「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(11) 隣町の富士見(長野県諏訪郡富士見町)をさまよう

2024-08-31 09:00:14 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
アシュケーナージ先生の演奏するラフマニノフ♪


どうぞ♪

Rachmaninoff: Six Pieces, Op. 11 - 6. Slava (Glory)

永井荷風著、あめりか物語を再読。

いまどきこんなの読む人はどれだけいるのかね?

文学史では必ず出て来るが、実際に読む人はごく少数。


以前にもご紹介したとおり、私は外国為替専門銀行であった東京銀行(のち合併して東京三菱銀行、現在の三菱UFJ銀行)に就職したが、その前身は横浜正金銀行って名前の国策銀行で、日本の貿易を促進するべく作られた銀行だった。

で、永井荷風はその横浜正金銀行の行員だった。彼は横浜正金銀行の米国やフランスの出先に勤務したので、その結果あめりか物語やふらんす物語という文学作品が生まれたのだった。

この小説の中に、元日からニューヨーク現地法人の頭取宅に現地駐在の行員たちが呼び集められてみんなで宴会をする場面が登場する。いかにも日本企業的な状況だ。


そしてそういう宴会に参加しない変わり者の日本人行員のことを皆が噂する場面が出て来る。


こういうの、嫌だよねぇ。

まず元日から頭取が他の職員を自宅に呼びつけるなと言いたい。米国なんて翌2日から仕事があるだろうに。

そしてそれに参加しない人をあれこれ言うなと言いたい。

日本的な社宅や独身寮、運動会、宴会、ゴルフ、部店単位の旅行・・・・勘弁願いたいね。個人的に近づきたいと思う人はそれぞれ勝手に個別に近づく。それを無理やり全員で一致団結、仲良くしているふりをするような機会をあちこちに設けるのは勘弁してほしいと思うのだ。

でもそれは永井荷風の時代から盛んだったらしい。そして世紀の変わり目あたりまでずっと続いたのだった。今も一部では続いているのかもしれない。

永井荷風はそんなこと御免被りたいという性質だったらしい。私は永井荷風とお友達になれそうな気がする。


そして盛り上がる(あるいはみんなで盛り上がるふりをしているだけかもしれない)頭取邸での宴会の横で、そのお世話をしている頭取夫人がそっと溜息をついたと、この小説の最後の部分に書いてある。

頭取夫人も大変だねぇ。最初から何もしなければ、全員が楽できるのに。

お金がらみでもうひとつ。

初めて新札を手にした。最近はさっぱり現金を使わないものだから、なかなか新札を見る機会もなかった。


渋沢栄一さんは埼玉県深谷市の出身だ。

深谷市あたりから始まって、県境を越えて群馬県に入ると、渋沢さんって人だらけだね。


数字のデザインがずいぶんとあっさりしているように思うが、これが世界の趨勢か。読み間違いを避ける意味ではいいことかもしれないね。

さて、出かけましょう、隣の富士見町へ。


目的は洗濯と買い物だ。

外気温は17度。涼しいのですよ。


涼しいを通り越して寒いので、エアコンは25度設定。


まだ薄暗い森を抜ける。


ズームラインを西へ。


深山交差点を通過。


八ヶ岳山麓の下の方は霧に隠れて見えない。


南原山交差点。


ここは諏訪郡富士見町だ。我が山荘の住所は諏訪郡原村原山っていうんだが、境界を南側に越えて富士見町に入ると南原山なんて呼び名が出て来る。原村と富士見町にまたがり、広く原山ってところなんですねえ。しかし原村側には北原山って地名はないけど。

無事、駐車した。



ここはいつもコインランドリー。


我が家の洗濯物は一番左で回転中。


隣で別の洗濯機を使っている女性と会話した。

「いきなり洗濯機が壊れちゃったのよぉ。でもさ、すぐには洗濯機も来ないじゃない。だからここんところ毎日コインランドリーに来ているわけよ。高くついちゃうわぁ~・・・」などとその女性はおっしゃる。

だから私も「我が家もちょっと前に洗濯機がいきなり壊れましたよ。するとコインランドリーに行くしかないですもんね。めんどくさいったらありゃしないわ。高くつくわよねぇ・・・」なんて返事した。

