社労士の学習は、国民年金が終了。一問一答では、127正解/180問で71%の正解率。
振替加算や付加年金、寡婦年金、死亡一時金とややこしいのが登場する。また、覚える数字が多い。あんまり論理性がないためなかなか覚えられない。
年金アドバイザーも並行して学習しているが、あんまり自信がない。さて、次はいよいよ最後の厚生年金である。これで、社労士は一巡完了となる。
社労士科目別総まとめ 国民年金法〈2009年版〉 (社労士科目別総まとめシリーズ) | |
クリエーター情報なし | |
住宅新報社 |
社労士の学習は、国民年金が終了。一問一答では、127正解/180問で71%の正解率。
振替加算や付加年金、寡婦年金、死亡一時金とややこしいのが登場する。また、覚える数字が多い。あんまり論理性がないためなかなか覚えられない。
年金アドバイザーも並行して学習しているが、あんまり自信がない。さて、次はいよいよ最後の厚生年金である。これで、社労士は一巡完了となる。
社労士科目別総まとめ 国民年金法〈2009年版〉 (社労士科目別総まとめシリーズ) | |
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元大蔵官僚高橋洋一氏の本である。面白いというか、つい先日読んだ、「デフレの正体」の内容を否定する内容も載っている。私が、これと思ったポイントを紹介しよう。
(1) 日本の負債と資産
日本政府の負債は1,000兆円、国民一人当たり800万円は有名な数字だ。しかし、資産も700兆円、これも断トツの世界一。その差額は300兆円。GDP比60%で先進国では並みの数字。さらにその内容は、固定資産200兆円、特殊法人への貸付金出資金200兆円、外貨準備130兆円。日銀が為替介入するときの資産だ。貸付金など、ほんとにこんなに必要なのか、あやしい資産だ。
(2) 経済成長率とインフレ率の関係
世界各国の成長率とインフレ率を世界銀行のデータベースからダウンロードしてエクセルで相関を分析した。結果は「全く無関係」。何だ、あの「デフレの正体」の本に書いてあったことは全く違う。人口減少とデフレは無関係(p128)、しかし人口減少と景気は強い関係がある、このことは常識の範囲。しかし、あの本のせいか、デフレは人口減のせいだ、という風評になっている。
(3) 消費税と年金は無関係
消費税をいよいよ上げる雰囲気になっているが、年金が足りないなら、年金保険料を上げるべきである。消費税とは無関係のはずだというもの。そういえば、全くその通り、保険料を上げるなんて言われるまで、全く気がつかなかったが、当たり前のことだ。
私は、いろいろな経済本を読むが、その本を読んだ後になるほど、といつも思ってしまう。まだ、批判的に読むほどの力がないのであろう。
バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる | |
高橋 洋一 | |
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