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資格マニアの徒然草ブログ~人生は八合目からが面白い

このブログは、すでにアメーバブログに移行していますが、9月まで並行して更新していきます。今年は百名山完登が目標です。

4回目のワクチンは打ったけど・・

2022年07月31日 | 温泉&健康資格とその活用

 昨日、地元埼玉県は三郷市の集団接種ワクチンを受けて来た。お年寄りばかりの4回目である。今までワクチンは大手町の自衛隊で打っていたが、今度は地元だ。

 私はワクチン、殆ど最速で打っている。今回もそうだ。受付と、簡単な問診で、ハイ、接種。そして15分ほど待機、この間に無料の水のペットボトルを頂く。そして、終わり。

 しかし、いつまでこの体制、続くんだろ。山は人気の小屋が皆、閉鎖に追い込まれている。燕山荘に涸沢ヒュッテ、唐松岳頂上山荘に、白馬山荘、それに黒百合ヒュッテって、人気のある小屋は全部ダメだ。この夏は、山に登って、小屋の前で、ハイ閉鎖、じゃ、どうするんだろ。混乱するぞ。

 2類って、伝染病だよ。いつになったら5類になるんだろ、岸田総理じゃ、たぶん総理の間は、やらないだろうね。自分じゃ、何もやらず、やったふりするだけの総理だからね。私たちが選んだ政党だが失敗したよ。

 今は入院すると政府から金が出るから、病院は、とにかく重症床を一杯にしようとする。5類なら医療費は有料になるから、患者は、めったに入院なんぞしなくなる。入院したって健康保険で高額療養費が出るから、大きな負担もない。(テレビ番組ご用達の医者は、この高額療養費のことをわざと言わないで、煽ってた、テレビは、視聴率が上がればいいから、煽る煽る!)

 それに保健所を通さなくなると、どこの医者にでもかかれる。濃厚接触者なんてなくなるから、ライフラインだって廻るし、山小屋の閉鎖などもない。

 これで、医療機関は一挙に増え、すぐ医療体制は普通の状態になる。インフルと同じ状態だ。岸田総理は、テレビに洗脳された年寄りの票が欲しいから、まだまだダメだな。

 私は、4回目の接種で、しばらくは重症化リスクは低くなった。今日一日は、副反応の対応でゆっくり休んで、明日から活動開始!

 人生は短い、この夏はアルプス登って、資格やって、仕事して、(お城は秋までお休み)十分楽しんで過ごすよ。

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ほっこり百名湯~北海道一の温泉、トムラウシ温泉

2022年07月22日 | 温泉&健康資格とその活用

 トムラウシ登山の宿は、東大雪荘。この宿がトムラウシ温泉だ。じゃらんのアンケートでは、北海道№1に選ばれたこともある温泉、脱衣所に張紙がされていた。

 この温泉の泉質は、ペーハー7.4の中性、泉温83.4℃の高温泉、溶存物質は、1.5g/kl で療養泉だ。塩化物、硫酸水素塩で、旧名称は、塩化物・重曹泉だ。いわゆるリンス・イン・シャンプーの温泉だ。

 ただ、この温泉は、何といっても、露天風呂。渓流のすぐそばにある露天風呂がいいね。

 内風呂も、天井が高く、立派な風呂だ。浴槽も高温と低温の二つある。私は、たいてい、まず露天に入り、次に、体を流して、上がりに内風呂に入るのが習慣だ。

 トムラウシ登山の翌日は、源泉に行く。噴泉塔と源泉がある。ここは短縮コースがなかった頃の登山口だった。そのためか、神社もある。

 トムラウシ温泉は、登山前日、当日、翌日の合計3回入浴する。特に、登山翌日の朝、露天は、渓流の流れる音、鳥のさえずりに、周囲の緑、湯けむり、登山後の満足感で何とも言えない、いい気持ちになった温泉でした。

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ほっこり百名湯~ヌルヌルのお湯、みはる温泉

2022年07月16日 | 温泉&健康資格とその活用

 芥川山城、飯盛城の登城後は、翌日の登城に備えて、奈良県は、榛原(はいばら)に移動、「みはる温泉」に入る。ところで、この榛原、そもそも読めない、ハリ、ハルと呼んで、スマホで検索しても漢字が出て来ない、しばらくは、電車の時刻も調べられなかった、困ったものだ。 

