「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

ドビュッシーとは異なり、米国の金融市場は皆が想像していたようなわかりやすい展開、そして回鍋肉定食を食べましょう

2022-02-13 04:00:57 | モノ・お金
サイモン・ラトル指揮BPO。

牧神の午後への前奏曲♪



私には難解に聴こえるドビュッシーの音楽をどうぞ♪


これが難解なのって、私だけ?

最初音量が小さいから、大き目にして聴いてね。

ドビュッシーとは異なり、先週の米国金融市場はとっても素直な展開だった。

おそらく多くの人が事前に「そうなるんじゃないかなぁ~」と思っていたような、わかりやすい展開だ。

1月の消費者物価指数が発表されたが、引き続きどんどん上昇している。

発表された数値は、多くのエコノミストの予想値を少し超え、前年同月比で+7.5%となった。

米国労働省のちょっと不親切なホームページからデータをダウンロードして来て、グラフにするとこうなる。

【Source: 米国労働省】

「インフレはこんな状況だから、金融政策をこれから引き締めますよ」とFRB(米国の中央銀行)のパウエル君(議長)やその他の理事たちがすでに何度も言っている。

したがって金融市場は以前から織り込んでいたよりも、かなり大きな今後の利上げを織り込み始めた。

米国の10年満期の国債の利回りは、コロナ渦が最も不気味で世界がロックダウンだらけだった一昨年夏から、その先を見越して上がり続けて来たが、ここへ来てますます上昇し始めた。

【Source: FRB】

この利回りは、先週木曜日には2%を上回るに至った。久々に見る水準である。2019年の夏以来だ。

2019年の夏って金融を引き締めにかかっていたパウエル君をトランプ大統領が激しく批判し、「短期金利をマイナスにしろ!」とわめいていた頃だ。ここ数年では金利がとても高い状態にあった時期だね。

その後はコロナ渦で話は全部ひっくり返り、そんな議論が無意味になるほどいろいろなことがあった。しかしどちらにしろ、パウエル君は正しかった。ヘンなのはあのトランプ氏。

市場の金融引き締めへの恐怖感は強く、そうした時は特に新興株式市場が弱い。ずっと調子が良かったNasdaq総合指数も昨年11月あたりからどんどん弱くなって来た。

Nasdaqは、下げ相場の日の下げ幅が、S&P500やDow30種平均などに比べてデカい。金利の上昇は新興企業にとって致命的なケースが多いのだ。

【Source: Investing.com】

上のグラフは11日(金)の夕方、米国市場が閉まる少し前のデータで算出しているが、その後の終値とそんなに大きな違いはないだろう。ちょっと不気味な動きであることには変わりがない。

もう一方の懸念材料であるロシアのウクライナ侵攻を止める良い方策はどうもなさそう。侵攻の可能性は高まっている。米ロ電話協議や独露首脳会談が予定されているそうだが、新たな展開は予想し難い。

つまり今見えている話に明るいものはない。今後2週間で相場が結構落ちる局面があるかもね。しかし私は関係ない。なぜなら株式を持っていないのだから(笑)。

だったらこんなことばかり考えてなくてもいいでしょ!ってもんだろうが、普段から考えていないと、いざという時にさっぱりわからないからね。


昼寝するドガティ君

スープを作る私。


さあ、本日はガッツリと回鍋肉定食だ。

ジャン・ジャン・ジャン・トリオで行きましょう。


中華だしや砂糖もね。


他にはシャンタンや酒も使うよ。

北海道が誇るななつぼしを食べましょう。


同じく北海道のゆめぴりかよりはちょっと安い(笑)。

キャベツはたくさん要る。あとはピーマンと長ネギ。


全部切る。

全部大き目に切る。回鍋肉は大き目が特徴だ。


前衛芸術的な荒っぽい積み上げ方のザル。

こちらはスープに入れるネギ。


ニンニクが大量。


豚バラ肉も大量。美味しそうだねえ。


これも適当に切ろうね。

北雪を出して来る。


蓮華もあるよ。


竹の箸もね。


さて、ここからは短時間の勝負だ。

その前に北雪を飲んでおきましょう。


そうしないと向うに見える豚バラ肉を調子よく炒められない。

さあ、用意万端。豚バラを焼こう。


「おとーさん、肉の匂いがします」


そうだろうねえ。

でもね、あなたは豚バラなんて食べちゃダメなの。

ニンニクを油の中で加熱。


「やっぱり、すっごい匂いですー」


諦めなさいね。

酒、砂糖、シャンタン、甜面醤、豆鼓醤。


これらをよく混ぜておく。


ドガティ君はそれが舐めたいらしい。


豚ばら肉を加熱し、出た脂で豆板醤をよく加熱して辛さを油に染み渡らせる。



旨そうだ。

そこで豚バラ肉を炒める。


ピーマン、長ネギ、そこに合わせた調味料をぶち込む。


強火強火。

軽く炒めたら、今度はキャベツを入れろ!


減速しないで、強火強火。

強火のままね。

そのままで、中華鍋振り回してガンガンガンと炒めて、フィニッシュ!!

出来ました。


炎の回鍋肉定食。


上手く炒められましたよ。

シャキッとした野菜。


さあ、ガツガツ食べましょうよ。

野菜を切ったり調味料をブレンドしたりしている時間があるが、強火で加熱し始めたら、あとは中華鍋降りまして、どりゃぁ~!!っと、瞬間的真剣勝負!!


スープもあるでよ。


ガッツリとおいしいね。

回鍋肉ってなんておいしいのでしょう。


最後はごはんを入れて、いつものぶっかけ丼状態。


あぁ、おいいしいなあ。


さて、今後の金融市場はどうなりますか?

プーチンはどう出て来る? あるいは出て来ない? 


【Source: フリー壁紙.cave】

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コメント (12)
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