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資格マニアの徒然草ブログ~人生は八合目からが面白い

このブログは、すでにアメーバブログに移行していますが、9月まで並行して更新していきます。今年は百名山完登が目標です。

読後感想~小牧長久手仁義

2022年09月20日 | 読書感想

 

 小牧長久手の戦いにハマっている。今度は、角度を超えて、中間管理職から見た、小牧長久手の戦いである。主人公は、鉄砲大将、部下を数十人ほど持つ、企業で言えば、家康軍の中間管理職、部課長クラスかな。

 主人公に、頼りない部下がいる。上司から預かるようにと、押し付けられたようだ。主人公は取り扱いに困っている。これも私、企業で経験済みだ。主人公は、片腕と言っていい、部下に頼み、OJTで戦い方を教えている。そして時々、チェックもしている。

 真田昌幸も登場する、くせ者としてだ。相手は中堅企業だが、企業のトップ、こちから中間管理職、話のやり取りも当然、緊張する。

 最後は、小牧長久手の戦いで、鬼武蔵と言われた、森長可が戦死する、その戦いの現場のことが詳細に書かれている。もちろん小説だから、どこまで正確に描写しているかわからないが。鉄砲隊の見せ所だった。

 最後のシーンは、主人公が家康に意見を聞かれるところで終わる、小牧長久手の戦いでは織田信雄が、独断で秀吉と和議を結び、家康の立場は、微妙。戦いは、家康が有利に進んだ、それでも秀吉に臣下の礼を取るのか、と聞かれた時だ。中間管理職が社長から直接、意見を聞かれたときは緊張する。それがラストシーンだ。

 視点を変えて、戦国時代を読むのもいいですね。

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読後感想~ひとりも死なせへん2から、逃げろ!って安全配慮義務だ

2022年09月16日 | 読書感想

 

 三度(みたび)、「ひとりも死なせへん2」から。2022年3月28日のブログタイトルは、「逃げる」だった。在宅殺人事件というのがあった。在宅では、医者と患者が密室になるケースがある。このときに、感情の爆発で危険な状態になる場合があるそうだ。事件はその際に起こったようだ。著者の経験では、うまくいかない時、「逃げるに限る」そうだ。少しでも命に危険を感じたなら無理しないで逃げなさいと。著者は、医師や看護師にいつもそういってるそうだ。フムフム。

 さて、今度は自分の経験だ。私は、サラリーマン時代、ある工事現場を持つ職場にマネージャーとして赴任した。そのとき部下の主任から相談を受けた。現場の協力会社の人は、工事をしているとき、やくざやチンピラなどから絡まれる時がある。場合によっては身の危険な状態にまでなることがあるそうだ、どうしたらいいのか教えてほしいと、協力会社から言われた、その答えを私に相談してきたのである。

 私は、しばらく考えた。私はビジネス実務法務2級を取得したばかりだったかな。民法上、上司には、部下の安全配慮義務がある。危険な状態になった時に危険を回避し、安全な状態にもっていく義務がある。そこで、私は「逃げろ!」と言った。部下の主任はなるほど、感心していた。この後、実際に、この状態になったことがあるとは聞いていないが、まあ、タイムリーな回答だったと思う。

 話は変わるが、11年前、東日本大震災の時、福島原発1Fの吉田所長は、悩んでいたと思う。安全配慮義務があるため、部下を生死の境になるような、危険な状態にするわけにはいかない。しかし、このままでは、福島県はおろか、関東地方全体に原発の被害が及ぶ。どうしたらいいか。

 ちょうどそのとき、官邸から菅直人総理がヘリで1Fに来た。総理は何とかしろ!と。吉田所長は、決死隊を作ってやります!と答えていた。(これ、私、覚えている)つまり、現職の総理が言うからには、安全配慮義務違反になっても、あとは面倒見てくれる。生死の境になっても、最悪、あとのことは面倒見てくれると。菅総理はそんなつもりで言ったのではないかもしれない(これは私の想像だが、たぶんその通りだろう)そして、無事作業を終えた、1Fでは、幸い誰も作業による直接死はなかった。その後避難による関連死はかなりあったが。

