飲み屋のハシゴで考える景気観

先日の土曜日に友人を飲み屋をハシゴしている途中に株の話しになった。何やらその場に居ない友人がずいぶん前に買った株が下がり続け大きな損を出していて、アベノミクスに乗っかってジワジワと上昇傾向にあるらしい。ただ、最近の急上昇と急下降を繰り返す相場に合わせて、1週間の内でも顔が青くなったり赤くなったりするので会う度に面白いのだそうだ。

このところアベノミクスと言われて株価が上がっている。円安の恩恵を受けてガッツリ利益が増えた企業も多数あるだろう。子育て世代のベースアップを実施した企業もあちらこちらに現れ始めてた。本当に一般的な家庭にまで影響がでるまでにはまだまだ時間は掛かりそうだが、世間を覆う空気感は悪くないように思える。

土曜日は1件目でお腹をいっぱいにしてしまったので、腹ごなしに夜の飲み屋街を徘徊しながらお店とお客さんをだいぶ観察した。ここは今度来よう、とか、ここ行列が出来てんじゃん、なんて言いながら30件以上のお店を見て回った。

しらふに戻って思い返してみると、ダントツお客さんが入っていたのが立ち飲みスタイルのお店。お店の中はぎゅうぎゅうっと音が聞こえそうなほどの満席でお店の外にビールケースで簡易テーブルを作って飲んでいるお店もあった。立ち飲みのお店は値段も割安な場合が多いので株価の上昇に合わせて財布の紐がゆるくなっている訳ではなさそうだ。

次にお客さんが入っていたのが比較的高そうな佇まいのお店。間接照明で店内がほの暗くなっていて外からの視線が気にならない様に、しかも外からは店内の様子がある程度分かるようになっているようなそんなお店。お腹いっぱいだったのでそういうお店で酒だけ飲んでちょっと気の利いた肴で飲もうと思ったらどこも満席で全滅だった。飲み屋街にも2極化の波が到来しているようだ。

その他はどこもポツポツと言ったところだが、立ち飲みでも高級店にも見えないお店でものすごい賑わいを見せていたお店もあった。大概は何か特色があるお店で、そこじゃないと食べられない料理があるようだ。企業も飲み屋さんも専門特化していくと他とは違う生きる道があるようだ。

結局、そのあと2件目は勝手知ったる地元に戻ってラーメン屋さんで飲んだくれる、しかもラーメン食べず、というとても迷惑な客になったのだが、そのあたりからの記憶があやふやなので、きっとそのお店の景気には大いに貢献したはずだ。(野)

monipet
　　動物病院の犬猫の見守りをサポート
　　病院を離れる夜間でも安心

ASSE/CORPA
　　センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
　　「できたらいいな」を「できる」に

OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
　　短納期HEMS開発をサポート！

GuruPlug
　　カードサイズ スマートサーバ

株式会社ジェイエスピー
　　横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
　　製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業