資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

信貴山城で爆死した戦国の梟雄、松永久秀ってどうなん

2024年05月30日 | 城郭検定資格とその活用

 

 戦国武将を推理するという書籍を読む、今村祥吾さんの書籍だ。今村さんは、一度講演会を聞いたことがある。直木賞の「塞王の盾」受賞の後だった。そしてそのお城が見たくて大津城跡にも行った。

 そして、この本は戦国武将八人の行動や心理を推理している。信長、秀吉、家康に、信玄、謙信、伊達政宗、石田三成、そして松永久秀だ。最後の松永だけは、おや、なんで、という感じ。

 松永久秀は、戦国の三大梟雄(きょうゆう)の一人と言われている。梟雄とは、辞書では残忍で勇猛な人物という意味。三人は、齊藤道三、宇喜多直家、それに松永久秀である。

 松永の逸話は、将軍足利義輝の殺害、主君三好義興の殺害、東大寺の焼き討ち、だそうだが、今村さんがが書いてるように、近年の研究では、その逸話はほとんどは冤罪だそうだ。

 信長を裏切って、最後は、平蜘蛛という高価な茶器ととも爆死したというのも、嘘っぽい。信貴山城の松永屋敷に行ったとき、ここで派手な死に方をしたのか、とも思ったが、そうでもないようだ。

 松永久秀は今の奈良県北部に、多聞山城という城を建てて住んだ。これはまた壮麗な城だったという。信長が嫉妬して全部破却してしまったそうだ。この城には日本初の四層の天守があったそうだが、信長はこの城をモデルに安土城を作ったとか、城跡でもいいから一度行ってみたいものだ。

 

 

 

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