i氏の海外生活体験記

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<part4>しもきた

田んぼアートはお手本

2015-05-31 23:57:08 | あおもり
5/31NHKニュースWEBで伝えておりました。

-田んぼアートで田植え-

 田んぼをキャンバスに見立て、色とりどりの稲を植えて巨大な絵を表現する「田んぼアート」の田植えが31日、田舎館村で行われました。田舎館村の田んぼアートは、緑や紫、黄色といった色とりどりの稲を植えて、巨大な絵を表現するものです。

 31日は、田植えに参加しようと、村役場そばの15アールの水田に、地元の田舎館村のほか、青森市や弘前市などからおよそ1700人が集まりました。

 ことしの題材は、アメリカの南北戦争の時代に生きた女性の波乱万丈の人生を描いた「風と共に去りぬ」で、参加した人たちは、県内で広く作られている「つがるロマン」のほか、紫色や黄色の葉をつける古代米など7色10種類の稲の苗を手にとって、くいとひもで決められた場所に植えていきました。

 中には、慣れないこともあって、泥に足を取られそうになりながら、田植えをする人の姿も見られました。弘前市の小学5年生の女の子は、「田んぼの中を歩くのはちょっと気持ち悪かったですが出来上がった絵を見るのが楽しみです」と話していました。

 田舎館村の田んぼアートは稲が伸びて絵がくっきり見える7月中旬ごろから8月中旬ごろまで見頃を迎えるということです。

-引用終わり-

私はこの「田んぼアート」の発案者は天才ではないか、と思いますね。生活に根差している視点が素晴らしいですね。これは田植えだけでなく、確か稲刈りにもボランティアを募集しますよね。

外国人観光客が喜びそうな緻密で土臭い「クールジャパン」です。

私はベトナムの空港付近で広まらないかなぁ、と目論んでおります。



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新風、下北ドボジョ

2015-05-31 22:39:22 | しもきた
5/30河北新報WEBで伝えておりました。

-下北ドボジョ、小中生向けの副読本作成-

 建築、土木分野を目指す若者を増やそうと、青森県下北地域県民局が小中学生向けの副読本づくりを始めた。編集作業に携わるのは地元の建設業などで働く土木系女子「ドボジョ」。女性の視点で分かりやすく土木施設などを紹介するとともに、業界のイメージアップを狙う。

 1回目の研修会が26日にあり、建設会社や測量会社、市町村に勤務する女性21人が参加。むつ市にある漁港、農村公園などを見学した。ダムでは高さ55メートルの堤体の中に入り、施工業者の担当者から説明を受けた。

 測量士補の資格を持つ山下亜実さん(21)は「施設を実際に見学し、詳しい説明も聞けていい経験になった。副読本は子どもたちに土木施設が『すごい』と思ってもらえるような内容にしたい」と笑顔で話した。

 県民局によると、下北地域の高校には建築科や土木科がなく、県内他地域と比べて地元出身の若手技術者が少ない。小中学生のころから地域の土木施設や建設業界に慣れ親しんでもらい、将来の技術者増につなげたい考えだ。

 女性らは7~8月に意見交換会に参加し、9月までに副読本の完成を目指す。秋に実施予定の子ども対象のバスツアーで副読本を配布し、女性らがガイド役となって、土木施設などを案内する計画だ。

 本年度の予算額は250万円。2カ年事業で、来年度は副読本の改訂などを予定する。県民局の担当者は「10年後を見据え、人材確保につなげたい。参加者同士の交流や連携にも期待したい」と話す。

-引用終わり-

実は私も土木工学科出身なので「土木技術者増に繋げたい」という気持ちは良く分かります。就職で東京の設計事務所の面接に行きました。

「君はなぜ設計事務所を希望したんですか?」

「橋を設計したいのです。支承のような人間になりたいんです」と訳の分からない回答をした記憶があります。

その背景は、小さい頃、親戚のオジサンが「川内の橋を架け替える工事なのに、地元で資格を持っている人さえ居ないんだよ」という言葉が忘れられないのでした。

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