いやいや当初はこんなに増えるとは思っていませんでした。予想を遥かに超える異常なレストランの数です。今年に入ってからも既に20件増えました。年増加率30%を軽く超えています。これはトリップアドバイザーに登録されている数なので実際はもっと多いでしょう。もちろん廃業するお店もありますので如何に新装オープンが多く続いているかです。今年はダナン国際空港の拡張やAPEC会議などイベントも多いのでサービス業が加速度的に増えています。ただ日本人の観光客を街であまり見掛けなくなりました。成田~ダナンの直行便で多く来ているはずですが・・・。きっとホイアン、ミーソン、フエの世界遺産見物に忙しいのでしょう。
ベトナムに来てます。先ずもって驚いたのは店の名前とメニューを変えていました。当店は「ダナンスシバー」から「東京フードガーデン」を経て「フードガーデン」に、義兄の所は「韓国レストラン」から「フードマーケット」へ変えていました。メニューも少し増えています。Tra sua(ミルクティー)11種と韓国料理が増えています。義兄の所はタイ料理とイタリア料理が入っています。従業員も入れ変えがあり、ハノイから身内親戚が入りました。私は試作のタイ料理やスペシャルドリンクを出される度に知ったかぶりで何かコメントをしないとなりません。好みの違う日本人に聞いても、と思うのですが・・・。そのうちフードコンサルタントを名乗るかも知れません。
ダナンのホテルの事をちょっと聞かれましたので、当店の後ろ徒歩1分の最新ホテルを調べてみました。Han River Hotelと言います。今年春のオープンで20階くらいの大きなビルです。最初は中国、韓国のお客さんが観光バスで乗り付けているので、朝からあまりウルサクしないでほしい、と思っていました。ここにきて日本人(前の会社の知り合い)も泊まっていたようなので調べてみました。価格は結構安い方です。韓国人が多かったので高くはないと思っていましたが。Tripadvisorで1部屋大人2名朝食付4,757~16,562円ですね。最多価格帯は5,000円台です。部屋、設備は新しく、屋上にプールもあるようです。ただ問題は隣との壁が薄いようだ、というコメントがありました。私は壁が問題というより、ドアを開けっぱなしで話をする外国人が向いの部屋で無い事を祈ります。トウモロコシ型のダナン市役所にも徒歩2分で川沿い散策にも便利な場所です。何より天気が悪かったり、会話が不得意だったり、味や値段に不安のある人は迷わず当店「東京フードガーデン(ダナンスシバー改め)」にお越しください。・・・店の宣伝に使ってしまいました。
11月9日より「ダナンスシバー」から「東京フードガーデン」に店名を変えました。青森が名称に入らないのは寂しいですが、取りあえずショウがありません。先ほど中学生の誕生パーティで新メニューが12個出たようです。MY BAYと言っています。私もまだ食べていません。49,000ドン(250円)です。私は12月までお預けです。日本からざる容器を買ってきてほしい、と連絡が入りました。
朝から従業員一同居ないのでおかしい、と思っていたら、「健康診断で病院に行っていた」という事でした。
良く聞くと「レストラン従業員は皆健康診断書が無いと店が罰金取られます」と。見てみると顔写真と割り印が押してあり、項目毎に簡単なコメントもあり、総合評価がⅠ~Ⅲで付いています。ベトナム嫁は評価Ⅱで虫歯が1本と非力(多分握力とか腕立てとか)のためⅡらしいです。更新は1年毎で継続していきます。
義兄が言うには「ベトナムはこれで役所と病院にお金入るね」という事らしい。確かに転職率の高いベトナムで考えると健康診断費用も頻繁に掛かるでしょう。何より役所の「罰金」が非常に怖いです。思うに正規の金額以上を要求されるのではないでしょうか。
この仕組みを全国一の短命県青森で実施したら短命県を抜け出せるかも・・・。
お昼ご飯にお店に来た母親と子供の様子がどうもおかしい。
子供が凄味を効かせて母親に何か怒鳴っている。
ダダをコネているのでは無く、明らかに威嚇している。だみ声だが良く聞くと子供の声は日本語だ。見ると4~5歳くらいの男の子だ。
「言葉が分からないとナメンナヨ。この紙に文句めちゃくちゃ書いてやるからな。食いもんなんか何もいらねぇ」と。
母親はベトナム人らしい。顔立ちはキレイだが幸が薄そうだ。何も反論しない。
他のお客さんも居るので、その子供に近づき日本のお菓子を「ハイッ、これプレゼンとね」と言って渡した。日本人のオッサンが居てビックリした様子だった。子供は「キョトン」として反射的に「ありがとうございます」と言った。
何か家庭の事情でも透けて見えるような・・・。
これも今のベトナムと日本の家庭関係の一コマではある。
フェスも3日目、当露店「ダナンスシバー」も最終日になりました。写真のように今回は頭から「巻き寿司パック」と人気の「トッポギ」を最前列に置きました。これはこれで良かったです。お客さんの行動を時間帯で見る事も重要ですね。
