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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

テニスボール

2013-07-25 08:28:18 | 日記
先日、我が家に家族が1人増えた。待望の長男誕生、これで一姫二太郎、親思いの子供たちである。2歳の上の娘は「赤ちゃんを抱っこして海に行くの」と下の子が産まれる前からはしゃいでおりその姿が微笑ましい。

これは上の子が産まれた時の話である。この子が産まれた時は予定日から10日以上遅れたため陣痛促進剤を使用するXデーが告げられ、里帰り出産ではあったが幸運にも立会うことができた。
妻が出産した病院では夫が立会うには2時間程度の講習を予め受けなければならない。私も講習を受けたが、出産までの心構えから沐浴の仕方と内容が幅広く、立会いに必要な肝心なことはあまり覚えていない。覚えていたのは『呼吸法』と『テニスボールでおしりを押す』こと。どちらも陣痛によるいきみを逃すために大切なことだと教わった。
講習会の帰り道「わざわざテニスボールを買わないよねー」と笑いながら話して帰ったが、ある日仕事から帰ると真新しい黄色の公式球。妻はかなり気になっていたようだ。

Xデー当日はお休みをいただき、早朝に車で急ぎ病院へ向かった。病院へ着くと義母と入れ替わりで妻に付き添う。朝、促進剤の薬を飲んだようだが陣痛はまだ微弱。「間に合ったー」と一息つく。
「あっ!!」。そこでテニスボールを家に忘れてきたことに気付いた。狼狽する自分が滑稽でつい笑ってしまう。私の方がテニスボールのことを気にしていたらしい。

午後に入り点滴に変えた途端激しい陣痛に変わった。まずは『呼吸法』でいきみを逃す。呼吸の仕方は段階により変わるのだが、覚えていたのは「ヒッヒッフー」のみ。
「ヒッヒッフー」で何とかなっていた痛みはやがてこちらの呼びかけに答えられないほど強くなった。ここでテニスボールの出番、だがここにはない。仕方なく握りこぶしで赤ちゃんを戻すようにおしりを押してあげる。
効果絶大!!!あんなに苦しんでいたのに嘘のように落ち着いた。
開発作業もそうだが、人の役に立っていると思えるとなんだか嬉しい。やや悦に浸りながら何度か繰り返していたが、ふとあることに気付く。
「陣痛の間隔がやけに短い!」改めて測ると間隔は30秒をきっている。急ぎナースコールで陣痛の間隔を伝えると看護師が何人か飛んできた。妻の状態をみて即分娩室へ。
病室で耐えに耐えたおかげか分娩室に入ってから5分も経たずに出産が終わった。安産である。本当によく頑張ってくれた、感謝である。


我社の出産ラッシュはまだまだ続く、このブログが新米パパ・ママの参考になってくれれば幸いである。3年越しの出番を迎えたまだ新しいテニスボールもよろしければ。(ほ)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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