「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

七里ヶ浜弁当を買うのに高山商店へ行くが、自宅からあまりに近いため、わざわざ鎌倉山経由で行く

2022-02-20 00:00:15 | あちこち見て歩く
ドガティ君の散歩にゆっくり行って、帰り道の途中で高山商店に立ち寄って七里ヶ浜弁当を予約し、帰宅してから朝ごはんだ。

タンパク質がいっぱい。


最近私が気に入っているのがタマゴをご覧のように焼くこと。

直径18cmほどのフライパンにタマゴ2個を溶いて入れ、そこに細い溶けるチーズを少々入れ、ゆっくり焼いてフライパンの中で半分に切ったもの。その半分が1人分だ。


ドガティ君は頬に暖気を当てるのが好き。


庭のシークワーサー。


いっぱい実がついたがそれを放置すると、今頃になって熟して来るらしい。

おいしいのか、鳥がたくさんやって来てつついて行く。


中が空っぽだ。


散々齧ったものがあちこちに落ちている。



さて、今日は歩くぞ!

七里ヶ浜弁当は我が住宅街唯一の酒店である高山商店に売っていて、それを受け取りに行くのだ。しかし高山商店は自宅からあまりに近いので、ただ受け取りに行くだけではつまらない。

だから鎌倉山経由で高山商店に行くことにした。鎌倉から大阪に行くのにハワイ経由で行くような感じだ。

音楽はベートーヴェンの交響曲第五番の第4楽章のみ。

カラヤン指揮BPOの演奏。


弦楽器や管楽器が「これでもか、これでもか」と聴く人に襲い掛かって来るような音楽だ。

それも全力で。

パワーに圧倒されて聴いているうちに、こちらはどんどん気が大きくなってしまい、私は何でも出来るぞ!みたいな気分になってしまう。

道を歩いていてクルマとぶつかりそうになっても、こちらからクルマを弾き飛ばしてやろうという気持ちになり、ちょっと危険な音楽だ。


住宅街を北へ向かう。


富士見坂を上りましょう。


富士見坂はどんどん急になるのだ。


右へ左へと折れ曲がる急坂。


行く先は鎌倉山だ。


三段構えのこのあたりの地勢。

海があり、そこから坂を上がったところにあるのが我が住宅街(七里ガ浜住宅地)。

そこからまた坂を上がったところにあるのが鎌倉山の住宅街。

鎌倉山の途中から我が住宅街を見下ろすとこうなる。


坂道はまだ続く。それもかなり急だ。


すでに気分的には嫌になっている。


普通に平らな近道を高山商店へ行けば良かった。

こんな表示は前からあったっけ?


でもそんなに新しいものではないね。ずっとここにあったのだろう。

この奥に鎌倉山神社があるよ。今日は行かないけど。


先を急ぐのである。


西へ。西南西くらいかな。


ここは我々にとっていつもの散歩道だ。

鎌倉山の住宅地の中でも、七里ガ浜住宅地に最も近いところである。


ずっと鎌倉山の住宅地が続く。飽きてきたねえ。


ここはかつて棟方志功の美術館だった。


もはや中はスッカラカン。

大きな建物で、住宅として使うには不向きなつくり。

建て替えるとしたら、かなり大変。土地全体はかなりの斜面だ。


ずっと建物はそのままになっている。


うまく使えませんかね?