 そして入浴、たまには、事前に温泉分析書を読まないで入ってみる。

 浴場の入口には、好きなシャンプーとコンディショナーが選べる。すごい数だ。

 そして、温泉、たまごの湯とも書かれていたが・・浴槽に入ると同時に、「ヌルリ」、とする。おお、アルカリ性の湯だ、美人の湯でもある。

 温泉分析書は、脱衣場の隅っこに置かれている。もともと小さな文字の分析書、ここじゃ見ないな。

 その分析書から。泉質は、ナトリウムー炭酸水素泉、昔の泉質でいうと、「重曹泉」である。重曹だ、肌を洗ってくれる。それにペーハーは、8.76、アルカリ性。いわゆる美人の湯だ。

 そして泉温は、19.6℃、泉温から見ると冷鉱泉。溶存物質合計が1.011g/kl で、温泉の定義をギリギリクリアする。

 このアルカリ性は強力だ。一度入っただけで、入浴後は肌がツルツル。いい泉質だと分かる。夕方、寝る前、朝と3回ヌルッと入って温泉を堪能した。さて今日は、もう一城、宇陀松山城へ登城だ。

 

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ほっこり百名湯~湯村温泉の源泉かけ流し

2022年07月09日 | 温泉&健康資格とその活用

 登山の帰りは、温泉。甲府駅からほど近い湯村温泉を予約しておいた。湯村温泉BBホテルという、温泉旅館とビジネスホテルの両方をやっっているようだ。二食付きで、じゃらんのポイントを使うと、一人7,500円、何だか安すぎる気もするが、と入る。

 まず、温泉、源泉掛け流しだ。湯あか、について解説がある。湯あかは、源泉の成分が凝縮したものだ、けっして「垢」ではないと、そして硫黄泉の湯あかだけは、「湯の華」と呼ばれる。草津温泉のあれか、名前一つで全然違うね。

 温泉成分は、ナトリウムー塩化物泉に、カルシウムー硫酸塩泉が混ざっている。前者は「塩化物泉」後者は「石膏泉」だ。

 そういえば、飲泉も、飲むとちょっとドロッとした感じだ。これ、石膏の成分か。

 さらに夕食、夕食はテイクアウトのみ、ということは、持ち運べる程度の料理、だろうと想像する。大したことないな。しかし実際は、写真の感じ、大きなビニール袋に包んで部屋に持っていく。お重が二重、そしてまだ二三ついている。おかずは少しずつ数多く、これが美味しい。

 朝早く風呂へ、誰も入らないうちに露天風呂を撮影したい、と思っていく、幸い誰でもいないので、露天風呂を一枚。ここにも飲泉がある。そして露天の奥のほうに、しびれ風呂だって、電気を通すそうで、この辺に入ると、ビリリ、とする。気持ち悪いのでやめた。

 朝食はバイキング、私の好きな洋食を頂く。温泉も満足、二食とも満足の湯村温泉でした。さて、登山、温泉、ときたら、今日は、お城だ。続・百名城を巡ります。

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目指せ!五百資格~DHCプロテインとダイエット検定

2022年07月06日 | 温泉&健康資格とその活用

 いよいよ夏山シーズンだ。アルプスを縦走することも出てくる。この時大切なことは、ウエイトコントロール。ウエイトが重いとその分、体にオモリを付けた状態で山を歩くことになる。これはつらい。特にツアー登山などでは周囲に迷惑をかける。そして、最近太り気味。夏山登山までもう時間がない。

 5月末にDHCの九州ツアーに参加した時にもらった、DHCのプロテイン、結構うまかったため、遅まきながら、本格的に挑戦してみようと思う。ということで、写真のDHCプロテインダイエットを今度はAmazonで購入した。

 粉体を水に溶かし、専用の容器で良く振って飲む。カロリーは大したことがないが、不思議と空腹にはならない。必要な栄養分は入っているようだ。1日3食のうち昼の1食はこれにしてみようと始めた。するとどうだろう、健康なスピードでウエイトが減っていく。毎朝ヘルスメーターに載るのが愉しみになってる。

  昨日仕事で2か月ぶりにお会いした方から、おや、少し瘦せましたね、と言われた。これって、努力の成果、ちょっと嬉しいね。 

 ところで、しばらく忘れていた、ダイエット、そもそもダイエットの科学的な意味は? これって、以前ダイエット検定を取得した時に学習したはずだ、しかし、とっくに忘れてる。