すぐ近くに西友(向こうに見えている↓)があるから、そこで買い物をする予定。


しかし洗濯と乾燥の作業は90分かかる予定だ。

その間にゆっくり富士見町を観察しましょう。

富士見町はすずらんを誇っている。JRすずらんの里駅なんてのがあるくらいだ。


田舎に来ると一人1台軽自動車なんてお宅は多い。軽トラや軽のボックス車は大人気だ。


最近は軽自動車も高い。

こちらの中古車はみんな100万円を超える。

諏訪信用金庫の富士見東支店。


長野県内には、長野信用金庫、松本信用金庫、諏訪信用金庫、飯田信用金庫、上田信用金庫、アルプス中央信用金庫・・・なんてのはあるけれど、信濃信用金庫ってのはない。

信濃信用金庫は愛称が「シンシン」となりパンダみたいでいいと思うがな。県内に現存する信用金庫のどれかがその名前をとったら、他の信用金庫が怒るんだろうねえ。

地元では大人気のテンホウ。私も好きです。


西友富士見店はとりあえず素通り。


交差点「baue」へ。つづりがドイツ語っぽいと以前話題に。


ただ役場上ってことに過ぎないんだが。



富士見町役場のすぐ上にあるからね。


役場から下がると役場下って交差点もある。



富士見町には採石場もあるが、そんな立派な石が取れるところでもなさそう。

この石は赤い。おそらく中国産、稀にインド産。インド産だともっと赤いのがあるね。建材としてもよく使われている。


役場にはありがち。電気自動車の充電スポット。



以前はラーメン店さんだったところ。今はマツキヨ。


Drugのgの位置を下げてもらいたい。rやuと下部をそろえるのではなく、上部が同じ高さにないと困る。

県内最大の地銀、八十二銀行の新支店。


ピカピカな店舗だよ。富士見支店だ。


地銀の中では、何事にもかなり積極的なタイプの経営。

この正方形を4つ並べただけのマークが好きだ。よくできてるねえ。


仕事でいろいろと関わりがあった銀行だ。

よく長野市の本店へ出かけたもんだ。


つくづく羨ましいと思うのが、この資源ごみステーション。

何時でも開いていて、クルマで来てポイ!

クルマ社会であり、広々とした土地もあるからこういうことができる。鎌倉市では無理だね。


歩道がここで切れる(↓)。


さらに歩く。

かなり変わった木造の建物がある。全体が3つに分かれているように見える建物だが、屋根が全部湾曲している。


富士見町のJAはここにある。


ただしJAの建物はありふれた建物だ(↓)。


木造の建物はそれとは別。ねぇ、なんだか変わってますよね。


こういうのって、きっと行政が絡んでいるんだろうね。

あるいは民間企業だとしたら、社長が変わり者とか(笑)。

近寄ってみる。


やはり富士見町の施設だった。

グリーンカルチャーセンターと呼ぶらしい。


地元材を使った建築のようだよ。

柱や梁は構造用カラマツ集成材。



この柱がそうだ。


床は何を使っているのだろう? 節がないね。全体的に表情がない。


柱が集成材というのは本当だった。13枚の薄い板を合わせた柱になっている。


集成材にせず、カラマツの丸太をそのまま使ったらどうなのだろう?

狂いも出るが、接着剤だらけの集成材よりはいいと思うがなあ。

接着剤は水に弱い。溶け始めると、板と板が剥離する。


ハウスメーカーも工務店も集成材が大好きだ。

余計なお世話か。

商工会議所前を通過。


もともと賃貸住宅として建てられたものを「コンドミニアム」と呼ぶことはあるのか? そしてハイランド。今となっては高原のムードもないこのあたりだが、もともとは高原だったのだろうねえ。


