ん中にドウーモがどっしりと構える。


 そしてメデッチ家とドウーモを結ぶベッキオ橋。(写真手前の橋)
 

 昼食はフィレンツェ風ステーキ。私は最後の骨付き部分を頂く。とても食べきれない量だ。
 

街中は、彫刻がいたるところにある。フィレンツェは「屋根のない美術館」、とはよく言ったものだ。お土産は、革製品とピノキオ。ピノキオはここ出身だそうだ。写真はダビデ像。
  
  
 街中は、車が入れないため、徒歩となる。ウフッツィ美術館とドウーモなど、半日歩き疲れた。
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世界一美しい広場

2012年06月13日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
世界遺産検定公式ガイド300
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 今回は、インターネット使用のため、無線のMiFiを借りて持ってきたのだが、意外にホテルは電波の届き具合が悪い。そのため移動の車中でパソコンに書き込みをしている。

 ミラノからベネチア入り、英語読みだとベニス、イタリア語だとベネチアだ。島の入り口でバスを降り、チャーターした船に乗り、大運河をベネチア本島へ。青い空と地中海に建物が映えて美しい。
 

 島の中心地、サンマルコ教会のそばに上陸、寺院を見学、そしてサンマルコ広場へ。この広場はかつてナポレオンが訪れたとき、世界一美しい広場だ、と言ったとか。当時はそうだったんだろう。
 

  そしてゴンドラに乗ってベネチアの運河を巡る。ゴンドラは定員が6名で、水辺に面して建物は彫刻が施されており、その間の細い水路をスイスイ漕いで行く。
  

 ベネチアは二度目だが、前回にも増して好きになった。もう来れないだろうが・・
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最後の晩餐

2012年06月12日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
世界遺産検定公式ガイド300
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 成田からロンドンまでは順調だったが、ロンドンからミラノ行の飛行機が離陸直前でトラブル。結局代替の飛行機でミラノに飛び、ホテルに入ったのは深夜の1時半であった。
 

 2~3時間ウトウトして翌日午前中は、今回のハイライト「サンタマリアデグラッチェ教会食堂の世界遺産、ダビンチ作「最後の晩餐」の見学。全予約制で、30人ほどがまとまって15分ほど見学できる。温度を一定にして絵の劣化を防いでいるそうだ。

絵は、間接照明で照らされ、思ったより明るく、きれいだ。遠近法が使われていて遠くからの観ても素晴らしい。写真撮影が厳禁なのは残念だ。隣に盲人用の最後の晩餐の彫刻があった。
 

ドーモ(ミラノ大聖堂)やミラノ座を回って、ミラノを離れる。ドーモは白い大きな建中には宗教画やステンドグラスが美しい。
 
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プロ講師養成講座12期修了

2012年06月11日 | 診断士活動(マスターコース)
独立・起業のしかたが面白いほどわかる本―熱意と動機をかたちにする上手な会社のつくり方 (知りたいことがすぐわかる)
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中経出版


 昨日はプロ講師養成講座12期の最終回。午前中は私の発表。この発表は、自分の得意分野の研修商品を作成し、パワーポイントでプレゼンして、発表の態度や内容などの質問を受け、評価シートを戴く。同じ診断士からの評価のため結構厳しい評価となる。

 私のプレゼンは、管理者研修6日間の講座。パワーポイント340枚の大作である。いろ色貴重な意見を戴く。発表スピードが時折早口になる。メリットをもっと強調すべし、ホワイトボードの活用などが課題。

 午後前半の講義は、動機付け、リーダーシップ、後半はグループで演習をやる。職場のトラブルなどを材料にリーダーシップとして何をやらねばならないかを取得する。もうひとつ、部下と上司の会話。部下と上司のズレをロールプレイするもの。

 最後は、危険地帯の活動の演習。あなたは、アマゾンの植物探検隊の一員として参加することになった。このチームで課題を達成するためには、何が必要かをコンセンサスを得るのが、課題だ。終わって修了証を戴く。
 

 終わって人形町の中華屋で打ち上げ。私を含めて2名は来年も参加。充実したコースであった。
 
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今週はイタリアへ視察旅行

2012年06月10日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
世界遺産検定公式ガイド300
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毎日コミュニケーションズ


 今週は1週間、視察旅行でイタリアの世界遺産を巡ります。ミラノ、ベネチア、ピサ、サンジミニヤーノ、フィレンツェ、ローマ、ナポリ、カプリ島の順です。(図を拡大してください)