 幸い、捨ててなかったテキストがある。本棚から出して、机の上において時々読み返すことにする。この年になっても、ダイエットは、永遠のテーマだよなあ。

 

 

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ほっこり百名湯巡り~日本百名湯の保温の湯、越後湯沢温泉

2022年06月25日 | 温泉&健康資格とその活用

 昨年に続いて花の百名山、平標山(たいらっぴょうやま)・仙の倉山に登る。朝早いから、前泊で、夜、新幹線で越後湯沢へ。駅前のビジネスホテルは、温泉があるという。日本百名湯の一つだ。小説「雪国」で名高い越後湯沢温泉である。

(下山後に撮った越後湯沢駅)

 ホテルに到着して、さっそく、温泉に行く。でも一室が温泉、こんな感じ。↓

 小さな宿だから、温泉も小さい。浴場は1~2人用だ。おお、桶の色は、なつかしのケロリンかな。

 脚を伸ばして撮影。大きな浴場では、たいていは撮影禁止だが、ここは別。

 風呂上がりに、泉質を見る。おや、意外に単純温泉「低張性弱アルカリ性高温泉」となっている。温泉成分が929mgと1gにちょっと足りない。従って単純泉になってしまった。ちなみに成分は、ナトリウムと塩化物、つまり食塩。

 塩化物泉は、保温の湯、その通り、風呂上りは暑くてしょうがなかった。浴衣が汗びっしょりになってしまったので、予備の浴衣を着て寝る。この温泉は、冬に来る温泉だね。

 朝4時半起きで、始発のバスに乗る。続きは明日ね。

 下山後、帰宅時に、越後湯沢駅で誰でもピアノ、を発見。誰もいないので、一本指で弾いてみた。せっかくだからと配偶者に撮影してもらう。70代になったら、ボケ防止で、ピアノ、目標にしたいな。

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ほっこり百名湯巡り~土方歳三も入った湯の川温泉

2022年06月19日 | 温泉&健康資格とその活用

 「湯の川温泉」は、北海道の名湯である。日本百名湯ではないが、名湯百選には選ばれている温泉だ。北海道の割には歴史も古い、350年も前からあるそうだ。函館戦争で、旧幕府軍が療養所に使ったとか、土方歳三が入ったとか、ネットで出て来る。

 この日の泊まりは、プリンスホテル渚亭。ここは1Fが風呂で、もちろん露天もある。子供が騒いでいて、忙しない雰囲気、もう一度、後で入るかな。

 風呂の中は撮影できないので、2Fのバイキングの食事会場から一枚。露天からの眺めとほぼ同じだ。津軽海峡と函館山を眺めながら、入る風呂だ。

 次は泉質、泉質別の適応症が大きく出ている。そういえば、普通の観光客にとっては、泉質がどうこうより、適応症がわかればいいのだ。ここの泉質は、源泉100%で、ナトリウムー塩化物泉、しょっぱい。リウマチ、運動器障害、創傷・火傷、慢性湿疹、卵巣機能不全などに効く、と書かれている。

 

 しかし、温泉分析書の位置が高く、文字も小さいから、これじゃ泉質読めないね。写真を撮って拡大してみると、泉温64.1℃と高温、pHは7.2と中性、溶存物質は8.9g/klで、かなり濃い、療養泉だ。

 成分はマイナスイオンが塩素イオン、プラスイオンがナトリウムイオン、総合すると、泉質はナトリウムー塩化物泉(等張性中性高温泉)になる。海岸沿いの温泉、想像通りの温泉だ。従って、保温効果が大きい。風呂上りに汗、引かなかったな。

 さて、明日は、函館を離れて、道南いさりび鉄道に乗って、新幹線の停車駅「木古内」へ。木古内をベースにして、百名城、続・百名城を訪問します。

 北海道の記事、4日連続ですが、4記事併せて1日の体験です。旅に出ると書くこと多くなります。

 

 