いっそのこと、「富士見高原アパート」とでも呼んだ方がすっきりしそうだけどねえ。

結核だった堀辰雄の作品「風立ちぬ」で有名な療養所は富士見高原療養所だが、それを受け継いだ病院は今も富士見高原病院と呼ばれ、このすぐ近くにある。


西友富士見店へ戻って来た。



かつてエディオン(電化製品販売店)があったところ。


その横にはCan☆Do(100円ショップ)もあった。しかし、すでにどちらも閉店。

西友富士見店にはセリア(100円ショップ)が入っていて、にぎわっている。


さらに富士見町には最近ダイソーも出来た。

日本中同じような店が増えているね。

最近お高いことで有名なシャインマスカット。驚異の3,092円。



とても買えないわ。

それだったら安い米国産オレンジでも食べておく。

その横のナガノパープル。これも1,980円。


無理無理。

これすら買えない。

巨峰なら、なんとか買えそう。980円だ。


これを買って帰りましょう。


お米の不足が全国的に深刻だ。


今年の新米が出て来ないと、厳しいらしい。

コインランドリーの駐車場に戻って来た。洗濯物を回収して帰ろう。



このクルマ、昨年末にお伝えしたとおりとても安く購入出来たが、その後は快調だ。パワフルだし燃費もいい。高速道路の安定性は抜群。シートの座り心地も快適で、操作性も問題なし。最低地上高も21cmと十分あって、その割に全体の高さは抑えられている。

敢えて指摘すると、ナビがちょっとおバカちゃんだ(笑)。

原村に戻る。



ズームラインを登る。


三井の森に戻った。


荷物を山荘に運び込む。洗濯物と食料品だ。


やっと朝ごはんだよ。


起床してから4時間近く経っているなあ(笑)。

お腹がペコペコだ。

【つづく】
コメント (26)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 八ヶ岳西麓原村(10) ベルグ... | トップ | 八ヶ岳西麓原村(12) ジャ... »
最新の画像もっと見る

26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えばら)
2024-08-31 10:04:24
日本企業社員の集団性って外から見ると異様かもしれませんね。スーツの襟に社章を付けて、どこまでも全員で!みたいな。宴会、旅行、ゴルフ、社宅。流石に今の世代にそれを強制したらパワハラになりますが。それでもその残骸のようなカルチャーが残ってます。

永井荷風の時代からそういうことが行われていたのですね。彼はとてもそんなカルチャーに馴染めないタイプの人でしょう。だからこそこんな小説でその話を書いていて、頭取婦人がついたため息とは、永井荷風の気持ちかもしれませんね。

ボルボは快調なようで何よりです。真面目な会社ですからね。雪道では最低地上高が随分あると楽ですし、その割には全高がそれほどでもないのは都心の機械式駐車場などでも入るでしょうから使い勝手が良さそうです。
返信する
Unknown (信州タケノコ)
2024-08-31 10:08:34
マツキヨのgの位置まで、観察が細かいなぁ(笑)いつも恐れ入ります。

唐松の集成材。やっぱり接着剤って弱いんですかね? 画像を見ると隙間がすでに空いてますね。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-08-31 10:39:48
えばらさん

同じ社章を付けた人が夜遅くまで集団で飲み
歩く姿も最近は減ってきましたね。永井荷風は
そんなことは絶対嫌だったのでしょう。

それは彼の書いたものから漂って来ますね。
頭取の奥様のため息、わかります。
私も嫌です(笑)

ボルボは快調です。ガソリンを一旦満タンに
すると、燃費が良いものだから、次にガソリンを
補給するまでにかなりの時間的余裕があって
楽です。

ボルボオーナーの意見が二分してます。
ボルボは故障が多いという人もいれば、
ボルボは全然故障しないという人もいるのです
が、
どっちが正しいのでしょう?
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-08-31 10:48:01
タケノコさん

gの位置はかなり気になりますよー。
どうしてこの位置に置いたのでしょうね。
普通にPCやスマホで打ってもDrugですからね。
gの下部は下に飛び出なければならない。

