宮応かつゆきの日本改革ブログ

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南北高官級会談合意についてー志位委員長「歓迎」と「期待」を表明

2018年01月11日 | 対話と外交

 10日、志位和夫日本共産党委員長は、9日の南北高官級会談の合意発表をうけて次ぎの談話を発表しました。 その内容は、以下の通りです。(11日付「しんぶん赤旗」)

 「一、韓国と北朝鮮による約2年ぶりの南北高官級会談が9日に開かれ、平昌冬季五輪への北朝鮮代表団の派遣、軍事当局間の会談の開催などで合意したことを歓迎する。 この一歩が、破滅をもたらす戦争を回避し、地域の緊張緩和、朝鮮半島の非核化につながることを、強く期待する。

 「一、どんな困難があろうと、『対話による平和的解決』こそ唯一の方策である。 日本政府がこの流れを促進する協力を行うよう求めるとともに、関係当事国が挑発や緊張を高める行動をとらないよう呼びかける」

 同時に、同紙は、南北会談で採択され共同報道文全文を掲載し、10日の韓国の文在寅大統領の新年の記者会見の内容を報道しました。(栗原 千鶴記者) 文大統領の発言のポイントを紹介します。

 「平和な五輪になるよう最後まで努力する。 五輪を南北関係改善と朝鮮半島の平和の転機としなければならない」

  北朝鮮の金正恩労働党委員長との首脳会談の可能性について、

 「条件が備わり、見通しが立てば、いつでも会談に応じる用意がある」「会談のための会談ではない。 南北関係改善と共に、北朝鮮核問題の解決も実現しなければならない」

 「政権の外交と国防の究極的な目標は、朝鮮半島での戦争の再発を防ぐこと。 在任中に北朝鮮の核問題を解決して、平和をゆるぎないものにしたい」

 「朝鮮半島の非核化は平和に向けた過程であり、南北が共同で宣言した朝鮮半島の非核化が、決して譲れない私たちの基本的な立場だ。 一歩一歩、国民と共に、戦争のない平和で安定した日常をつくっていく」

 南北会談の内容や行方については、様々な報道が行われていますが、志位委員長の談話、文韓国大統領の発言を重要な視点として考え、その方向へ前進するように努力していきたいと思います。 


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