 「逃げろ!」ってふだんは使わない言葉だ。でも重い言葉だよね。

 

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読後感想~司馬遼太郎「城塞」は大阪城

2022年09月13日 | 読書感想

 

 司馬遼太郎「城塞」を読む。この城塞、実は「大坂城」のことだ。舞台は、関ヶ原から二十数年、大阪冬の陣、夏の陣の物語だ。

 史実では、主人公の豊臣大坂城は、燃えてしまい、淀君、秀頼は自害し、家康は念願の徳川の天下を確立する。いつもの通り、ネタバレになるので、ストーリーはこれ以上書かない。

 また、大阪冬の陣と夏の陣の間に、家康が、大阪城の堀を埋めてしまうが、小説ではこの部分が面白く書いてある。「惣堀」という言葉がある。これは都市の外側を囲んだ堀のことだそうだが、家康は、これを「総堀」と解釈し、ほとんどの堀を埋めてしまった。これで裸同然の城になり、夏の陣では籠城できず、負けてしまったそうだ。(記録では、豊臣方も了解の事項だったと書かれている資料もある)

 しかし、図面がないため、これ、どこの部分の堀のことか、よくわからない。大阪城は、百名城巡りのかなり前に登城しているため、スタンプは配偶者に頼んでしまい、自分は自分の仕事に行っていた。また、大阪城に登城して、お堀の状況を確認したいと思っている。

 それにしても女人と家康の戦い、初めから勝負はついていたが、それでも大阪方が勝つチャンスはいくつかあった。しかし、最後まで家康は手練手管で、相手をだまして勝った。小説だから、この記述はどこまで史実かわからないが、司馬遼太郎は、これはもう、犯罪だ、と書いている。それほど、家康の人生後半は、冴えていたようだ。好き嫌いはともかく、やっぱ、信長、秀吉に並ぶ、すごい人物だ。

 三分冊だが、早く次の分冊を読みたくなる、そんな物語でした。

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五百万アクセスに到達、 読後感想~ひとりも死なせへん2から、ブログが途切れたら死んだと思ってね

2022年09月04日 | 読書感想

 ブログのアクセス数を見ていて気がついた。いつの間にか五百万アクセスに到達していた。2005年にgooに乗り換えてから17年。よくここまで続いたなあ、という感想。今日はそれに関係した記事です。

 長尾和宏さんのブログ本、「ひとりも死なせへん2」から。2022年1月2日の記事は、「年初から超ハードで、前途多難な予感、そして、14年間続けているこのブログが途切れたら【ああ死んだ】と思ってね」と書いてある。そして生前葬は終わっているため、ブログが途絶える=死であると。

 ほう、私もこのブログ毎日書くようになってから10年以上が経つ。ほぼ毎日書いている。しばらく途切れたのは11年前の東日本大震災のとき、仕事に忙しくて自宅にもロクに帰れなかった、従ってブログなど、とてもとても、だった。

 ブログを再開したときに、面白いコメントが入った。「死んだかと思った」・・そういえば、私には、ブログでしか繋がっていない人が大勢いる。1千人以上かな。ありがたい読者にとっては、ブログが途切れる=何らかの異常、もしかして死んだかな、となる。わかるなあ。

 じゃ、ほんとに死ぬまでこのブログ書けるだろうか、ちょっと自信はない。もう5年も過ぎると、おそらく仕事は減らし、趣味も今ほど活発には動けない。毎日読後感想も書けないし、二日に一回とか、一週間に一回とかの頻度になって行くだろう。それまでは頑張りますよ。

 普段、1日のアクセスは1千PVくらいなんですが、百名山とか百名城の記事を入れると、アクセスが跳ね上がります。1万PVまで入ったことはありませんが、近い数字になります。それだけ読者層が厚いんでしょうね。

 

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読後感想~ひとりも死なせへん2から、危険なワクチン後遺症

2022年08月28日 | 読書感想

 

 以前からこの本の著者、尼崎の町医者、長尾和宏さんのことは知っていた。でもじっくり読むのは初めてだ。4百頁もあるが2日で読み終わった。何回かに分けて感想を書こう。この本は、日記・ブログである、期間は2021年8月~2022年5月、2冊目だ。

