じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「ピースメーカー」を観る

2018-01-18 00:58:14 | Weblog
☆ 映画「ピースメーカー」(1997年)を観た。

☆ ロシアで核弾頭が強奪される。誰が、何のために。そして核攻撃のターゲットは。ホワイトハウススタッフの科学者(ニコール・キッドマン)とロシア通の将校(ジョージ・クルーニー)が解決に挑む。

☆ 指揮官が直接犯人を追うというのは、現実にはありえないが、まぁ良しとするか。細かな点では突っ込みを入れたくなる場面もあったが、列車を使ったスタントやロシアーイラン国境でのヘリコプターとトラックの攻防、ニューヨークでの犯人追跡の様子などはなかなか大がかりだ。

☆ ドラマ「ER」を手掛けたミミ・レダー監督の作品。それで、ジョージ・クルーニーなのかな。「ER」の中では、産科の支援が得られず、グリーン先生が悪戦苦闘の末、「ER」で赤ん坊を取り出す回が印象に残っている。母親は助からず、グリーン先生はやがて訴えられるんだったかな。

☆ さて、「ピースメーカー」とは、字幕で「平和の使者」と訳されていた。それぞれの勢力に武器を渡して内戦を助長し、それから一転、「平和の使者」の顔をして都合よく国境線を引く「超大国」への皮肉が込められていた。
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2 コメント

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Unknown (ねこあたま)
2018-01-18 05:46:34
「ピースメーカー」という言葉ですが、第二次世界大戦後のアメリカで作られた世界最大のレシプロ爆撃機の愛称がそんな名前でした。
圧倒的軍事力を根拠に、「平和を維持」しようとする大国のエゴを感じます。それを中国がやろうとするのですから、ローマ時代から権力者の発想は変わらないのかもしれません。
Unknown (じゅくせんまさや)
2018-01-18 07:26:00
パクスロマーナ、パクスブリタニカ、パクスアメリカーナそして、パクスシエナですかね。

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