 世界遺産検定では、パックスロマーナの時代のローマ帝国の遺跡、ローマ後の地中海貿易を独占したベネチア、さらにルネッサンス時代のミラノにあるダ・ビンチの最後の晩餐、花の都フレンツェなどに分かれっます。

 今回の旅行では、世界遺産は、全部で9つが含まれます。①ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ修道院とダビンチの最後の晩餐、②ベネチアとその潟、③フィレンツエの歴史地区、④ピサのドウモ広場、⑤サン・ジミヤーノの歴史地区、⑥ローマの歴史地区、⑦バチカン市国、⑧ナポリの歴史地区、⑨アマルフィ海岸 です。

 今回も最新のパソコンを持っていきます。パソコン持参は、昨年のスイス、上海に続いて3度目です。仕事のメールも自在にできます。便利になりました。現地からはこのブログに毎日、写真をアップします。観てくださいね。

 往復の飛行機内では、気象予報士の予備校の復習・予習、過去問題、「ローマ人の物語」の最終巻の読書を予定しています。

 本日はプロ講師養成講座の最終回、私の1時間半の発表です。終わって最後の閉講の懇親会、それを早く抜け出して、気象予報士受験予備校アスクがあります。夜遅く帰って、旅行の準備と、結構忙しい一日になりそうです。
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BCP研は理論研修テキスト

2012年06月09日 | 中小企業診断士資格とその活用
あなたが作るやさしいBCP―どんな会社でも必ず役立つ
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日刊工業新聞社


 木曜日夜のBCP/CSR研究会は、「中小企業へのBCPの導入」。今年の診断士の理論研修では、ウチの研究会から「BCP」について研修講師をする。最近、中小企業診断士でもBCPのニーズがどんどん高くなっている。この日の研究会の参加者も20名近く。以前は数名だったが、どんどん増えてきた。

 東日本大震災により、経営破たんした会社は700社近くに上る。このテキストにも載っており、テキストもよくできていて、中小企業診断士のBCP入門書としても最適である。リーダーからのアドバイスは、中小企業経営者がついて来れるように、最初は「防災」から、次に「BCP」。あまり高望みをしないこと、少しずつレベルアップしていけばよい、とのこと。
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六本木ヒルズ見学

2012年06月08日 | 土木施工管理技士資格とその活用
 昨日は齋藤塾で、六本木ヒルズの見学であった。六本木ヒルズは街つくりの段階で、災害時にも帰宅困難者を受け入れるように設計している。


見学では、まず36Fの見学ルームで説明を聞いた後、冷暖房施設と、ガスタービンを見学。六本木ヒルズの電気はほとんどが「都市ガス」、バックアップで東京電力を使っている。また防災倉庫も見せていただいた。36Fには、東京都とニューヨークと上海の模型がある。東京は長さ/幅とも20mほどの馬鹿でかい模型だ。写真です。大きいでしょ。


この見学、都市ガスの見学にもいい場所だ。震災後、真っ先に東京都の猪瀬副知事なども見えたそうだ。
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ワールドカフェ

2012年06月07日 | 執筆・講演・診断
 火曜日は、兼ねてから準備をしてきた診断先の研修の日。午前が集合研修、午後が個別の相談会である。

 テーマは営業課題。まず各担当者が自分の課題をSWOT分析により、明確化する。その後、他の人たちから意見をもらうため、グループ討議を行う。この時にはとにかくリラックスして、意見が出るように工夫が必要とされる。

 そこで選んだのが、中小企業診断士の研修で教えてもらった、ワールドカフェ。これは10年以上前、アメリカで開発された会議手法で、主にIT技術者などがリラックスいた雰囲気で意見交換すると、よいアイディアが出るというものだ。

 私は、会議の後、発表必要なし、議事録必要なし、のリラックスした雰囲気をセットした。そして「お菓子」、これが重要なアイテムである。今回は2時間のミーティングでほとんど売り切れになった。
 
 

 終わって、事務局に聞くと、ふだんしゃべらない人がよく意見を言ってくれた、など高評価であった。こんな催し、またやってみよう。

ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~
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ヒューマンバリュー

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D・カーネギーとコーチングスキル

2012年06月06日 | 人材開発資格とその活用
人を動かす 新装版
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創元社


 ある会社からの依頼で管理者研修の資料を作成中で、この中に「リーダーシップの講座」を入れている。そこでリーダーシップの古典を読んでおこうと思い、買ったのが標記D・カーネギーの「人を動かす」だ。

 D・カーネギーは、ニューヨークのカーネギーホールや鉄鋼王のカーネギーとは違う人だ。原書は1936年出版、改訂版は1981年出版、1,500万部売れた名著である。この人はヒューマンスキルの講習会を世界各地で開催している。日本にも昭和28年に訪れている。

