5/30河北新報WEBで伝えておりました。
-下北ドボジョ、小中生向けの副読本作成-
建築、土木分野を目指す若者を増やそうと、青森県下北地域県民局が小中学生向けの副読本づくりを始めた。編集作業に携わるのは地元の建設業などで働く土木系女子「ドボジョ」。女性の視点で分かりやすく土木施設などを紹介するとともに、業界のイメージアップを狙う。
1回目の研修会が26日にあり、建設会社や測量会社、市町村に勤務する女性21人が参加。むつ市にある漁港、農村公園などを見学した。ダムでは高さ55メートルの堤体の中に入り、施工業者の担当者から説明を受けた。
測量士補の資格を持つ山下亜実さん(21)は「施設を実際に見学し、詳しい説明も聞けていい経験になった。副読本は子どもたちに土木施設が『すごい』と思ってもらえるような内容にしたい」と笑顔で話した。
県民局によると、下北地域の高校には建築科や土木科がなく、県内他地域と比べて地元出身の若手技術者が少ない。小中学生のころから地域の土木施設や建設業界に慣れ親しんでもらい、将来の技術者増につなげたい考えだ。
女性らは7~8月に意見交換会に参加し、9月までに副読本の完成を目指す。秋に実施予定の子ども対象のバスツアーで副読本を配布し、女性らがガイド役となって、土木施設などを案内する計画だ。
本年度の予算額は250万円。2カ年事業で、来年度は副読本の改訂などを予定する。県民局の担当者は「10年後を見据え、人材確保につなげたい。参加者同士の交流や連携にも期待したい」と話す。
-引用終わり-
実は私も土木工学科出身なので「土木技術者増に繋げたい」という気持ちは良く分かります。就職で東京の設計事務所の面接に行きました。
「君はなぜ設計事務所を希望したんですか?」
「橋を設計したいのです。支承のような人間になりたいんです」と訳の分からない回答をした記憶があります。
その背景は、小さい頃、親戚のオジサンが「川内の橋を架け替える工事なのに、地元で資格を持っている人さえ居ないんだよ」という言葉が忘れられないのでした。
-下北ドボジョ、小中生向けの副読本作成-
建築、土木分野を目指す若者を増やそうと、青森県下北地域県民局が小中学生向けの副読本づくりを始めた。編集作業に携わるのは地元の建設業などで働く土木系女子「ドボジョ」。女性の視点で分かりやすく土木施設などを紹介するとともに、業界のイメージアップを狙う。
1回目の研修会が26日にあり、建設会社や測量会社、市町村に勤務する女性21人が参加。むつ市にある漁港、農村公園などを見学した。ダムでは高さ55メートルの堤体の中に入り、施工業者の担当者から説明を受けた。
測量士補の資格を持つ山下亜実さん(21)は「施設を実際に見学し、詳しい説明も聞けていい経験になった。副読本は子どもたちに土木施設が『すごい』と思ってもらえるような内容にしたい」と笑顔で話した。
県民局によると、下北地域の高校には建築科や土木科がなく、県内他地域と比べて地元出身の若手技術者が少ない。小中学生のころから地域の土木施設や建設業界に慣れ親しんでもらい、将来の技術者増につなげたい考えだ。
女性らは7~8月に意見交換会に参加し、9月までに副読本の完成を目指す。秋に実施予定の子ども対象のバスツアーで副読本を配布し、女性らがガイド役となって、土木施設などを案内する計画だ。
本年度の予算額は250万円。2カ年事業で、来年度は副読本の改訂などを予定する。県民局の担当者は「10年後を見据え、人材確保につなげたい。参加者同士の交流や連携にも期待したい」と話す。
-引用終わり-
実は私も土木工学科出身なので「土木技術者増に繋げたい」という気持ちは良く分かります。就職で東京の設計事務所の面接に行きました。
「君はなぜ設計事務所を希望したんですか?」
「橋を設計したいのです。支承のような人間になりたいんです」と訳の分からない回答をした記憶があります。
その背景は、小さい頃、親戚のオジサンが「川内の橋を架け替える工事なのに、地元で資格を持っている人さえ居ないんだよ」という言葉が忘れられないのでした。