カラマツの集成材、柱になってるのも13枚の板
を貼り合わせてますが、接着剤は水分を含むと
溶けちゃいますよね。今の木造住宅では柱や
梁は集成材を使う人工務店が多いです。
返信する
こんにちは (虫主婦)
2024-08-31 13:58:51
富士見町、今年の6月に行ったとき(スズラン見に行きました)に道間違えて、
ちょうど役場辺りを走りました。
お米少しですがあったのですね。
ウチの周辺はひとつもないです。
我が家はあまりコメを食べないのですが、
お弁当用(おにぎり)に平日は毎日1合だけ炊いてます。
なので減るスピードが遅いのですが、
新米がそろそろ出るよねー と思ってギリギリまで買い控えをしていたら、
どこにもコメがない。
無くなったら、サンドイッチのお弁当にしますかね
おにぎりよりめんどくさそうで、イヤだなー
返信する
Unknown (ほたる)
2024-08-31 14:03:53
洗濯が終了するまでの90分間の富士見町滞在。
さまよいながらも、おちゃさんのアンテナが
ピッピッ‼と鳴り響き、本領を発揮。
よく観察すると発見があるのですね。
さすがです♬
中学校長の「よく見なさい!」という話しを
またまた思い出してしまいました。

コインランドリーでの女性との会話も思わず
クスクス笑いです。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-08-31 14:07:00
虫主婦さん

お米はどこにもないようですね。国は備蓄米を
放出する気はないようです。このまま新米が
出て来るまで待てということのようですね。

うるち米なら先日スーパーで売ってるのを
見ました。コンビニのおにぎり🍙は
絶やされることなく、今も売られていますが
あのお米はどこから来るのか?
レストランはどうしてるのか?
よく分かりません。

富士見にお出かけだったのですね。
私も買い物で富士見へはよく行きます。
Aコープと西友、それからホームセンターが
ありまして、さらにこのコインランドリーが
あるのでした。べんりな隣町です。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-08-31 14:15:42
ほたるさん

よく喋る女性でした。コインランドリーって
セットしてしまえば、何もすることがなく、買い物
にでも行けば良いのですが、戻って来ても、
まだ乾燥作業中なんてことが多く、すると
お喋りでもするかってことになって、
お互いなぜコインランドリーを使いに来たか
という理由を明かすなんてお喋りに興じる
ということにらなるのでした。

田舎の街の中心部も歩き回るといろいろと
変化もあって面白いものですね。
長野県最大の銀行八十二銀行の店舗が
新たにできているのは驚きでした。
この銀行支店統合・デジタル化の時代に実店舗
が消えることは多いですが、新設されることは
少ないですから。
返信する
Unknown (ユーアイネットショップ店長うちまる)
2024-08-31 17:04:34
>外国為替専門銀行であった東京銀行
そう言えば50年前には東京銀行下関支店が
あったなぁ。高校時代の同級生が勤めていましたが
気が付いた時には支店はなくなっていました。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-08-31 17:21:33
うちまるさん

東京銀行の前身の横浜正金銀行は官営銀行
でしたが、最初下関に支店を置き、その後それを
門司に移してしまったらしい。

しかしうちまるさんも私も下関支店があった
ことは記憶しているので、それは戦後
改組されて東京銀行となってから改めて
海産物で輸出入が発生する下関に支店を
置いたのでしょうねえ。

その後東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)と
なってから、山口県内の支店は消して
しまったうようで、同行の北九州支店へ統合
されてしまったようです。

Wikipediaより:
山口県内では東銀の下関支店がシーモール内に存在していたが、地理的な関係から三菱店の徳山支店(周南市)ではなく隣接県の北九州支店(北九州市)へ統合されている

ということで戦前も戦後も下関に店は2度出来た
が、やがて消えるということを繰り返したよう
です。
返信する
イタリア人も驚く? (ショコラ)
2024-08-31 17:21:39
こんにちは。
アシュケナージのラフマニノフはいいですねえ。「音の絵」は愛聴盤です。あと、シューマン。もちろんショパンも素晴らしいですが、シューベルトとは相性が悪いみたいですね。不思議なものです。もうお歳なんだから指揮なんかやめて、どんどんピアノ曲を録音してほしいものです。
日本式の宴会、私も得意ではないのですが、あくまで自由意思で参加・不参加できるとして、宴会の参加率が高い職場はいい職場かも知れませんね。年寄りと話をしたがる若い子も多いようです。年寄り次第でしょうが。要請されれば私も参加しますが、ついつい「語ってしまう」ので、用心しています。
シャインマスカットは手が出ませんね。似た品種で長野特産の黄華というのがあり、私は好きだったのですが、今年はシャインマスカットをしのぐような値段となってしまいました。もう少したてば安くなるかな。
役場上、Yakubaue、確かにドイツ語っぽいですね、面白い。それで思い出しましたが、今は佐久市に吸収された浅科村はAsashina≒Assassina Villageで「暗殺者の村」。この標識を見たイタリア人がたいそう驚いたと、むかし玉村さんのエッセイで読みました。そりゃ恐いですね。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-08-31 17:41:58
ショコラさん