 長尾さんは町医者、ご自身の診断・治療の経験からコロナは、「早期診断・即治療」だ。現在の2類で保健所を通すから、即治療ができず、状態は悪化する。5類でどの医者も診れるようにすれば、即解決する、人災だという。これはもう知っていた。

 この本の後半では、ワクチン後遺症の患者が多くなっていることが書かれている。因果関係は定かでないが、ワクチン接種後、かなりの方が亡くなっているそうだ。厚労省は、死亡とワクチンとの因果関係はわからない、としているが、遺族は納得できないらしい。

 後遺症に苦しむ人を見放す医者もいるそうだ。誰も相手にしてくれないので、長尾さんのところに来る。これを見ているのが長尾さんだ。長尾さんの言い分には耳を傾けるべきと思うが。

 ワクチンを打った翌日から寝たきりになってしまった人も大勢いるそうだ。知らなかった。私、4回目を打ったが、今振り返ると、大した後遺症もなくてほんとによかったと思う。

  ワクチンは、もともと重症化を防ぐためのもの、私のような年寄りは打つメリットは大きい。ただ、最近のデータによると、コロナにかからない効果は、打ってしばらくはあるが、その後はなくなる。従って年寄りを別にすれば、若い方は、ワクチンのメリット<ワクチンのデメリット かもしれない。「かもしれない」のは厚労省がワクチンと後遺症の因果関係がわからないとしているからだ。

 若い人は、今のコロナじゃ重症化しないし、死なない、でもワクチン打ったら、即寝たきり、じゃそっちの方が困るだろう、と思うが。

 過去に大規模な医療訴訟はいくつもあるが、どれも最初は医者や役所は無視、それが世間をだませなくなって、集団訴訟に発展し、最後は国が負け、補償するというパターンだ。それも決着までに何十年もかかっている。今度もそうならなければいいが・・

 長尾さんの本は、感じたテーマを変えて、また書きます。

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読後感想~信長、鉄砲で君臨する

2022年08月21日 | 読書感想

 

 タイトルの書籍を読む、知人から面白いよ、って紹介して貰ったものだ。信長がいち早く鉄砲を取り入れ、戦いに連戦連勝する、こんなストーリーを思い描いていたが、少し違っていた。

 多いシーンとしては、種子島、硝石の取引、安土城の建設、最後は明智の行動だ。ここにスポットが当たっている。

 登場人物としては、もちろん信長に明智光秀、それに、堺の商人(後世茶の湯で名を残す人たち)、安土城の建設に従事する鳶たち、などだ。ストーリーはネタバレになるから一つだけ。鉄砲で勝ったのは、有名な長篠の戦い、これは知ってた。

 百名城で物語に出て来るのは、その安土城、ここはあの、石垣の穴太衆も登場する。それに続・百名城の芥川山城、先日登城したばかリの高槻の城だ。

 三好長慶が一時期、京都を支配していたころ、三好は京都で役人に指示をしたら、京都ではなく、京都からほど近い芥川山城に帰っていく。もう一か所、信長が三好が居なくなった後、芥川山城に住んで、そこへ堺の商人が訪問するシーンがある。どこまで史実かわからないが、ありそうなシーンであった。

 多くのお城は天守閣内部に入ると、途中階に、火縄銃の展示は多い。戦国時代に一気に広がったせいだ。何でも当時世界の1/3ほどが日本にあったというから、そのニーズはすごかったんだろう。スペインもポルトガルも当時の日本にはかなわないとして、植民地はあきらめた、と言う説もある。鉄砲は日本を変え、世界も変えたようだ。

 

 

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読後感想~「影法師」を読んで

2022年08月14日 | 読書感想

 

 小説「影法師」を読む。この文庫本の著者は、百名尚樹氏、虎ノ門ニュースやツイッターなどではおなじみだが、本職の書籍は、永遠のゼロ、夏の騎士、野良犬の値段に続いて、読んでみるか、と手に取ったものだ。

 四百頁ほどで、二、三日で読み終わった。後半の百五十頁は、ちょっとした空き時間があり、喫茶店で続きを読むか、と読み始めたところ、最後まで一気に読み終えてしまった。

 時代劇だが、百田さんの文章は、読みやすい。干拓の話や中山道が出てくるから、おそらく日本海側の県がモデルだろう。影法師とは、辞書によると「光が当たって物に映っている人の影」という。従って同じ人間のことだ。

