i氏の海外生活体験記

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子育て支援、むつ市

2015-06-07 10:56:17 | しもきた
6/7東奥日報WEB社説で伝えておりました。

-地域、市民と連携し充実を/むつ市の子育て支援-

 むつ市が旧市役所庁舎の一部を改装して4月10日に開設した屋内遊戯施設「むつ市キッズパーク」の利用者数が、5月末時点で約8300人となった。開設前、市は利用者を年間で5千人程度とみていたが、予想を大幅に上回る形で市民に親しまれている。

 同施設は平屋で延べ床面積は約560平方メートル。明るく開放的なスペースに、軟らかい素材でできた大型ブロックやままごと遊びができるキッチンセットなどの遊具を置き、図書スペースや、地域の子育てサークル、子ども向けイベントなどの情報掲示コーナーも設けた。入場無料で気軽に利用できることから、小さな子どもを連れた親が次々と訪れ、定期的に利用する子育て支援団体も出てきている。利用者同士が悩みを語り合ったり、一般の利用者と子育て団体との接点も生まれている。

 この事業から見えてくるものは、遊休施設は使い方によって大きく生まれ変わるということ。もう一つは、多くの市民や団体がかかわってくる施設は、進化していくということだ。キッズパークは子どもの遊び場にとどまらず、孤立しがちな子育て中の親に安らぎを与える場、親同士や団体の交流の場としての役割も期待されてきている。

 今後はこの流れをさらに生かし、例えば市内各地域で活動している子育て支援団体やボランティアが連携して催しを行うなどの試みも考えられるのではないか。キッズパークを媒介に新たなネットワークが構築できれば、その活動は施設を飛び出して地域へも広がっていくだろう。

 同市でもう一つ注目される子育て支援事業は、4月下旬から募集を始めた「見守り隊」だ。学校の下校時間に通学路などを巡回してくれる地域住民に活動用のベストを貸し出すというシンプルな仕組みで予算額は16万円と少ないが、その意義は決して小さくはない。不審者による声掛け事案などの抑止が直接的な目的だが、むしろ活動を通じて住民の間に地域の子どもは地域で守るという共通意識が高まっていく可能性があることを重視したい。

 子育て支援をめぐっては、各自治体ともさまざまな課題があり、対策には多額の予算が必要な場合が多い。だが、知恵を絞って今ある資源を活用したり、地域力を発揮してもらうことで進められることもある。むつ市の二つの事業は、その事例となりそうだ。

-引用終わり-

私はこの「キッズパーク」のミニ版を各地で考えたらどうかと思います。遊休施設の使い方という事が書かれていますが、他の施設でもやり方が無いでしょうか。例えば「北の防人館」「克雪ドーム」での利用。川内で言うなら「旧保育所施設」利用などです。 「市営住宅撤去跡地」に児童公園を作るのも良いですね。

また「見守り隊」ですが、町でよく見掛ける「犬の散歩人」と「健康散歩人」にも「準見守り隊」の腕章を付けて貰ったらどうでしょうか。子供を見るだけでなく町の些細な気づきをメモるだけでも面白いでしょう。結構いろんな効果が出てくると思いますよ。健康マイレージと連動させれば商品券もゲット出来るし・・・。

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