アシュケナージ、お好きですか?
日本にも何度も来ていますよね、たしか。
おっしゃるとおり、たしかにいいお歳ですから、
どんどんピアノ録音をため込んでおいてほしい
ですね。

父が私になぜか初めて買い与えたクラシック
のレコードがショルティ指揮、シカゴ響の
演奏で、若きアシュケナージがピアノを弾いた
ベートーベンのピアノ協奏曲の皇帝(1973年)
でして、まだ中学生だった私は皇帝をその演奏
でのみ、あまりに多く繰り返し聞くことになり、
今も皇帝と言えばその録音しかありえず、
それ以外の演奏者のものを聴くと、なんか
皇帝ではないような気がしてしまうのでした(笑)。

若い人がうれしそうな(ふりをしているだけかも)
顔をしていると、ついついジジイは語りまくって
しまいますね。私が一方的に話している時に
相手が私より若いと、時々私は我に返り、
「この人は私の話を本当に楽しんでいるのだろ
うか?」と思ったりします。すると急に私の
話のノリが悪くなったりして(笑)。

ぶどうはもう巨峰くらいにしておきます。
これくらいでそこそこ美味しいし、甘いし。。。

暗殺者の村は怖いですね。
私もそれ読んだかな?記憶にないです。
玉村さんのはたいてい読んでいるんですけど。

そういえばオランダにScheveningenって町が
ありますね。ローマ字読みするとスケベニンゲン
ですが、歴史的にも有名な場所みたいで、
「スケベニンゲンの戦い」なんてのがあった
らしいです。日本語堪能なアメリカ人にそれを
言ったらたいそう喜び、彼がオランダ旅行に
行った時、わざわざスケベニンゲンに立ち寄った
とか。
正しい発音はここで聴けます。
https://nl.wikipedia.org/wiki/Scheveningen
返信する
Unknown (wakaby)
2024-08-31 18:44:50
八ヶ岳地区のいろいろがわかりました。日本の田舎の平均的な姿とそう変わらないのかな。
会社での飲み会は多かったですね。永井荷風の時代からですか。コロナ禍を越えたら一気に減りました。うちの職場なんて、全体の飲み会がもう1年くらいなくて、それもどうかと思いますが。
写真のビヒダス4ポットは私も毎朝食べています。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-08-31 19:41:50
wakabyさん

原村は小さめのAコープ、JAの金融機関、
ガソリンスタンドが中心部にあり、あとは
パン屋さんが散在するくらいです。
何かもうちょっと買いたいなと思うと、
南隣の富士見町か、北隣の茅野市へ行くことに
なります。

富士見町中心部は今回ご覧頂いたとおりでして、
あとはちょっと離れてホームセンターが1軒あ
ります。

茅野市になると、これは大きいです。
原村と比較したら、中心部は大都会です。

ということで、たまに近隣で買い物していれば
原村のてっぺんでも結構生活できるものでして
いかがですか?原村生活してみませんか?(笑)

コロナ禍は前後でいろんなことを替えましたね。
その意味では良いこともあったのかもしれ
ません。以前ならリモートでミーティング
なんて考えられなかったですが、やってみたら
出来てしまい、交通費と時間をかけて出張
していた意味は必ずしもないなあと驚いたり
しました。
返信する
Unknown (fran)
2024-08-31 20:07:11
コインランドリー、前に私も使いましたよ。
時間かかりますものね。地元の人も大勢使ってますよね。早朝行くのは大正解ですね。待たずに済みます。
キャンドウが閉店したのですね。
私が行っている間はJA富士見店で買い物してました。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-08-31 20:36:10
franさん