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ほっこり百名湯巡り~球磨川を眺めながら、人吉温泉

2022年06月07日 | 温泉&健康資格とその活用

 九州の百名城巡りで立ち寄った、人吉温泉である。宿の入口には、源泉のいわれの表示がある、五百年もの歴史にある温泉だ。

 そして、足湯のほかに、飲泉がある。飲める温泉は、珍しい。なかなか保健所から許可が下りないんだそうだ。相当、泉質がいいんだろう。飲むと、温泉の味、香りがする。

 そして、温泉に入る。球磨川を眺めながらの露天風呂だ。時間が早かったせいか、誰も入っていない、独り占めだ。この宿も一昨年の洪水の時は、1階の天井まで浸かったそうだ。そういえば1階がやけに新しいな。

 最後に泉質。低張性弱アルカリ性高温泉で、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉、となっている。総成分量は1,793g/k、低張性ではあるが、立派な療養泉だ。炭酸水素ナトリウムは、旧泉質でいうと重曹泉、塩化ナトリウムは、塩化物泉になる。

 重曹で角質を落とし、塩化物で保温するという、リンスインシャンプーの温泉だ。入浴後は、肌がすスベスベで、なかなか冷えない、goodな温泉でした。百名湯に入っていないのが不思議なほどの温泉でした。

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ほっこり百名湯巡り~お市の方も入った含鉄の湯、須賀谷温泉

2022年05月21日 | 温泉&健康資格とその活用

 滋賀・福井の続・百名城巡り、いずれも山城で、登るのに汗をかく。ということで、泊りは、温泉。近くの温泉を探すと、須賀谷温泉が見つかった。しかも含鉄泉だという。これは珍しいと、予約しておいた。

(写真は、須賀谷温泉のHPから)

 JR河毛駅に無料送迎バスが来る。進むうちに、おや、来たことのある景色。昨年、百名城の小谷城のあった場所だ。部屋のそばには、小さな尾根がある。聞くと、小谷城は、この尾根の一つ向こうの尾根にあるという。浅井長政やお市の方、その三姉妹も入ったとあるが、これなら納得がいく。小谷城から歩いてすぐの場所にある古くからの温泉だ。

 風呂の入口には、浅井の湯とある。男湯は長政の湯、女湯はお市の湯、と言うのれんが掛かっている。いいぞ。

 浴槽は、写真が撮れないため、須賀谷温泉のHPから拝借。実際は、男湯は、内湯が二つ、露天が一つある。内湯と露天、それにもう一つの内湯は源泉が違うそうだ。含鉄の赤茶色の源泉と、透明の源泉だ。ちょうど、有馬温泉の金泉、銀泉に相当する。

 さて、その泉質。泉温は17.2℃、お湯の温度では温泉には入らない。溶存物質は0.19g/kg、と、少なくこれも温泉には入らない。

 残りの特殊性分だが、総鉄イオンが合計で11.2mg、これは温泉法の10mgを少し上回る。これで温泉法上の温泉に該当する。ただし分析指針上にはどれも該当しないため、療養泉ではなく、従って泉質名や適応症がつかない。(廊下の説明板には何か書かれてあったが・・)

 ちょっと、寂しい温泉だけど、何といってもこの「含鉄」は珍しい。到着時と、寝る前、朝起きてと、3回入浴した。戦国武将の入浴した、須賀谷温泉でした。

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ほっこり百名湯巡り~裏磐梯弥六沼温泉

2022年05月12日 | 温泉&健康資格とその活用

 記念切手 国立公園 『磐梯朝日・磐梯山』 10円

 (連休前のイベントです)宿泊した宿、裏磐梯高原ホテルの温泉、裏磐梯弥六沼温泉。ホテルからは、弥六沼と磐梯山の爆裂火口がよく見える。そして沼の前は広い庭がある。昨日はここで結婚式をやっていた。この景色がホテルの看板なんだろう。

 温泉は、内風呂からも露天風呂からも磐梯山と弥六沼が眼前に見える、素晴らしい景色の温泉だ。合計3回も入浴する。

 浴槽は、内風呂も外風呂も同じサイズで、磐梯山を眺めながら入るようになっている。皆同じ方向を向いて入っている。温泉の中は写真撮影はできないが、この露天からは下の写真と同じ景色が眺められる。

 そして、泉質。湯温は69.5℃と高温だ。ぺーハーは8.5とアルカリ性、美人の湯だ。溶存物質は6.1g/L、鉱泉分析法指針のいう療養泉だ。

 そしてその溶存物質の濃度は、かなり濃い、人間の浸透圧は8.8g、温泉では8~10gが等張性、これより濃いのは高張性、薄いのは低張性となる。分類上では低張性だが、最近入った温泉の中では、かなり濃い。あんまり濃いと湯あたりするが、ここはそれほどでもない。

