宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

スペイン新政権ー左派連合ポデモスが政権参加、閣僚の半数(11人)が女性、共産党員2人が入閣

2020年01月16日 | 第28回党大会関係

 日本共産党は14日から18日までの日程で第28回党大会を開いています。今回の大会は、市民と野党の連合政権を実現することが大きな討論の焦点になっています。初日には、来賓として、立憲民主党、国民民主党、社民党、沖縄の風、碧水会の代表と特別ゲストとして、中村喜四郎衆議院議員があいさつしました。

 来賓、特別ゲストの方々のあいさつの共通点は、安倍政権を退陣させ、野党連合政権をつくろう、という熱い決意と連帯の言葉でした。日本共産党大会が、「市民と野党の連合政権実現」へ向けてエールを交換し、決意を固めあう歴史的な場となりました。

 欧州・スペインからは、日本の一歩先を行く政治改革のニュースが届きました。

「しんぶん赤旗」15日付の記事を紹介します。

「スペインのサンチェス首相は12日、下院での再任(7日)を受け、閣僚名簿を発表し、同首相が率いる社会労働党と左派連合ウニダス・ポデモス(UP)の連立政権が13日に発足しました」

「閣僚22人中11人が女性。UPからイグレシアス党首をはじめ5人が入閣し、うち2人がスペイン共産党員。共産党からの入閣は1936年の人民戦線政府以来84年ぶりです」

「報道によると、副首相兼社会権担当相となったイグレシアス氏は就任式で『より公正で連帯のあるスペインで、すべての人の権利を擁護・拡大していくために全力を尽くす』と決意を表明しました」

「共産党員として入閣したのは、ヨランダ・ディアス労働相とアルベルト・ガルソン消費問題相。ディアス氏は就任後の会見で右派政権時代に導入された労働改革が労働者の生活と権利を脅かしている問題を改めて取り上げ、『労働者の権利を取り戻すため、労働改革を撤廃しなければならない』と強調しました」

 新政権に大いに期待したいと思います。

 3年前に開催された日本共産党第27回大会の中央委員会報告で、志位委員長は、欧州左翼党大会での交流を次のように報告しました。

「昨年12月(2016年)、ベルリンで開催された欧州22カ国の左翼勢力26政党が加盟する欧州左翼党大会に、森原公敏国際委員会副責任者が参加し、欧州の各党と交流する機会がありました」

「日本の運動との『響き合い』という点で、二つの点を報告しておきたいと思います。一つは、不況、失業、格差と貧困が広がるなかで、『個人の尊厳』が各国の市民運動の共通の根本的主張となっていることであります」

「スペインでこの間大きく躍進している新政党『ポデモス』代表は、経済危機が引き起した失業、貧困から『人間の尊厳』を擁護することが『活動の原点』だと語りました」(~中略~)

「わが国の野党と市民の共闘のスローガンは『個人の尊厳を擁護する政治』であります。洋の東西での『響き合い』があるではありませんか」

「いま一つは、日本共産党に対する強い注目とともに、交流を求める声がつぎつぎに寄せられたことであります。~中略~スペインの『ポデモス』代表は、わが党との懇談で、次のように語りました」

「G7のなかで共産党が躍進しているのは日本だけです。スペインと日本は政治状況が違いますが、同時に発達した資本主義国として共通性もあると思います。どのような共通性があるのか、大いに興味があります。日本共産党との意見交換は願ってもないことです」

「『ポデモス』とは、双方の交流をすすめていくことで合意したことも報告していきたいと思います」

 いま、開かれている第28回党大会で志位委員長は、「世界最大の資本主義国・アメリカで『社会主義の新たな形での復権が起こっている』ことは、注目すべき出来事ではないでしょうか」と強調しました。欧州の動向についても出来れば「結語」で報告していただきたいと思っています。

 

 

 

 

 


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