コインランドリーは乾燥もさせるとなると
かなり時間がかかりますね。この日の前後は
天気も悪くて、ここで洗濯・乾燥をさせる人が
多かったです。いつもよりちょっと人数が多め
でした。

私はたいていコインランドリーの開店時間
朝6時に合わせて行くので、富士見だと
西友は開店しているが、Aコープはまだ開店
してないという時間帯です。それで西友で
時間潰してました。それでもまだ時間が余った
ので、富士見町を散歩。それでもまだ余って
ましたよ。

キャンドゥもエディオンも閉店してしまいました。
そういえば私も行ったことがなかったです。
富士見の書店も閉店。しかしそこにダイソーが
オープンしています。あの書店はよかったん
ですけどねーー。残念です。
返信する
Unknown (タッジーマッジー)
2024-08-31 21:36:45
永井荷風はおちゃさんの職場の先輩でしたか、
これはすごいことですね。
私は永井荷風の本は若かりし頃読んだきり…
もう記憶の彼方です…

早朝の富士見町中心部を散策されたのですね。
どこも静か…役場の駐車場もひっそり!
資源ごみステーションも誰一人いませんね。
こうしたステーションは諏訪郡内、
あちこちにたくさんあってとっても便利!
いつでも都合の良い時に使えてありがたいです。

おちゃさんが気になったグリーンカルチャーセンター…
私はここでの会合に毎月参加していた時期があって、
長いことお世話になりました。
木のぬくもりの漂う施設で
大きな木の梁がある建物は時期によって
木のきしむ音がすることもありました(笑)
柱は丸太のような気がしていたのですが、
集成材だったのですね。
これはちょっと意外でした…
返信する
Unknown (Frenchy)
2024-09-01 00:50:58
永井荷風はふらんす物語でも、リヨン支店の頭取(支店長)宅に招かれた時も、辟易した事を書いています。口先ばかりのお世辞、自己自慢、手柄話、給与、手当、他人の経歴を散々聞かされ、最後は隠し芸の披露。120年前近い日露戦争後の海外駐在員の職場のお付き合い、今も余り変わらない面がありそうですね。
永井荷風は協調性がないと人事考課に書かれそうですが、優れた文明批判者、反権威主義者。フランスから帰国途中、シンガポールから乗船して来た日本人学校校長が日本人乗客をつかまえては、偉そうに訓話を垂れる事に激しく嫌悪、彼の美意識が許さなかったのでしょう。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-09-01 05:52:26
タッジーマッジーさん

永井荷風は大先輩にあたります。でも実際には
彼は海外に外遊することが目的で、銀行になど
勤めたくもなかったらしいですよ。タイプが
違いますからね。私は銀行に入った時に
人事部の人から永井荷風もいたんだよと聞かされた
記憶があり、そのままずっと忘れていましたが
何十年も経ってからそのことを思い出しました。

富士見町の中心部を歩いてみました。
だって、コインランドリーの稼働時間が長すぎて
西友富士見店で買い物するだけでは時間を
持て余したからです。それでもコインランドリー
に戻ったらまだ稼働中で、近くにいた
女性と立ち話。「コインランドリーって高い
わよねぇ~」なんて言いながら(笑)。本当に
高いです。60分の洗濯乾燥1,400円。量が多い
ので乾燥30分増しで合計1,700円。困ります。

カラマツの柱や梁は集成材でした。
なぜか日本の工務店って集成材が大好きです
ね。工事現場見ていても集成材だらけです。
狂いがないとかいうんですが、確かに
施工時はそうでもねえ。。。

古い寺社建築なんて集成材なんかまったく
使ってないのに、何百年でも経って大地震にも
耐えてますけど。。。

あのごみステーション、いいですね。本当に
うらやましいです。いつでも捨てられる。
大きい。捨て放題(笑)。
八十二銀行の新支店には驚きました。
今時珍しいような。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-09-01 06:12:30
Frenchyさん