 温泉法の規定値に該当するのは、「メタケイ酸」の57mg、「メタホウ酸」の42mgが規定値を超えている。メタケイ酸は角質膜を形成する効果、メタホウ酸は洗浄作用がある。

 そして一番多い成分は、「塩化物イオン」。なんと3202mgも入っている。舐めてみるとちょっとしょっぱい。塩化物は、保湿効果がある。実際入浴すると、なかなか汗が引かない。この保温効果、冬はいいんだが、夏は汗が引かず、困ることもある。

 磐梯山を眺めながらの温泉は、いい気分、転地効果という効果だろうか、気分もスッキリした温泉であった。 

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ほっこり百名湯巡り~意外な宿、大松閣名栗温泉

2022年04月29日 | 温泉&健康資格とその活用

 高水三山~棒の折縦走の後、泊まった名栗温泉、大松閣について書く。宿の前に降りたバス停の名前、この橋は、名栗川橋、大正13年にできたものだが、県指定の文化財、土木遺産になっている。

 なんで、わざわざ書くかというと、35年前!、土木工学科の私の卒業研究で、鉄筋コンクリート製のアーチ橋を設計した。その橋と恰好、スパンともほぼ同じだからだ。学生の卒研では、全く新しいものを書くのではなく、先行研究を追って作るから、同系統の書籍のものを使ったんだろう。でも大正13年か、相当古いけど。

 さて、大松閣、創業して百年も経つそうだ。女将はウチは材木屋だった、という。そしてなんと、天皇陛下(当時は皇太子殿下)が泊まった写真がある。棒の折山に登り、宿泊したようだ。こんな山の中、観光地でもない場所に、すごい宿があった。この前は、棒の折や竹寺に行く際、何度もバスで通っているが見逃していた。

 そして温泉は、5階に展望風呂があり、さらに3つの建物が離れになっており、それぞれ特徴のある露天風呂(家族風呂)がある。本来はこの家族風呂、有料だが、今は無料で貸している。このうち空いている岩風呂を無料で借りる。

 最後に温泉の泉質について、泉温は17℃、基準は25℃以上だから、これでは温泉にならない、冷鉱泉だ。もう一つの基準、温泉法の温泉成分は、0.176g/Lで、温泉法の基準1g/Lを満たさない。最後の温泉法の特殊性分19種のうち、総硫黄のみ1.9mg/Lで、これが温泉法第2条の1mg/L をクリアする温泉になっている。

  よかったね。なお総硫黄とは、硫化水素イオン+チオ硫酸イオン+遊離硫化水素の合計になる。鉱泉分析法指針の療養泉基準2mg/Lにはわずかに及ばないのか、書かれていない。

 またペーハーは8.38で弱アルカリ性、入浴した後は肌がすべすべになる。総硫黄のみでクリアする温泉も珍しい、でも成分が少ないのか、硫黄臭はしなかったな。

 この温泉、埼玉県にあって、登山に便利な温泉だ。ちとお高いからなかかな来れないが、何かの記念日にまた来よう。

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ほっこり百名湯めぐり~温泉週間・温泉習慣

2022年04月25日 | 温泉&健康資格とその活用

 

 私は、登山の合間に温泉に入る。有名な温泉は分析書を見るのが楽しみだ。ただ、毎回宿泊ともいかないため、日帰り入浴も多い。そんな中、温泉ソムリエの家元、遠間和弘さんのメルマガに「おんせんしゅうかん」の記事が入った。

 温泉の効果で一番いいのは、「湯治」だ。湯治は3週間ほど滞在するそうだ。でもビジネスパーソンにとって3週間は無理な相談。そこで転地効果の期待できる標高300~800mの森林、又は海がいいそうだ。週に1回、これを3~6か月続けると、湯治と同じ効果になる。温泉週間、温泉習慣だという。

 週に1回では、温泉場だけじゃなく、高尾山や筑波山の登山帰りの温泉に近所の温泉(私の場合、みさとめぐみの湯がある)を入れると、週に1回程度になる。よし、と思って手帳を数えてみる。