大きな建物なのにね。


裏側から見ると(↓)やはりかなりの斜面で、基礎工事もすごいものだったろうね。


こんな静かな良い通りなんだけどねえ。


すぐ近くには有名店のマウンテンもあるし。


コーヒーが飲みたい。すでにかなり疲れている。


でも私がここを通る時、このお店はたいてい閉まっている。


閉店しているわけではないようだが。


鎌倉山の幹線道路を行く。


途中から歩道がなくなる。

しかもクルマはここをかなりの速度で走る。


檑亭の前なんて、怖いよ。

カーブの向うからクルマがどんどんやって来るのだが、そのドライバーからは、直前になるまで私が見えない。



道のどちら側にも歩道はないのだ。


檑亭に私は入ったことがないのでした。


怖い道を通り抜けると、檑亭の先に夫婦池公園の入口のひとつがある。


この入口から夫婦池公園に入ると、最初はかなりの下りだ。

ここまでせっかく上がって来たのに、下るのはもったいないと思う。


まだまだ下がる。


さらに下がる。やだぁ~。


リョウメンシダ。


すごく表情が細かい葉だ。よく見ると、キレイだね。


拡大しますよ。

ね、きれいでしょう。本当に細かい。



葉の表(↑)、葉の裏(↓)の見分けがつきにくいことからリョウメンシダという名前がついたらしい。


リョウメンシダの葉の細かさを見に来てください。

ここにたくさんありますよ。


シダにアオキ。鎌倉の山にはやたら多い植物だ。


やっと平らな道になった。


楽しい道だね。こりゃいいや。


ちょろちょろと流れがあるよ。


この流れは夫婦池につながるのだろうね。


見えて来た。これが夫婦池のうちのひとつで、上池。


江戸時代に、灌漑目的で新たにつくられたか、あるいは改良されたらしい。


夫婦池と二つの池を合わせて呼ぶが、夫池、妻池なんて呼び名はなく、上池、下池と書いてある。


中央に堤がある(↓)。左が上池、右が下池。池の水面の高さもかなり違う。


この奥にも散歩道が続いている。


ここは水鳥を観察、撮影に来る人が多いらしい。


最後にもう一度下池を見ましょう。


さて散歩を続ける。


するとアデニウム鎌倉山が現れた。


販売開始時に、私も見たことがある。

間取りもゆったりだし、お風呂がとても広いマンションだった。

めちゃくちゃオープンでオシャレなキッチンで、料理嫌いな人も料理好きになりそうだったし、お片づけが苦手な人もキッチンをピカピカにしてお片付けせずにはいられないくらい周囲から丸見えなキッチンだったよ。

駐車場もトランクルームのスペースもゆったり。


アデニウム鎌倉山は、この坂道(↓)の上に建っている。


このあたりは、上がったり下ったりとなかなか起伏のある地区だね。


そんな坂道を登り切り、少し行ったところに鎌倉山らしからぬ開けた住宅地(↓)がある。


「鎌倉山らしからぬ」というのは、この住宅街は道幅が広くて、山というか木に覆われておらず、風通しが良さそう。鎌倉山の住宅地って一般的には、こことは真逆なイメージがあるからね。

そこに先ほど見たアデニウム鎌倉山の入口がある。


こちらがメインのエントランスだ。


法的にはこの高さが1階あるいは2階で、先ほど見た巨大なマンションらしい建物はみな地下フロアってことにしてあるのでしょうね。横浜でよく見かける形式。

アデニウム鎌倉山。たしか2009年竣工のはず。


こちらから見たら、巨大なアデニウム鎌倉山の建物の一番上の部分(↓)が見える。


ここから先はまたすごい下りだ。本日は止めておきましょう。


また来た道を戻る。


鎌倉山の住宅地の一般的なイメージとは、本当に真逆。。。


1区画空いてますよー。


ここからは七里ガ浜住宅地の方へ戻って行きましょう。


ここは山の中のように見えるが、実はタクシーが多く通る道だ。


鎌倉駅西口から七里ガ浜住宅地の自宅にタクシーで帰るには、ここを抜けて行くのが一番早い。


鎌倉山で価値あるものを見つけたぞ!(↓)

日本の鎌倉 
世界の鎌倉 
いつも奇麗に美しく 
鎌倉観光協会。


それがどうした?ってもんだが、面白いのはその下だ。

「外装変速装置は三光舎」とあるでしょう?

この三光舎ってのは自転車のパーツを製造していた企業で、1968年には倒産している。ってことは、これも、これが打ち付けられている木の電柱も半世紀以上ここにあるってことだろうね。こういうの、眺めるのが好きです。

さらに先へ進む。


最近出来たお店で、惣 commonという。


本、SDGs、コーヒー。

まだ入ったことがないんだなぁ。。。。


鎌倉山は古いサクラが多く、片っ端からダメになっていってる。


ここも切られてしまった。横に電柱まで打ち込まれているね。

でもその切株から新しいサクラの枝が出ている。


こっちも。頑張ってるんだねえ。


どんどん七里ガ浜住宅地に近づいて来た。


ここから階段を登ればいつもの広町の緑地。


今日は行かない。

ここからながーーい階段を下りる。


これ(↓)。下りたところが我が住宅街の端っこ。


下りました。振り返るとこんなの。


ちょっと行って・・・


また階段を下りる。膝が疲れるねえ。


我が街を歩く。

鎌倉山と比べたら、我が街七里ガ浜住宅地は本当に新興住宅地って感じだ。でももう分譲開始から半世紀以上経過しているけどね。


はい、やっと着きましたよ、高山商店。


まっすぐ来れば5分。でも今日は90分くらいかけて歩いて来た。

それも上がって下って、大変なコースで。

七里ヶ浜弁当を受け取る。


よく歩いたねぇ~。


ドガティ君が弁当を見せろというので、見せてあげた。


内容充実の七里ヶ浜弁当。

すごいです。

一度に食べ切れないという人も多いらしい。


私は全部一気に食べるけどね。


お昼ごはんには、七里ヶ浜弁当をどうぞ。

朝から予約しないとすぐ売り切れるよ。

高山商店:
鎌倉市七里ガ浜東4-2-12 
(電話 0467-31-5514)
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする