じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「龍馬伝」最終回

2010-11-28 21:07:42 | Weblog
★ 「龍馬伝」最終回を観た。結末はわかっていても、やはり感動する。

★ 「わしは、自分の命を使いきったかのう」と龍馬。このセリフは、矢吹丈にも通じる。

★ 命を使いきる、真っ白な灰になるまで戦う。そんなことは簡単にできることではない。できることではないがゆえに、あこがれるのであろう。

★ 私は司馬遼太郎作「竜馬がゆく」の最後の語りが好きである。「天には意思がある」の一節である。あまりにも奇跡的なこの人物を描き切ったとき、司馬を以てして「天に意思がある」と言わしめたのだ。

★ 時代の変動期にはこうした奇跡が起こるのかもしれない。

★ いや、その時代には何百、何万もの「龍馬」がいたのだ。志をもって時代を生き、そして草莽の志士として消えていったのだ。

★ 最終回の後半。龍馬は武市、以蔵、高杉を思い浮かべて盃を交わすシーンがあった。あれは志半ばにして倒れた幾万の志士への盃だったのかもしれない。

★ 「龍馬伝」の人気は龍馬を演じた福山氏の熱演によるところが大きいが、閉塞感が色濃く漂うこの時代に、何らかの突破口を求めている人々の「志」が、新たな時代を切り開くべく躍動を始めているのかも知れない。

コメント

「カプリコン1」

2010-11-28 02:09:25 | Weblog
★ 「カプリコン1」を観た。火星探査計画にまつわる政治的陰謀の話。

★ そう言えば、米ソ冷戦の時代、「アポロ」が月へ行ったということも、どこかのスタジオで撮影したものを放映しているのではと言われたことがあった。

★ エンディングは消されたはずの宇宙飛行士が「告別式」に登場するシーンで終わっているが、もし現実の話なら、これから先が大変だろうね。

★ NASAや軍が絡んだ大陰謀事件に発展するんだろうね。

★ この映画はフィクションだが、政府やマスコミが世論操作をしようと思えば案外簡単にできてしまうのではと思った。

★ 今更ながら、小泉元総理はワンフレーズをうまく使ったなぁと思う。これからリーダーになる人はメディアをいかに利用するかをもっと研究する必要があろう。

★ 一方国民は、世論操作に騙されない眼を持つ必要がありそうだ。
コメント