 この小説は、伏線が多く、意味のありそうな切れたリンクが幾つも存在していた。そして最後の方でそれらのリンクが次々に繋がって来る。主人公の勘一の影法師の意味が、最後で分かった。これも伏線だった。見事な構成だ。

 ネットで影法師を検索すると、堀内孝雄の影法師が先頭に出て来た。小説影法師とは関係ないようだが、曲はこちら

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読後感想~石平の新中国史

2022年08月13日 | 読書感想

  

 5月の虎ノ門九州ツアーの際に、一緒に来ていたキャスター、大高未貴さん、井上和彦さん、須田慎一郎さん、そして石平さんの4人の書籍を買って、サインしてもらった。4冊も買ったから、読むのもなかなかしんどい。

 そのうちの1冊、石平さんの本である。石平さんは、九州で宴会のあった翌日、私が、朝風呂に入っていた際、ヘルスメーターに載って、ああ太っちゃったなあ、と呟いていたら、後ろから、太りましたか、と笑いながら話しかけてくれた、気さくな方である。

 さて、書籍の内容だ。中国の歴史は長いが、その時代背景から、何々時代と分類されてきたが、石平氏は2分類だという。殷・周の時代と、秦以降の時代だ。これ、何が違うかと言うと、前者は「王」の時代、後者は「皇帝」の時代だ。

 殷・周の王の時代は、民衆が大規模な反乱を起こしたことがない、秦以降は、常に反乱がおきていて、場合によってはその反乱で皇帝が地位を追われることもあったという。そのあたりが、詳しく検証されている。

 そして、皇帝の始まりは、秦の始皇帝、終わりは、ラストエンペラー清の溥儀だ。昔、配偶者が、歴史をよく知らなかった頃に、始皇帝とラストエンペラーって、似てるけど、どう違うの、と私に質問して来たことがあったっけ。

 ただし、石平氏は、その皇帝の終わりは形式的だと言う、毛沢東と習近平は皇帝で、この時代が今も続いているという。まあ、それは納得だな。皇帝は、天下為私、自分の欲のために、周辺国への侵略や搾取するのが歴史で証明している。

 そして、習近平は、今もその通りにしている。台湾有事は近いよ。

 

 

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読後感想~日本史の意外なその後

2022年08月06日 | 読書感想

 コンビニで何気なしに買った本だ。価格は616円、中途半端な価格だ。出版社も聞いたことがない。まあ、安かろう、で買ったものだ、それほど期待はしなかった。

 そして、あっさり読み終えた。1章歴史の大事件のその後、2章波乱万丈の歴史的人物のその後、3章歴史を動かした女性の意外なその後、4章作家、芸術家、才人の意外なその後である。

 1章は、伝説のようなものが多い、義経が大陸に渡ってジンギスカンになったとか・・2章も半分くらいは知ってる内容だから、あんまり驚かない。

 最後の4章の作家・芸術家、才人は、そもそもその芸術家や才人を知らないから、面白くない、知っている芸術家や才人は、その後も知ってる。結局つまらない。

 一人だけ気になった人物を書く、クラーク博士だ、北海道の開拓で、「青年よ、大志を抱け」の人だ。彼は、米国に帰国して、銀鉱山会社の経営が倒産、出資してくれた人から訴えられて、心臓病で死んだ、という。北海道での言葉からは、だいぶかけ離れた人生だった。

 まあ、616円だし、暇つぶしに買った本だ。期待する方がいけない。面白そうで、期待感がある本は、カネを惜しんでいけない、これが教訓だ。

 

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読後感想~「日本が感謝された日英同盟」

2022年07月25日 | 読書感想

 

 5月の虎ノ門九州ツアーの時に入手した、井上和彦さんの「日本が感謝された日英同盟」をようやく読んだ。

 「日英同盟」って近代史に出てくる同盟くらいしか、知らない。ウクライナ戦争で、NATOがよく出て来るが、日本もまた日米同盟に加えて、再び日英同盟を結んだら、とネットの話題になってるくらいの知識だ。

