「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

憧れのHot and Sour Soup 酸辣湯(サンラータン)をついに自宅で!@七里ガ浜自宅厨房

2010-06-17 08:51:57 | 食べ物・飲み物
酸辣湯。辛くて酸っぱいスープだ。日本より海外の中華料理店の方が多く出て来るような気がする。

問題はその「辛さ」である。「酸辣湯」の「辣」は唐辛子的辛さを指す場合もあれば、コショウ的辛さを指す場合もあり、その両方の場合もある。難しいでしょ。で、私が好きな辛さはコショウ的な意味で「スパイシー」なHotだ。ところが同じ「酸辣湯」と言っても、日本の店で供されるものは唐辛子的、ラー油的辛味であることが多い。それはそれですごくおいしいのだが、私は自分が昔親しんだコショウ的辛さの酸辣湯が好きでどうしても食べたくなり、試しに自分で作ってみた。初めてのことだ。



出来れば黒酢を使いたいが、自宅になかったので普通の酢を使う。

干しシイタケときくらげをたくさん戻す。豆腐も用意して細く切る。



タケノコの水煮(ここではすでに細切りしたもの)と豚肉の細切り。



干しシイタケを戻した水。エキスが強いので利用したくなる。捨てるのはもったいないのだ。しかし酸辣湯を作るのは初めてなので、この濃い味が合うかどうかわからず、取り敢えず捨てた。



干しシイタケもきくらげも細く切る。



豚肉も細く切っておく。



醤油、砂糖、酢、酒をブレンド。



鶏ガラスープを1,000ccほどつくり、全部ぶち込んで煮立てる。



アクを取り除きながら煮込む。たくさんの片栗粉を水で溶いて流し込む。



タマゴ2個をよく溶いておく。



それを鍋にぶち込む。出来たも同然。



ジャン! コショウさ。



これを大量にガリガリと挽いて入れる。すごい量を入れるのが、私の記憶にあるレシピだ。食べたら汗が出るくらいに。



どうです? うまそうでしょ?? 具だくさんのスープで、これが小さめのどんぶり一杯あれば、他におかずなど要らない。豚肉、タケノコ、豆腐、シイタケ、キクラゲ、タマゴ。具のボリューム感としては麻婆豆腐と似たようなものであり、腹はいっぱいになるからだ。



私にとっては思い出のHot and Sour Soup。 麺を入れることも出来る。そうすると酸辣湯麺(サンラータンメン)となる。春雨を加えても良い。今回は残ったスープに翌日春雨を入れたが、それも大成功だった。

食べたことのない人は、まずはこれがあるお店へ行こう。そしてその辛さの内容が「コショウか、唐辛子か、その両方か?」と尋ねてみて、それぞれの味を試してみよう。どれもおいしいが、私はコショウのみの味つけが好きである。



「ラー」(辛さ)の内容やレベルは店によりバラバラだから注意が必要だ。慣れない人が食べると、咳き込んでしまうだろう。味がわかったら、自分で作ってみよう。中華料理にもいろいろあるから、自分流に楽しもう。

コメント (8)
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