 12月から4月までの手帳をチェックすると、12月は4回、1月は6回、2月は5回、3月も5回、4月は今のところ3回、今月はまだ見込める。

 よし、これ、続けられそうだ、と決め、これから手帳に書き込もう。どうやら、月に1回は達成可能のようだ。遠くの温泉場、近場の登山帰り、近所の温泉と組み合わせて、行こう。これって、私の年間目標にできそうな温泉習慣になりそうだ。

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ほっこり百名湯巡り~雪の中でかけ流し露天風呂、万座温泉日進館

2022年04月22日 | 温泉&健康資格とその活用

 岩櫃山に登った後は、近くの万座温泉へ。宿の車の送迎で標高1800mの万座温泉日進館。一度泊ってみたかった宿だ。温泉は3か所、特徴のある湯だ。

 まずは夕方、宿から徒歩4分の露天風呂、「極楽湯」へ。ここは洗い場はなく、露天風呂のみ。雪景色のなかで、乳白色のかけ流し湯が心地よい。写真は撮れないから、翌朝、外で撮ったものをアップ。

 そして、夕食の後、寝る前に、「万天の湯」へ。万天と言うから、星空でも眺めながらと思ったが、外には出れない、ガラス張りなんだが、湯気でガラスは曇っている。そして、ガラスのせいか、洗い場が寒い。

 翌朝は、大浴場の「長寿の湯」。露天や内風呂が幾つもある。合計3回も万座の湯に入浴できた。

 そして、温泉の成分、泉温は69.2℃と高温だ。ペーハーは書かれていない。万座の湯は、酸性が強いので有名だが、おそらくpH2台だろう。温泉成分の合計は1.382g/kg、それほど濃い温泉でもない。

 プラスイオンは、ナトリウムにカルシウム。マイナスイオンは、硫酸と塩化物。メタケイ酸も規程の3倍入っている。そして、遊離硫化水素が45.8mgも入っている。硫黄臭がする温泉だ。この硫黄臭、私は好きだね。

 

 

 

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ほっこり百名湯巡り~まさに名湯だ、玉造温泉

2022年04月17日 | 温泉&健康資格とその活用

 

 松江城に登城したついでは、玉造温泉に泊まる。前から一度入ってみたいと思っていた温泉。まずは泉質から。弱アルカリ性、含メタケイ酸・ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉。昔の呼び方なら、塩化物・芒硝泉。出雲風土記によれば、何と千三百年前から知られた名湯である。

 通常の泉質別適応症のほかに、肌のツルツル効果のアルカリ性、肌の蘇生効果の硫酸塩、保温・保湿の塩化物、これに角質膜を形成するメタケイ酸。全部美人の湯の要素だ。商工会もよくわかっていて、美人の湯の効果を宣伝している。温泉が化粧水だと。

 実際、三度ほど入浴したが、翌日帰宅しても、肌がツルツルで、自宅で入浴するのがもったいないほど。これだから、名湯巡りは、止められないねえ。

 

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ほっこり百名湯めぐり~渚の浴槽、館山温泉

2022年04月04日 | 温泉&健康資格とその活用

 山、温泉、お城巡り、次は温泉だ。館山国民休暇村、こあの辺りは、温泉地帯、館山温泉郷という。知らなかったな。

 温泉は、海岸のそばにあり、浴槽は海のすぐそばだ。

 泉質はどうだろう。写真は撮れないため、メモもしたもので分析する。①泉温は19.8℃、温泉の基準25℃には達しない、冷鉱泉だ。次はペーハー、pH8.5、立派なアルカリ性だ。肌ツルツルの温泉になる。

 そして溶存物質は、1.6g/kg、多いものはナトリウム、塩化物、炭酸水素の各イオンだ。他に特殊性分は、メタケイ酸53mgが、療養泉の基準に達している。これで、泉質は、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩(低張性、アルカリ性、冷鉱泉)となる。炭酸水素だから、旧泉質は、重曹泉だ。

 前にも書いたが、重曹はクレンジング効果、塩化物は保湿効果で、リンスイン・シャンプーになる。入浴した感覚は、肌に優しい感覚だ。

 もう一つ、泉質別適応症は、塩化物と炭酸水素の効果で、きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥に、うつ病となってる。

 館山に温泉とは、ちとイメージが違ったが、まずまずの温泉でした。朝夕はバイキングでしたが、太らないように我慢しての食事でした。

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