 近代では、欧州では、ドイツはオーストリアと、フランスはロシアと同盟を組んでいたが、イギリスは、名誉ある孤立、それが、さすがに同じ海洋国の日本と同盟を組んだものだ。この同盟は日本にとってもイギリスにとっても、きわめて有効な同盟だった。日露戦争では、日英同盟がなかったら勝てなかったろう。

 また、第1次世界大戦でも、ドイツのUボートからの護衛で、日本海軍は、地中海を休むことなく、護衛して、何千人もの命を救い、連合国各国から感謝され、沢山の勲章ももらった。最後はアメリカの横やりで、日英同盟は解消させられてしまったが。

 さて、著者の井上和彦さん。虎ノ門ニュースでは、ポケットから戦艦や飛行機の模型を取り出して説明してくれる、軍事オタクかな、と言う程度の認識だった。

 先日の虎ノ門ニュースの九州ツアーで、ご一緒させて貰った。佐世保の港内ツアーでも説明をしてくれたし、海軍墓地でもご案内していただいた。忘れ去られた旧日本軍の戦跡を訪ねて丹念に調査していただいている方だ。夜は、トークショーの合間に、サインと撮影までさせてもらった。飲むと面白い方ですよ。

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読もうか、迷った末、やっぱやめた新刊

2022年07月05日 | 読書感想

 

 この本は発売されたばかりだが、まだ読んでない、いや読もうかどうか、迷ってる書籍だ。以前、百田尚樹さんのツイッターで執筆しながら吐き気がする、と本人が感想を漏らしている。百田さんは、日本人が中国人を理解するために書いたと言ってはいるが・・

 私も以前、中国の歴史のマンガ本で、人間の牧場と言うのが出て来て、なんだと思ったら、家畜と同じように、中国には、人間も育てて食べてしまう施設があったというのを読んだ。そして市場には人間の腕や足が売られていた、いやあ・・

 あれ以来、中国人とはどんな人種か、恐ろしい人種で、日本人には到底理解しきれないだろうと思っていた。その本である。

 ネットでは、もう読後の感想が出ていて、予想通りだ。やっぱり読むの止めよう。気持ち悪いから、早くこの話題、去ってくれないかな。

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読後感想~大高未貴さんの書籍を読んで

2022年07月03日 | 読書感想

 大高未貴さんの書籍を読む。大高さんは、ネットニュース、虎ノ門ニュースの水曜日のキャスターだ。先日の九州ツアーでご一緒した方である。

 2日間ご一緒したから、話す機会も、サインを貰う機会もあった。大高さんのサインは、英単語を入れている。本人曰く、私は字が下手だからと。この単語の意味は、いくつかあるが、そのうちの一つは「ここにいて幸せ」とかいう意味である。

 さて、書籍の方だ。ワック出版の「捏造メディアが報じない真実」、サブタイトルは「習近平のジェノサイド」。中国、韓国、そして国内の反日メディアの捏造報道のことが、丹念に裏付け、取材を取って書かれている。そうか、こういった仕事をしている方か。

 内容は、以前に聞いたことのある内容がほとんどだ。ここで一つ、子供の頃のあることを、思い出した。この本にも書かれているのだが、北朝鮮への「帰還事業」だ。戦後日本にいる北朝鮮の方を北朝鮮へ帰すという事業だ。

 私の同学年にも北朝鮮の女の子がいて、彼女が帰還するという話が入った。そのため、寄付を出そうか、という話を覚えている。実際、カンパしたかどうかは覚えていないが、間もなく新潟から北朝鮮に帰った。当時は知らなかったが、一部の新聞では、北朝鮮を「この世の楽園」と呼び、帰還を煽っていたそうだ。新聞は罪作りだな。

 彼女、今、どうしてるだろうか。餓えた時期もあったと聞く。無事に生きていればいいのだが、生きていれば私と同じ66歳だ。気の毒な人生のような気もする。北朝鮮で逞しく生きていればいいが。

 

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読後感想~最後は爽やか、ミステリー「野良犬の値段」

2022年06月23日 | 読書感想

 

 

