12日の日経は読むべきニュースがいくつも載っていました。私の興味のある記事が一日でこんなに載るのは珍しいため、ブログを更新します。
(デフレ)銀行預金、融資に廻らず差額最大の150兆円
銀行に貯まった資金が企業などへの融資に廻らず、預金残高がドンドン増えている。実はこれがデフレの正体。資金需要がないのである。残念ながらデフレ退治の道は遠い。
(ネット)ネットがけん引、百貨店売り好調、消費薄明かり、収益底入れ
2010年度の売上高が百貨店をネットが抜く見通しとのこと。そして百貨店の初売りが前年度実績を上回り、最悪期を脱したもよう。
(景気)先行指数5カ月ぶり上昇
景気指数には先行、一致、遅行の3つの指標がある。私は診断協会の実務従事のとき、鉄鋼業の受注見通しに、この先行指数を随分使った。結構記憶のある指数である。
(ユーロ) 日本、アイルランド支援、外貨準備金活用、渡りに船
信用不安のアイルランド状況は予断を許さない。その手助けを中国より先に日本がするというもの。余り金を使うのだからいいことなんだけで、ユーロと連動して日本にも悪影響がないといいが。