 この本には至る所で「人をほめる」ことが登場する。そして数多くの事例が登場する。アメリカ大統領から著者の親戚に至るまでだ。

「ほめる」と言えば、昨年私は「エグゼクティブ・コーチ」の資格を取得した。コーチングのスキルは傾聴、承認、質問が基本スキルである。特に承認の「ほめる」ことの威力は大きい。

 コーチングはここ20年くらいのスキルなんだが、カーネギーは70年以上前に、経験で「ほめる」重要性に気が付いている。ヒューマンスキルを習得しようとするビジネスマンには最良の書であろう、「人を動かす」。
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神社検定を受験

2012年06月05日 | その他ビジネス系資格とその活用
神社検定公式テキスト?『神社のいろは』
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扶桑社


 日曜日は第1回の神社検定、試験場所もそれにふさわしい渋谷の国学院大学。この大学は構内に神社がある。お参りの人が絶えない。
 

 3級は100問、学習の成果が試される。前半の「神社のいろは」の部分は90%以上できたが、後半の「神話のおへそ」部分は難しい。長い名前の神様が沢山出てくる。一人で子を産む神、結婚して子ができる神、などいろいろだ。

 自己採点は、トータルで約75点。大丈夫だろう。しかし、神社の知識には強くなった。どっかでウンチクを披露したいもんだが・・

 昨日は受験中、試験が楽しいと感じた。結果を楽しみにして待つ。
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超入門失敗の本質

2012年06月04日 | ビジネス・経済
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
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ダイヤモンド社


 ヨドバシカメラの売れてる書籍コーナーで見つけた本である。1980年代に「失敗の本質」という本が出版された。この本は大東亜戦争の日本軍の失敗について「6つの作戦」(ノモンハン事件、ミッドウエー海戦、ガダルカナル作成、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦)を分析して組織の敗因と失敗の原因について精緻に解説した名著である。

 本書は、現代の日本企業の失敗と当時の失敗を比較して、実に当時と変わっていない点を7つの観点から書いている。戦略性、思考法、イノベーション、型の伝承、組織運営、リーダーシップ、メンタリティの7つだ。思考法では、シングルループ思考の日本軍、ダブルループ思考の米軍、レーダーを同時に開発しながら、活用した米軍、活用しなかった日本軍など興味深い対比もあるがここでは、メンタリティについて書こう。

 メンタリティ、空気、KYである。空気は、「一点の正論のみで、問題全体に疑問を持たせず染め抜いてしまう」インパール作戦の牟田口中将も小さな正論はあっただろう。しかし、議論における影響比率は小さく、合理的な判断には本来影響をないはずが、それが決定的になってしまった。作者は「意図的な空気の醸成が導く誤認を打ち破る知恵を身につけるべき」と言っている。

 現代の日本企業も時々これをやってしまう。小さな正論で企業不祥事を隠し、結局それがバレて大事件になる。自分から発表すれば大したことはないのに・・   もっとある。TPPや消費増税はよく考えれば、やってはいけないはずなのだ。

 米国の大統領は、先日の日米会談でTPPで日本への輸出を2倍にすると言った。それは日本人の失業を一気に拡大することなのに、誰も言わない。TPPは例外なき自由化で、日本のいくつかの産業がつぶれてしまう。世界中不作で、食料がなくなった時に、外国が必ず助けてくれるとでもいうのだろうか。

 デフレ時に消費増税、消費税では日本の財政は立ち直れない。所得税・法人税、すなわち、経済成長して、税金を増やす以外に方法はないのに、その声はほとんど聞こえない。消費増税すれば、政府は結局減収になり、日本は不況にまっさかさま、恐慌に突っ込んで行く。亡くなった橋本総理は死ぬ間際まで、97年の消費増税を悔やんでいた、財務省に騙されたと。日本はあれ以来、デフレが続いている。

 日本のマスコミは先頭を切って、空気を作り出しているのだ。空気に飲み込まれないようにしないと・・
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金沢百万石祭り

2012年06月03日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用
金沢検定予想問題集〈2012〉
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北國新聞社出版局