 私は、ニコナマの百田尚樹チャンネルに有料登録している。ツイッターで、橋本徹氏が、百田尚樹氏とケンカしていて、橋本氏が百田氏を「百田グループ」などと、呼んでいた。それを受けて、百田尚樹氏は、なら、百田チャンネルに登録している人は皆、「百田グループ」だと言う。

 従って、私は「百田グループ」である。その百田氏が、最近、文庫本化した「野良犬の値段」。百田氏初のミステリーとか。最近は、お城や登山に出かけたときに、文庫本を持つ。この文庫本はちょうどいい読み物だ。ただし、ミステリー、一気に読むのを抑えて、上巻は1日100頁、下巻は1日50頁に抑えて読んだ。こうすれば結構な時間、楽しめる。

 ホームレスが一挙に6人も誘拐され、新聞社やテレビ局に身代金が要求される。しかも、全部ネットを通じてだ。マスコミに関係のない、ホームレスなんて、金を払う価値もない野良犬、しかし、それが、ネットを通じると、そうでもなくなって来る。

 ネタばれを防ぐ意味で結論は書かない。最後どうなんだろうと推測しながら読んだ。私は、犯人が自首するんじゃなかろうかと思ったが、意外や意外、爽やかな結末であった。百田グループ推薦のミステリーですよ。

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「でっちあげ」を読んで

2022年06月10日 | 読書感想

 「ポリコレの正体」を書いた、福田ますみさんの著作である。平成22年初版の発行だから、かなり経つ。新刊はなく、中古を購入した。

 事件は実話、殺人教師のレッテルを貼られた教師の逆転裁判の話だ。マスコミが飛びついて、テレビにも報道され、たいへんな騒ぎになった。裁判で生徒の言い分に、放課後夕日と教師の顔が重なって、PTSDの恐怖があるという記述、季節や時間の関係で、これはありえないと、作り話がバレた、という部分は、おぼろげに私にも記憶がある。

 教師は10年間も裁判の対応をして、最後は無罪を勝ち取った。よく耐えたと思う。しかし、原告の親子は引っ越しはしたが、普通に暮らしているという。メチャクヤなことを言って、慰謝料を要求したんだから、許せない。

 これって、逆に損害賠償を求めて、裁判は起こせないのだろうか、確定した裁判だから、又争うのは無理なんだろうか。でも私の気持ちが許さない。のうのうと暮らしているなんて。この子供ももう大きくなっているだろう。裁判で親から吹き込まれたんだろう、嘘を堂々としゃべるほどのワルガキだ。大人になってもロクな大人にはならないだろうな。

 すっきりしない話だ。大騒ぎしたマスコミ関係者は、何も反省していないようだ。これって、一種のポリコレなんだろうね。

 

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「タイトルマル秘法則」を読んで

2022年05月24日 | 読書感想

 作家、川上徹也さんの「すごいタイトルマル秘法則」を読んだ。実は、川上さんとは、三度ほどお会いしたことがある。中小企業診断士の出版スクールで、講師としてお出で頂いたとき、知り合いの診断士の年末パーティの時、さらに川上さんのセミナーに出席した時である。もう、川上さんも私を覚えていただいたろう。

 そして、ツイッターでもフォローしているため、情報はどんどん入って来る。また、出版したという話から、面白そうだと、本書を購入。書店にまだ出てなかったら、結構早い時期にAmazon注文だった。でもこの書籍、誰でも買いたくなるような分野じゃないね。

 そして内容だ。いつもの通りネタバレを避けるため、簡単な書評で。「タイトル」が、とにかくすごい量出て来る。書籍から歌まで、ヒット作の分析をしている。もう嫌と言うほど、タイトルが出て来る。もちろんほとんどは、聞いたことのあるものだ。とにかく、よくこれだけ集めて、さらに分析したものだと思う。このくらいしないと、一冊の本は書けなんだな、という感想だ。

 翻って、私が出版したときのタイトル。いろいろ考えたが、最後は何となく、時間切れで決めた、と言うものが多い、と言うか、結果的には、あんまり考えてはいない。売れる本を書こうと思ったことがないのだろうと反省。次に出版するときは、この書籍、参考になるね。

 

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