今日10月4日は、先の沖縄知事選で歴史的大勝利を果たした玉城デニ―新知事の初仕事の日となりました。 この勝利の意義を深め、共有し、発展させることは沖縄と日本の未来にとって極めて重要であることは多くの方々が語っているとおりだと思います。
私は、選挙後のメディアの報道や現地で支援活動に参加された方々の思いや意見をこの間、聞かせて頂いてきました。 そんな中、「しんぶん赤旗」10月3日付の「前沖縄知事の妻 翁長樹子さん語る」のインタビュー記事を読みました。 是非、多くの方々にも読んでいただきたいと思っています。
樹子さんのインタビュー記事で、私がとりわけ深く考えさせられ、いっそうの努力が必要だと強い刺激を受けた言葉は、次の部分です。
「日米両政府の壁の厚さを前に、苦しみはまだまだ続くでしょう。 しかしそれでも、やり遂げる価値がある。 それは次の世代のためだからです」
「そして全国の方々にも、もう、米軍の事件・事故が起こるたびに『沖縄はかわいそう』では済まないんだということを知ってほしいんです。 日米地位協定は国と国が結んでいる。 ”責め”は全国が負っている。 自分の子や孫が米軍に殺され乱暴され、日本国憲法で裁けない現実をしょうがないと思う日本人は一人もいないと思うんです」
「朝鮮戦争が終結するかもしれない中で、米軍がいる意味があるのでしょうか。 そのあり方を見直す時期にきているのではないでしょうか」
樹子さんは、ほんとに大切なことを勇気を持って、率直に語っていただいたのではないかと思っています。
そして、樹子さんが何よりも大切にしている次の次の世代の一人でもある、 6月23日、今年の沖縄「慰霊の日」に湊川中学3年生の相良倫子さん(14)が発表した「平和の詩」を読み直しました。
【相良倫子さんの詩の一節です】
私と共に今を生きる、私の友。 私の家族。
これからも、共に生きてゆこう。
この青に囲まれた美しい故郷から。
真の平和を発信しよう。
一人一人が立ち上がって、
みんなで未来を歩んでいこう。