 土曜日は毎月の金沢への帰省、金沢はちょうど百万石祭りの最中であった。メインの大名行列は前田利家公が金沢城に入城するセレモニーを再現したのものだ。

 一行は金沢駅から武蔵が辻、香林坊経由で公園下からお城に入るコース。地元のテレビも中継している。ちょうど金沢駅前では、鼓門で大名行列が出発直前のところだった。

 金沢駅前鼓門
 

 出発を待つ大名行列
 

 そして帰りに越後湯沢駅のの温泉に入ろうとすると、工事中。しかたがなく、駅前の公衆浴場へ。


 最後は、マイタケ付きのへぎそばで上がり。
 
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建設研は分科会発表

2012年06月02日 | 診断士活動(研究会)
よくわかる建設業界 (業界の最新常識)
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日本実業出版社


 昨日の建設業経営研究会は、昨年度の分科会の報告。専門工事支援分科会として各自テーマに沿って議論し、1年分をまとめたものだ。

 3つのパートに分かれており、1つ目は、「建設業の事業再生から見えるもの」。建設業は現在も、需要より供給が上回っている。供給過剰の状態にある。従って中小企業の再生支援や廃業が常に問題となっている、私的整理や交渉などには、実務の分かる実力派中小企業士の出番が多いようだ。

 2つ目は「専門工事業の経営状態による経営改善」。原価管理システムは、システム屋の言うとおり入れたものは使えない。各社とも苦労している。実は私も、現役時代に工事の予算工程管理システムの運用担当をしたことがある。当時はまだコンピュータも発達していなかったせいもあるが、使いものにならなかった。何とか改善しようとしたが、ウオーターフォールモデルで作られたものは、あとで改善するにも限界がある。最後はお払い箱になった。

 3つ目は、専門工事会社の経営診断ツリー。これは質問に答えていくことで、その会社の経営上の問題点が見えてくるというものだ。今度使ってみよう。

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ガス業界の資格試験その6

2012年06月01日 | ガス主任技術者資格とその活用
都市ガス業界の資格試験
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三恵社


 都市ガス業界の資格試験はその6.今日は法務・コンプラ系の資格。

<ビジネス実務法務検定>
 ビジネスにおいて法的リスクを調査し、問題を解決に導く能力は、全てのビジネスマンにとって不可欠な能力です。そのための法律を学ぶことができるのがビジネス実務法務検定です。
ガス業界においても、ビジネス文書の管理、協力会社との請負・委任契約・瑕疵担保責任、第三者に不法行為を受けた時、した時の損害賠償責任、債権の回収、PL法、ガス業界で話題になる独占禁止法、示談・和解・調停・支払い督促・訴訟に至る紛争の解決など、数多くの法的問題があります。
この資格の取得により、一層の法律知識のレベルアップを図っていただきたいと思います。

<宅地建物取引主任者>
 宅地建物取引業者は、省令で定める場所ごとに、一定の数の取引主任者を置かなければなりません。宅地建物取引主任者は、相手方に対して、宅地又は建物の売買、交換又は貸借の契約が成立するまでの間に、重要事項の説明等を行います。
ガス業界で関連する部門は、ガス管の埋設されている土地の問題を取り扱う場合です。従って、渉外部門、渉外担当がこれに該当します。
埋設されたガス管の不動産問題としては、土地の権利の変動、契約の成立と借地権、不動産登記などいわゆる「宅建民法」と言われる部分です。また、土地に使用上の制限を定める都市計画法、建築基準法、農地の売買を行うときには、農地法が関連します。
渉外に携わる方、これから携わろうと思う方、是非、宅建にチャレンジしてください。

<個人情報保護士>
 個人情報保護士は、2005年に施行された個人情報保護法に合わせて、開始された民間資格です。「個人情報保護法の正しい理解と安全管理に関する体系的な理解」及び「企業実務において個人情報の有効活用や管理・運用を行うことのできる知識や能力」をもつエキスパートを認定するものです。
ガス業界においても個人ユーザーを取引先としている企業はほぼ全て個人情報取扱事業者に該当します。一方、個人情報の紛失は相変わらずマスコミを賑わしています。この資格を取得することによって、個人情報を十分理解し、しっかりした対策により、個人情報の保護に当たっていただきたいと思います。

<ビジネスコンプライアンス検定>
 近年、不祥事により社会的信用を低下し、経営に悪影響を及ぼす企業・団体が急激に増加しています。そのため、既に多くの企業では、リスクマネジメントとしてコンプライアンスに関する取り組みを進めています。
ガス業界でもガス機器の不正改造や補助金の不正使用など不祥事が続きました。
このような時代の中で、より効率的に企業倫理やコンプライアンスプログラムを推進していくためには、コンプライアンス経営の根幹となる法律知識と実践的な価値判断基準を有する人材の育成こそが最も重要であると思います。
ビジネスコンプライアンス検定の受験により、一層のコンプライアンスの強化をお願いします。

 




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