じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

大学の厄年

2009-07-09 11:08:15 | Weblog
★ 大学にも厄年があるのだろうか。母校のことである。

★ 学生の破廉恥な事件で世間を騒がせ、その責任をとって学長が辞任表明。今後他の管理職にも処分があると言う。

★ 国立大学の学長の辞任と言えば、東大紛争の際、東大総長が辞任したという以外記憶にない。同じ辞任でも、「革命」と「下ネタ」の違いは時代の趨勢か。平和国家万歳と言うことか。

★ 学長の辞任と言っても門外漢にはピンとこない。学長選をめぐる権力闘争は小説ネタにも取り上げられるが、学長と言うのはそれほど魅力のある地位なのだろうか。

★ 経営トップの謝罪、辞任ばかり見ていると、雇われ経営者の悲哀を感じる。アメリカのように経営者に巨額の報酬が支払われるなら、あるいは黎明期の資本主義社会のように、創業に意欲を燃やすならともかく、在任中の日々の無難だけを願うなら経営者と言う仕事は過酷だ。

★ 位階勲等で動機づけられる時代でもない。

★ 話がそれた。学生の不祥事にいちいち大学が謝罪していたのではキリがないと思うのだが、世間様にタテでもつこうものなら、世の中にウヨウヨ漂流している不満分子たちが、ここぞとばかりに鬱憤をぶちまける。こんな時代に生きていくためには、謝罪もまた危機管理のワザなのか。

★ 母校では、学生が新型インフルエンザに感染、今年2回目の休校措置がとられた。踏んだり蹴ったりの2009年となりそうだ。 

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