永井荷風が横浜正金銀行に滞在した数年は
ほぼ、高橋是清がその頭取だった時代と重なり
ます。その頃から、日本の組織は、Frenchyさん
がおっしゃる「職場のお付き合い」があったの
ですね。そうやって皆でくっついてないといけない。

永井荷風はとてもオシャレな人で、横浜正金銀行
なんて業務とは本来無縁な人。ただ外遊したか
っただけで、銀行員なんてまったくオシャレじゃ
ない人たちと、銀行業務なんてオシャレでは
ない仕事をするのはすごく嫌だったんだろうと
思います。

リヨンには行きたいけれど、ニューヨークは
いやだったみたいですね。だから、頭取宅に
招かれて、自分とはまったく違うタイプの
人達と延々と宴会するなんてことは、身の毛も
よだつことだったのではないでしょうか。
リヨンについても、フランスに行けたのはいい
けれど業務やお付き合いは嫌だったはずです。

その日本人学校に関しては業務が東京銀行に
引き継がれておりました。日本人学校は外務省
と文部省の共同管轄で、外務省からの依頼があり
日本人学校の先生の赴任期間中(3年)の
国内支店と海外支店の給与受け取り銀行口座開設
や、赴任中貯まってゆく一方の国内口座の資金運用
指図や、内外支店間の送金業務、赴任直後から
現地で必要となる当面の外貨の提供等を東京銀行
が請け負っていました。私はそのお手続き担当者
として、新規赴任の先生が研修する筑波大学に
泊まり込みで出かけ、先生たちのお手続きを
していました。まだ20代の頃の話です。

年間300人くらいの人が新規赴任なさいます。
その大半はまったく穏やかな、良い方なの
ですが、10人に1人くらいはFrenchyさんの
お書きのような(というか荷風が書いた)、
訓話垂れまくりタイプの人がいまして、閉口
しました。そういう人ほど世間知らずで、
1枚の申込書がさっさと書けない。
書いても間違いだらけ。こちらの説明を
全然聞いてないんですねえ。間違いを指摘すると
機嫌が悪くなる。申込書の様式について文句を
言い始める。でも10人中9人はさっさと書き
終わっているんですから・・・。

私は世の中を学ばせてもらいました(笑)。
返信する
こんにちは (めい)
2024-09-01 13:46:00
永井荷風って魅力的ですよね。夏になると読みたくなります。
養子の永井永光さんの『父 荷風』を読んだことありますが、
昔の文豪ってハチャメチャだったんだな~と思うと同時に、
荷風は自由に生きるために闘い抜いた人だ、と思いました。
若い頃の荷風の写真を見ると、お洒落で知的なイケメンですね。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-09-01 14:43:10
めいさん

永井荷風は自由人ですね。
好きなことを好きなようにするオシャレな
文化人で、こんな官営の銀行で、銀行業務に
就くなんて、まったく似合わないです。

でも外遊したいばかりに、親のコネを使い、こんな
銀行に入ってアメリカとフランスをウロウロ
したらしい。本当はフランスに行きたいだけで、
アメリカにもあまり関心はなかったとか。

めいさんは荷風のことを書いた息子の
エッセイを読んだのですね。それはかなりの
研究家的な行いです。はちゃめちゃな荷風
の息子さんはどんな人だったのでしょう??

私も調べてみます。興味あります。
荷風のお父さんは普通の意味で立派な人だった
そうですが、→荷風→息子と3代目までになると、
だんだんはちゃめちゃ度がひどくなるのか??(笑)
返信する
Unknown (ウラン)
2024-09-01 16:11:54
おちゃさん、ご無沙汰しました。ちょっと留守にしていたので、数記事分まとめてコメントです。。。

資源ごみステーション、うちの方にもあります。でも、利用しない人もたくさんいるので、なんだかなーって感じです。

たびたび登場のオリーブオイル美味しそうですね!私の友人はイタリアの農家から毎年オリーブオイルを送られてくるので、いつもちょっとだけお裾分けしてもらいます。美味しいオリーブオイルって本当に飲めますね!

