さて、長浜港の防波堤そばの宿に泊った翌日は、竹生島へ。琵琶湖の通覧船に乗るが、いくつか発見があった。まず、日本遺産、この遺産はストーリーが大事ということだが、ここは、琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産 だそうだ。その中に竹生島もある。
そして、御船印、御朱印の船バージョンだ。続けるかどうかはともなく、パートナーが御船印帳を購入。
遊覧船に乗り込む。発券所に、へんな掲示が。条例ができて、飲酒して操船してはならないって、じゃ、条例前は飲酒運転出来たのか。
波のない琵琶湖を、長浜港から竹生島まで35分。島に到着。緑に覆われてきれいな島だ。
この島は、神社とお寺からなり、それ以外は森、見学できる場所は、その2か所のみ。1時間もあれば全部見学できる。
上の方に、派手な門らしいものが見える、あれが国宝の唐門か。
登ると、懸け造りの建物がある、上は廊下のようだ、なんだろ。
神社に到着、都久夫須麻神社、名前が難しくて覚えきれない。本殿は国宝だそうだが、残念ながら閉まっていて、中はよく見えない。
かわらけ投げ。鳥居の中に入るといいことがあるそうだが、我々は全然届かない。かわらけがいっぱい落ちてる。
先ほどの懸け造りの建物の上部。船廊下と言って、秀吉の船を材料にしたそうだ。重要文化財。
そして宝厳寺の国宝の唐門。大阪城の搦め手には極楽橋と言う橋が今もあるが、豊臣大阪城の時代、秀頼がここに移築を命じた。その後、大坂夏の陣で大阪城は全部燃えたが、ここは残った。従って、世界で唯一、豊臣大阪城の遺構となっている。
この極楽橋は、2007年発見された、オーストリアのエッゲンベルグ城の豊臣大阪図屏風にも残っている。この屏風、城郭検定の問題にもなっていたね。しかし、安土桃山時代の遺構、時代を反映して、派手派手だね。
さて、お次は宝厳寺本堂の弁財天。宮島、江ノ島と並ぶ日本三弁財天の一つだそうだ。
石製の五重塔に、最近できたらしい三重塔。
神社とお寺を二回りして、竹生島コーヒーで休憩。そして、名残惜しいが、島を離れて、長浜港へ、見たかった国宝の豊臣大阪城の遺構が見れて、満足でした。