さて、お客様から色々お声を掛けられましたが、一番多かったのはベトナム人から「あなた日本人ね」です。勿論ベトナム語で聞いてきますが、中にはカタコトの日本語を試すかのように日本語で聞いてくる人も居ましたよ。
それにしても、コスプレ集団のパワーはすごいものがありました。既に追っ掛けカメラ小僧を従えて移動している女の娘たちも居ました。当店に陣取ったときはハッキリ言うと「他のお客様に邪魔になるから早く移動して」と思いましたが、同時に一般客もこの変なコスプレ集団の写真を撮るために足を止めていました。
2日目は土曜日という事もあり、特に親子連れが多かったですね。ベトナムの平均年齢は29歳と言われています。ベトナムの勢いはあと20年は固いと言われる所以です。
文化交流の出し物も年々洗練されてきていると感じます。今回創作パフォーマンスが多かったように思います。また、写真のようにコスプレで参加型のお客さんも目立ちました。ベトナム人は兎に角、子供から大人まで写真が大好きなのです。オカシナ言い方ですが、彼らは「シャイな目立ちたがり屋」と思います。
当露店「ダナンスシバー」も1日目の反省をして2日目は「持ち帰りパック」を並べました。やはり「スシをメニューで選ぶ」という事に慣れていない人も多く、目の前のパックを見て購入する人も多数いました。3日目は頭から「巻き物パック」を導入する予定です。
初日の露店「ダナンスシバー」は無難にスタート切りました。
まだ明るい時間帯はフェスの入場者数も少なくどうなるかと思いましたが、日が落ちてから混雑してきました。まぁ、単純に暑い時間帯はベトナム人も外に出ないのですね。
当店に取ってラッキーもありました。隣のブースがお休みだったのです。スペースの余裕が出来ました。
浮世絵掛軸やネブタタオル、富士山暖簾、大間マグロ鉢巻、2mとミニ鯉のぼりとフンダンに使わせて頂きました。記念写真を撮っているお客さんも居ましたよ。
本日7/29から31までダナンで日越文化交流フェスティバル2016があります。今年で3回目で年々規模が大きくなっています。
当店「ダナンスシバー」も今年は意を決して参加エントリーしました。
露店設営に従業員たちが準備に大わらわです。
回りのブースの人たちは「ここまでやるか」と唖然としています。ここにきて2mの鯉のぼりが役立つとは思いもしませんでした。
さて、17時からいよいよ始まります。
-本県水産物を比国に売り込みへ/県輸出促進協-
県や県内輸出関係団体などで組織する「県農林水産物輸出促進協議会」は本年度、フィリピンで初めて、本県水産物の販路開拓に向けた市場調査や商談会を行う。23日、青森市の青森国際ホテルで開いた同協議会総会で、本年度の事業計画に盛り込んだ。
-引用終わり-
このブログでも伝えている通り、現在ベトナムでは北中部の海の魚大量死の影響で飲食業、観光業が大打撃です。調査中という「金属汚染の噂」の続報が入ってきません。
そのため、当店「ダナンスシバー」では「韓国料理」を取り入れ、更に「カフェメニュー」も研究中です。幾分、客足は戻りつつありますが、近海の刺身、寿司はダメです。(2016.5新しいメニューはフォトチャンネルご参照)
記事の「青森の水産物」は喉から手が出てくるほど入手したいモノですね。こんな時だからこそ。
さて、ベトナムでは国民の平均年齢が若いので結婚式が多くあります。私も呼ばれることがあるのですが、食べ物がイマイチなんですね。お祝い金の相場が安い(多分千円~2千円)こともあり料理も比較的安上がりです。でも出席者は非常に多いですよ。毎月呼ばれるくらい結婚式は多いのでお祝い金だけでも大変なのです。
そこで、この結婚式を利用して「日本料理のマーケティング」が出来るのではないかと常々思っていました。彼らはコースの料理を食べ終わると「そそくさ」と帰ってしまいます。式の最後まで居ないのです。一品だけ「日本料理」を出して評判を聞いてみるのが良い方法です。多分アンケートとか取らなくてもその場でfacebookで広まると思います。
「陸奥湾のホタテ」を試してみたいなぁ・・・。
5/6ベトジョーが伝えておりました。
-16年度訪日プロモーション、地方へのツアーを促進-
日本の観光庁は、2016年度の訪日プロモーション方針を発表した。ベトナム市場では、富裕層及び中間所得層、また20歳代の若年層を主要ターゲットとして、◇キャンペーン、◇セミナー・商談会、◇イベント、◇ベトナム語での情報発信などの各種プロモーションを展開する。
最大ボリューム層の富裕層及び中間所得層に対しては、「日本の四季」と「自然景観(桜、紅葉、夏季の花、冬季の雪景色など)」を訴求テーマにプロモーションを行う。また、潜在的ボリューム層の20歳代の若年層に対しては、「日本の最新文化(ファッション、都市観光、ショッピング、ポップカルチャー、日本食など)」を訴求テーマとする。
2016年度の基本方針によると、訪日シーズンのピーク期に当たる桜の4月と紅葉の10月に加えて、ベトナムの旅行シーズンとなる1月~2月のテト(旧正月)の時期にもプロモーションを行う。