おちゃさんの山荘のSTAUBが登場するたびに、いい色だなあ~、うちの台所にも合いそうだなあ~、と非常に欲しくなってしまいます。でもル・クルーゼが現役で頑張っているので躊躇してます。。。

少し遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。これからもブログ楽しみにしています!かぼちゃプリン食べたいなあ!
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-09-01 17:12:19
ウランさん

Uranakさん。いいお名前です。同じような
名前を使う人がそちらにいそうな気もしますが、
そんな人はいないのでしょうか?
私がそちらなら、Ochak・・・と思って
調べてみたらOchakって名前はクロアチアに
先祖がある名前らしいですよ。

https://www.familysearch.org/en/surname?surname=Ochak

アラスカじゃなかった。クロアチア。

話はそれますが、Akって言われると、私、
アーカンソー州を想像してしまいます。
ところがアーカンソーはArで、え、それって
アリゾナじゃないの?と思ったらアリゾナはAz。
じゃあ、なんでアラスカってAlにしなかったの?
と思うがそれはすでにアラスカを取得した
時点でアラバマ州があったからなんでしょうね。

ということでAで始まる4つの州の略称の謎でした。

ル・クルーゼは立派な鋳鉄製の鍋ですから、
ぜひ大事になさってください。ストウブのバジル
グリーンはキレイですよね。ほめていただき
ありがとうございます。でもここはAkにお住まい
の方はこんな塗装のない、Lodgeでいかがです?

https://lodge-cooking.com/product/list/seasoned_cast_iron/dutch_ovens

たくましい。錆びの管理が大変ですけど。

誕生日、もう65何ですけど、年齢なりに楽しく
過ごしております。どうもありがとうございます。
返信する
Unknown (くーぱぱ)
2024-09-01 17:18:17
おちゃさん、こんにちは。30年くらい前ですが、私がロンドン支店に赴任した時の支店長が単身赴任で、Westendのお気に入りの日本パブみたいなところで毎日夕食を取り、マイクを握ってひとしきり歌って帰るのを日課にしていました。おまけに一人で通うことができないタイプで夜ごと支店から犠牲者が出ていました。総務課長がゴマすりながら、「今日は資金課の○○が支店長と飲みたいと言ってます」、「今晩は日系担当のXXがご一緒したいと言ってます」と耳に囁く一方で、本人たちを脅し上げることを自らの責務と課していました。私にも何度か順番が回ってきましたが、嫌でたまらずほとんど会話しないで酒を飲みながら、下手くそなド演歌を聴いていました。でもきっちり割り勘でした。あのつまらない上司は今頃どうしてるのかなぁと時々思い出します。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-09-01 17:37:51
くーぱぱさん

それも地獄ですねえ。
「もうそろそろ自分にもウェストエンドのお供の
番が回って来るぞ」と思うだけで憂鬱になりますね。

そのゴマすり総務課長が毎日お供すればいいじゃ
ないですかねえ?(笑)

ウェストエンドで毎日日本食の夕食。
カキフライ定食とかですかね?
ひとりで店行って、勝手に自分で食べて
勝手に歌ってよと言いたいですね。

もちろん自然に仲良くなって一緒にめしでも
とか一緒にパブでビールでもってのはいいです
が、強制的に機会を設けられるのは勘弁して
ほしいです。それも日替わりで若手が相手する
だなんて・・・。

くーぱぱさんもお疲れ様でした(笑)。

私が行った時も副支店長がカラオケが歌えない
のに歌おうとするので、伴奏に全然乗れないので
次はここで!といちいち合図しないといけなくて
でもすぐにまたリズムやメロディに乗れず、
副支店長の歌は伴奏と無関係なところで流れて
行ってしまうのでした。

副支店長の音感はどうなってるんだ?と
私は思いながらも、私も「へたくそ!」と言う
わけに行かず、曖昧に笑みを浮かべながら、
小声で「次はこの歌詞からで、はいここからスタート!」
なんて言いながらカラオケ装置(カセットテープ)
担当をやってました。情けないものがありますね。
返信する

コメントを投稿

八ヶ岳西麓の楽しい暮らし」カテゴリの最新記事