i氏の海外生活体験記

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断熱圧縮空気蓄電システムの開発に着手

2015-06-22 23:47:59 | 下北の風力発電
6/19神戸製鋼所プレスリリースで伝えておりました。

-長寿命で信頼性・環境性に優れる「断熱圧縮空気蓄電システム」の開発に着手-

【風力発電の導入拡大へ向けた実証実験がスタート】

 早稲田大学スマート社会技術融合研究機構、一般財団法人エネルギー総合工学研究所、および株式会社神戸製鋼所は、共同で、長寿命で信頼性・環境性に優れる「断熱圧縮空気蓄電システム」の開発に着手しました。

 「断熱圧縮空気蓄電システム」は、電力を圧縮空気と熱の形で貯蔵し、必要に応じて貯蔵された圧縮空気と熱を使って発電するシステムです。汎用機器で構成されているため信頼性が高い、長寿命、希少物質を使用せず廃棄が容易、出力とエネルギー貯蔵量の組合せが自由、といった特長を有します。

 今回の開発は、再生可能エネルギー(特に風力発電)の出力変動の抑制や電力需要のピークシフト等の平滑化・平準化を目的としています。これは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「電力系統出力変動対応技術研究開発事業」の一環として実施するもので、開発対象技術の一つとして「断熱圧縮空気蓄電システム」が採用されました。2016年度にMWクラスの実証機の試運転を行い、2017年度以降の実証運転の継続と商品化を目指すものです。

 早稲田大学は、1882年創設の日本を代表する私立大学です。2014年にスマート社会技術融合研究機構を発足させ、スマートグリッドをベースとしたスマート社会に関する研究を牽引しています。今回の実証実験では、神戸製鋼の「断熱圧縮空気蓄電システム」を最適に制御するアルゴリズム開発と、実際に機器を制御するソフトウェアを担当します。

 IAEは、エネルギー技術の体系的基盤の確立・向上を図り、国民経済の健全な発展に寄与することを目的に1978年に設立され、シンクタンクとしての研究活動を鋭意続けています。今回の実証実験では、風力発電の出力変動緩和や計画発電化を実現するためのシステム設計、実証運転、評価を担当します。

 神戸製鋼は、1915年に国産初の高圧空気圧縮機を製作して以来、100年の歴史を有する圧縮機総合メーカーであり、神戸製鋼の圧縮機は国内外を問わずあらゆる産業にご利用頂いています。今回の実証実験では、オイルフリータイプのスクリュー圧縮機、スクリュー発電機、熱貯蔵タンク、空気貯蔵タンク等からなる機器製造を担当する予定です。

-引用終わり-

神鋼は地熱の温泉バイナリーでもコンパクトな発電機を開発していましたね。私は地熱の講演会で聞いたことがあります。今回は風力発電の変動抑制です。2016年のMW級の実証実験の成果が出てくれば、再生エネの普及も急速に進むことでしょう。

これは私が提唱している「下北再生エネルギー半島化プロジェクト構想」が大きく前進することにもなります。下北半島は再生エネの材料が満載な地域だと私は現在も確信しています。

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旬な柴崎効果

2015-06-22 14:45:24 | しもきた
6/22河北新報WEBで伝えておりました。

-柴崎選手とパス交換 J1鹿島選手ら招き教室-

 サッカーJ1鹿島の選手らを招いた少年サッカー教室が21日、むつ市のしもきた克雪ドームであった。青森県内の小学生ら約250人が、日本代表の柴崎岳選手(青森山田高出)ら一流プロの技術を学んだ。

 同市主催で8回目。柴崎選手のほか、土居聖真選手(山形市出身)、本山雅志選手ら豪華な顔ぶれが子どもたちを指導した。選手らは参加者と一緒にパスやドリブルの練習、ミニゲームなどをこなし、プロの技を披露した。

 参加した苫生小2年の奥野礼凰君(8)は「プロの選手は遠くまで蹴ることができて、すごかった。将来はサッカー選手になりたい」と話した。

 柴崎選手は取材に「たくさん練習をして、プロの選手を目指してほしい。青森から日本代表になるような選手が出てほしい」と子どもたちにエールを送った。

-引用終わり-

これは子供たちの一生の思い出になるでしょう。また、むつ市でスポーツ選手を目指す子供も増える可能性があります。こんな旬な話題がむつ市で欲しかったのですね。持続性の期待できる良い企画だと思います。

主催者は出来れば事前にサッカーのテクニックや柴崎選手の特集を組んで欲しかったですね。日曜日なので多分一般の見学希望者も沢山居たことでしょう。

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温泉熱利用の可能性

2015-06-22 00:11:23 | 下北の地熱発電

湯野川温泉濃々園に行ってきました。写真のムチュラン焼き物がカウンターに置いてありました。「ん、これはイケルぞ」とピンときました。ムチュラングッズの中ではピカ一だと思いますね。

「これ何処で売っていますか?」

「売り物じゃないんだよね」

「これ多分売れますよ」

「じゃー、話しておきますよ」


さて、風呂上り外を眺めると以前有った休眠中「温泉熱栽培ハウス」が取り壊されていました。

「あちゃー、勿体ないねぇ。市で買って生産者を募集すれば良かったのに。クラウドファウンディングで出来たかも」というのが私の感想でした。確か市の地熱利用のレポートでも湯野川は有望だ、という風に書かれていた記憶があります。

もし私なら「四季成りイチゴ栽培」が良いと思いますね。家庭菜園のイチゴは昨年7/6~10/21まで収穫出来ました。今年は6/9~で既に30個食べましたよ。今年は気候が良いようです。温泉熱ならXmasまで引っ張ることが出来るかも知れませんよね。

イチゴは栽培温度が少し低めの方が花が咲き易いです。下北の気候は四季成りイチゴ栽培に割と合っているような気がします。


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