また、ハノイ市とホーチミン市のほか、2014年7月に直行便が就航した南中部沿岸地方ダナン市でのプロモーションも引き続き強化していくと共に、現在の主要訪問地となっている東京、大阪、ゴールデンルート以外の中部及び九州など地方へのツアー造成を促進する。
2015年の訪日ベトナム人数は前年比+49.2%増の18万5395人に上り、過去最高値を記録した。訪日ベトナム人数は訪日外国人数1973万7409人の約0.9%を占め、2015年時点で第15位の市場となっている。
なお、日本政府は2月15日からベトナムとインドの国民に対する短期滞在数次査証(マルチビザ)の緩和措置を開始し、有効期間を従来の最長5年から最長10年に延長している。
-引用終わり-
結論から言いますと、多分、次はベトナムでしょう。中国、韓国、台湾も悪くありませんが、次はベトナムです。観光庁はようやく動き出しましたが、遅いくらいですね。
私の推奨するベトナム人の訪日観光「青函下北魅惑の旅」は意外と早期に爆発するかも知れませんね。私の提案の特徴は「旅行者の満足度のみならず、地域活性化に確実に繋がる提案」という点です。これが上手く行けば多分ビジネスへの展開も開けることでしょう。
さて、詳細はこれからですが、7月29日~31日のダナンフェスティバルの露店に当店+姉妹店(韓国料理)で応募しました。現在、魚の大量死問題で大打撃を受けているダナンですが、韓国料理店や焼肉BBQ店などは好調の様です。当店も韓国料理も取り入れましたので、魚騒動にめげることなく頑張っていきます。
-ダナン:無料トイレ検索アプリが登場、観光客向け-
南中部沿岸地方ダナン市ハイチャウ区企業協会は、同市で観光客向けに提供する無料トイレの検索アプリ「Thoai mai nhu o nha - Comfort as home(『家のように快適』の意)」を発表リリースした。同アプリの登場は、同市で2015年4月から展開している観光客の便利性向上を目的としたトイレ無料開放プロジェクトの一環。
同アプリを使うことで、観光客は同プロジェクトに参加しているレストランやホテル、カフェなどが無料で開放するトイレの場所を検索することができる。無料トイレを提供している全ての場所が地図上に表示されるため、観光客は現在地に最も近いトイレを探せる仕組みだ。
現在までに、同市のほか、北中部地方トゥアティエン・フエ省や同はティン省、南中部沿岸地方クアンナム省で150か所のトイレが無料で開放されている。なお、同サービスの目印は、「スマイルマーク」のロゴシール。このロゴシールの貼られた店舗やホテルでは、無料でトイレを利用することができる。
-引用終わり-
当店「ダナンスシバー/日本と韓国の料理」も同じハイチャウ区にあります。ちょっと試しに申し込んでみようかと思います。店の1階と2階に男女別でそれぞれトイレはあります。
そこで例によってアイデアですが、日本のトイレはおもてなし世界一だ、という事をご存じでしたでしょうか。海外でホテル以外の施設にいった事がある人には納得して頂けるでしょう。バリアフリー、清潔、優しい機能と群を抜いています。優しい機能はお金が掛かりますので順次考えるとして、トイレを日本のテーマパークにしてみようかと思います。
ブルーレットのシリーズは当店でも好評です。また、トイレに折鶴を下げたら従業員が笑っていました。
さて、本日も朝からトラブルがありました。いつものように朝ごはんのフォーを食べに出ると「ちょっとちょっと」と呼び止められました。直ぐ近くのカラオケ付きカフェの女主人です。
「カラオケが公安からストップが掛かったのは、あなたがウルサイと告げ口したのでしょう」
老舗のカフェではありますが、治安や景観を重視するダナン公安が施設に対して最近指導強化している、とベトナムニュースでは書いてありました。明らかに言いがかりですが、何時だったかカラオケでどんちゃん騒ぎが12時過ぎまで続いて安眠妨害の時にお店に「静かにしてくれ」と嫁が電話した事がありました。日頃ダナンに居ない女主人はこの話を従業員などから聞いたのでしょう。それで多分公安にも告げ口したのだろう、と。
実はここのカラオケは「韓国と日本の曲がある」という看板を出していましたがお客はサッパリでした。カラオケ客とのトラブルで夜間に汚物を玄関にかけられる、という事もありました。役所施設の多いこの界隈で静かな10時以降に騒音の発生源になるのはこのお店のカラオケだけです。告げ口するまでもなく公安が巡回すれば直ぐに気が付く事です。
朝ごはんが少々マズくなりました。
嫁に「日本のお菓子を持って「ウチは公安になんか告げ口していないよ」と言いに行こうか」と言うと、「ダナンの人ではないし、連休にたまたま来て言い掛かり付けているだけ。ほっとけばいいよ」
しかしながらベトナム人はお喋りで噂好きなので、嫁も見ていた従業員たちも「あっと言う間」に広めてしまうのでした。