生まれて初めて眼鏡店なるところに足を踏み入れた。
● 近くが見えにくい
● 小さい字が読みにくい
● 明るさがないと読書が出来ない
そうした年齢なりの独特な現象が顕著になったのだ。
以前からそれはあったけれど、眼鏡が鬱陶しくて、なんとか使わずに我慢して来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/3f/38b97c2184c4854956786cbfa63817c1.jpg)
過去に一度ホームセンターで格安の読書用の眼鏡を手に入れたが、どうにも使い勝手が悪くて、それを使わないまま今まで過ごして来た。
新たにちゃんとした眼鏡店で入手したのはこれだ。
大変クラシカルな、いわゆるボストン・タイプ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/68/12deabbddde5e0867e23d74a534c677b.jpg)
メーカーはOliver Peoples。
念のため書いておくと「Oliver People」ではない。「Oliver Peoples」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/2b/8970a19d86c2550d80bf0c1489d0cd45.jpg)
米国の会社だ。しかしこれは日本製のライセンス生産。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c7/3b4bd4ba38f19eb9365fe222b3c8a461.jpg)
オンワード樫山のJ.PRESSみたいなものか。
このOliver Peoplesという会社、「ハリウッドの良心」と言われたあの男優グレゴリー・ペックの名を冠したモデルを最近多く作っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/2e/409d6220df04abd602f56adc816859a5.jpg)
少々細部が違うモデルだが、私のもなかなかいいでしょ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/05/f241d56830b32b0d13434ed24087abdb.jpg)
さて、私もOliver Peoplesのボストン・タイプをかけたからには、これからはグレゴリー・ペックのように品行方正にふるまわないといけない。お酒ばかり飲んでいてはいけない。これからは強い者に付くのではなく、自分を犠牲にしてでも弱い者を助けなければいけない。私にそれが出来るだろうか?
グレゴリー・ペックとボストン・タイプの眼鏡の結びつきのイメージはここから来ている。誠実極まりない弁護士が裁判で人々の良心に訴え、「公正な判断を!」と迫る有名なシーン。この映画を知っていますか? いかにもグレゴリー・ペックらしい作品で「アラバマ物語」という。正に弱い者の味方。グレゴリー・ペックが演じる弁護士アティカス。カッコよすぎである。
私も眼鏡をかけてこのセリフを練習してみよう。
Now I am confident that you gentlemen will review without passion, the evidence that you have heard, come to a decision, and restore this man to his family.
In the name of God, do your duty.
In the name of God, believe Tom Robinson.
内側から見たところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/62/cf2b4afedfdaebdd80cb32fef1b74d12.jpg)
う~~ん、これまで私が見て来た世界は何だったのか? 今は近いところが、よく見えるのである。
● 近くが見えにくい
● 小さい字が読みにくい
● 明るさがないと読書が出来ない
そうした年齢なりの独特な現象が顕著になったのだ。
以前からそれはあったけれど、眼鏡が鬱陶しくて、なんとか使わずに我慢して来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/3f/38b97c2184c4854956786cbfa63817c1.jpg)
過去に一度ホームセンターで格安の読書用の眼鏡を手に入れたが、どうにも使い勝手が悪くて、それを使わないまま今まで過ごして来た。
新たにちゃんとした眼鏡店で入手したのはこれだ。
大変クラシカルな、いわゆるボストン・タイプ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/68/12deabbddde5e0867e23d74a534c677b.jpg)
メーカーはOliver Peoples。
念のため書いておくと「Oliver People」ではない。「Oliver Peoples」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/2b/8970a19d86c2550d80bf0c1489d0cd45.jpg)
米国の会社だ。しかしこれは日本製のライセンス生産。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c7/3b4bd4ba38f19eb9365fe222b3c8a461.jpg)
オンワード樫山のJ.PRESSみたいなものか。
このOliver Peoplesという会社、「ハリウッドの良心」と言われたあの男優グレゴリー・ペックの名を冠したモデルを最近多く作っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/2e/409d6220df04abd602f56adc816859a5.jpg)
少々細部が違うモデルだが、私のもなかなかいいでしょ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/05/f241d56830b32b0d13434ed24087abdb.jpg)
さて、私もOliver Peoplesのボストン・タイプをかけたからには、これからはグレゴリー・ペックのように品行方正にふるまわないといけない。お酒ばかり飲んでいてはいけない。これからは強い者に付くのではなく、自分を犠牲にしてでも弱い者を助けなければいけない。私にそれが出来るだろうか?
グレゴリー・ペックとボストン・タイプの眼鏡の結びつきのイメージはここから来ている。誠実極まりない弁護士が裁判で人々の良心に訴え、「公正な判断を!」と迫る有名なシーン。この映画を知っていますか? いかにもグレゴリー・ペックらしい作品で「アラバマ物語」という。正に弱い者の味方。グレゴリー・ペックが演じる弁護士アティカス。カッコよすぎである。
私も眼鏡をかけてこのセリフを練習してみよう。
Now I am confident that you gentlemen will review without passion, the evidence that you have heard, come to a decision, and restore this man to his family.
In the name of God, do your duty.
In the name of God, believe Tom Robinson.
内側から見たところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/62/cf2b4afedfdaebdd80cb32fef1b74d12.jpg)
う~~ん、これまで私が見て来た世界は何だったのか? 今は近いところが、よく見えるのである。