資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

社労士の学習、国民年金が終了

2011年02月11日 | FP関連資格とその活用

 社労士の学習は、国民年金が終了。一問一答では、127正解/180問で71%の正解率。

 振替加算や付加年金、寡婦年金、死亡一時金とややこしいのが登場する。また、覚える数字が多い。あんまり論理性がないためなかなか覚えられない。

 年金アドバイザーも並行して学習しているが、あんまり自信がない。さて、次はいよいよ最後の厚生年金である。これで、社労士は一巡完了となる。

社労士科目別総まとめ 国民年金法〈2009年版〉 (社労士科目別総まとめシリーズ)
クリエーター情報なし
住宅新報社
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バランスシートで考えれば・・

2011年02月11日 | ビジネス・経済

 元大蔵官僚高橋洋一氏の本である。面白いというか、つい先日読んだ、「デフレの正体」の内容を否定する内容も載っている。私が、これと思ったポイントを紹介しよう。

(1) 日本の負債と資産

 日本政府の負債は1,000兆円、国民一人当たり800万円は有名な数字だ。しかし、資産も700兆円、これも断トツの世界一。その差額は300兆円。GDP比60%で先進国では並みの数字。さらにその内容は、固定資産200兆円、特殊法人への貸付金出資金200兆円、外貨準備130兆円。日銀が為替介入するときの資産だ。貸付金など、ほんとにこんなに必要なのか、あやしい資産だ。

(2) 経済成長率とインフレ率の関係

 世界各国の成長率とインフレ率を世界銀行のデータベースからダウンロードしてエクセルで相関を分析した。結果は「全く無関係」。何だ、あの「デフレの正体」の本に書いてあったことは全く違う。人口減少とデフレは無関係(p128)、しかし人口減少と景気は強い関係がある、このことは常識の範囲。しかし、あの本のせいか、デフレは人口減のせいだ、という風評になっている。

(3) 消費税と年金は無関係

 消費税をいよいよ上げる雰囲気になっているが、年金が足りないなら、年金保険料を上げるべきである。消費税とは無関係のはずだというもの。そういえば、全くその通り、保険料を上げるなんて言われるまで、全く気がつかなかったが、当たり前のことだ。

 私は、いろいろな経済本を読むが、その本を読んだ後になるほど、といつも思ってしまう。まだ、批判的に読むほどの力がないのであろう。 

バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる
高橋 洋一
光文社
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