「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

生まれて初めて眼鏡店に行く / Oliver Peoples / グレゴリー・ペックのように

2013-03-24 14:26:41 | モノ・お金
生まれて初めて眼鏡店なるところに足を踏み入れた。

● 近くが見えにくい
● 小さい字が読みにくい
● 明るさがないと読書が出来ない

そうした年齢なりの独特な現象が顕著になったのだ。
以前からそれはあったけれど、眼鏡が鬱陶しくて、なんとか使わずに我慢して来た。



過去に一度ホームセンターで格安の読書用の眼鏡を手に入れたが、どうにも使い勝手が悪くて、それを使わないまま今まで過ごして来た。

新たにちゃんとした眼鏡店で入手したのはこれだ。

大変クラシカルな、いわゆるボストン・タイプ。



メーカーはOliver Peoples。

念のため書いておくと「Oliver People」ではない。「Oliver Peoples」である。



米国の会社だ。しかしこれは日本製のライセンス生産。



オンワード樫山のJ.PRESSみたいなものか。

このOliver Peoplesという会社、「ハリウッドの良心」と言われたあの男優グレゴリー・ペックの名を冠したモデルを最近多く作っている。



少々細部が違うモデルだが、私のもなかなかいいでしょ?



さて、私もOliver Peoplesのボストン・タイプをかけたからには、これからはグレゴリー・ペックのように品行方正にふるまわないといけない。お酒ばかり飲んでいてはいけない。これからは強い者に付くのではなく、自分を犠牲にしてでも弱い者を助けなければいけない。私にそれが出来るだろうか? 

グレゴリー・ペックとボストン・タイプの眼鏡の結びつきのイメージはここから来ている。誠実極まりない弁護士が裁判で人々の良心に訴え、「公正な判断を!」と迫る有名なシーン。この映画を知っていますか? いかにもグレゴリー・ペックらしい作品で「アラバマ物語」という。正に弱い者の味方。グレゴリー・ペックが演じる弁護士アティカス。カッコよすぎである。



私も眼鏡をかけてこのセリフを練習してみよう。
Now I am confident that you gentlemen will review without passion, the evidence that you have heard, come to a decision, and restore this man to his family.
In the name of God, do your duty.
In the name of God, believe Tom Robinson.

内側から見たところ。



う~~ん、これまで私が見て来た世界は何だったのか? 今は近いところが、よく見えるのである。
コメント (16)
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